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毎日を自分らしく過ごすためには、誰にどう見られるかも大切ですが、まずは自分がそれを着て心地よくいい気分でいられるかどうか。ひとつひとつのアイテム選びも自分を表現するもの、そんなクローゼットだからこそ開けるたびにHappyな気分にさせてくれる「私らしさ」が詰まった場所にしてみてはどうでしょう。
自分の好きなスタイルを本や雑誌でイメージし、常に自分の「好き」という素直な気持ちに従い物を選んでいくと良いです。その時に、雑誌の切り抜きなどを集めてノートなどに貼っておくと、自分のなりたいイメージや好きなテイストが分りやすくなると思います。
まずはクローゼットの中を全て出し、アイテム別に「好き」なモノだけを選んでいきます。分らなければ一度鏡の前で合わせて着てみると、着心地やスタイルで「好き」かどうかの判断が付きやすくなります。
好きではないモノ、何年も使ってないモノでなかなか捨てられないモノは、状態の良いアイテムであれば「売る」「譲る」など上手に手放していただくとよいでしょう。
選択が終わったら次に、ハンガーに掛けていきますが、ポイントはハンガーを揃えることです。同じハンガーで統一することで洋服の面が揃い美しく、見やすく、選びやすくなるのです。掛ける収納は洋服を選ぶ時も戻す時も、スムーズで時短収納にもつながります。
ブラウスやワンピースは滑りにくい薄いハンガーを使い、コートやジャケットには型が崩れにくい肩幅が広めのハンガーを選ぶとよいでしょう。
ハンガーもアイテムによって使い分けることがポイントです。
美しく見せる収納のポイントは、ハンガー同士の間隔をあけて、アイテムごとにグラデーションになるよう掛けていくとショップのようなクローゼットが出来上がります。
ニットやカットソーは、掛ける収納にしてしまうと伸びたり、形が崩れやすくなるため、畳む収納がおすすめです。その際、衣類を重ねて収納すると下の衣類は取り出しにくくなるので、仕切りを入れて「立てる」収納にしていただくことで、ひと目で見渡せてアイテムが選びやすくなります。
カットソーなどの自立しにくいものは、ブックスタンドなどを間に挟むことで倒れず、見た目も美しく収納することができます。
バッグの収納は、自立させることで形を保ち、美しく見せることができます。ファイルボックスを使うよりも、不織布に新聞紙や紙などの湿気を吸ってくれるものを詰めて、それをバッグに入れて自立させると良いでしょう。また、革のバックはたまに専用クリームなどでお手入れしてあげると艶が出て品よく使えると思います。こうやってお気に入りのものを丁寧に扱うことでアイテム自体にも愛着がわいてくることでしょう。
アイテムがきちんと管理されることで、自分にとって何が必要か、自分に合うものはどういうスタイルなのか、同じ色や素材ばかり選んでいないかを見直すこともできるため、クローゼットの中がよりシンプルになります。
クローゼットの整理は自分自身と向き合うということです。つまり「なりたい自分」を表しているのです。
自分の「好き」だけが詰まった美しいクローゼットは、開けるたびにワクワクし、今日は何と何を合わせようかなと日々のオシャレを心から楽しめるようになり、大人女子度が上がることでしょう。
この記事のライター
赤工友里
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名古屋市出身。大阪芸術大学卒業後、舞台に関わった後、大手アパレル企業に就職。結婚後はワーキングマザーとして、育児、家事、仕事の両立を経験。2人目が生まれる前に、家族全員が使い易いように家の中を整えようと、整理収納アドバイザー1級の資格を取得。「家族が幸せになる収納」ブログを開始し、1日18万アクセスを記録。家族が自分たちでできる「仕組み」づくり=『家族収納』を発信中
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