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40代が待っている![muccoさんご挨拶編]

月間100万PVを誇る人気ブログ「ケチケチ贅沢日記」の著者であるmuccoさんに学ぶ、楽しい40代の迎え方。アラサーのmichill世代にとって、かっこいい40代の迎え方とは?まずは、muccoさんの半生とともに、どのようなアラサー時代を過ごしてきたのか?にせまります。

このコラムにありがとう

目次

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好きなはずのシンプルベーシックが地味になってしまうあなたへ
今とこれからを大切に歩んでいる人にスタイルは宿る

40代は楽しい!?

「40代は楽しいよ。」

私が発した言葉に、30代の彼女たちは目をまん丸にして驚き、安心したような笑顔を見せてくれました。そう言ってくれる人がいると心強いです、と。

michill読者のみなさま、はじめまして。“モノに厳しく自分に甘い、ケチと贅沢両立生活”をモットーに掲げたブログ「ケチケチ贅沢日記」を運営している47歳の元・兼業主婦muccoと申します。michillと、私の本『ケチケチ贅沢主義』、共通のテーマは「時間」、そして「お金」を上手に使うこと。それが、ご縁となりました。どうぞよろしくお願いいたします。

私は1969年、青森県の津軽地方で生まれ、3歳になる1か月前に父が病気で他界したため、母子家庭で育ちました。経済的には豊かではありませんでしたが、母と二人の兄が愛情たっぷり接してくれたおかげで、良くも悪くも天真爛漫に成長し、短大卒業まで地元で暮らしました。働く母の姿に、早く大人になって経済的・精神的に自立したいと願い、短大の英語学科を卒業後、上京して服飾販売とヴィジュアルマーチャンダイジングに従事します。新卒で就職した会社は一部上場の超優良安定企業、お給料もまあまあ、仕事もそこそこ面白かったのですが、安定と引き換えに組織の管理や縛りがとても多く、まるでかごの中の鳥のよう。次第に窮屈さを感じ、約6年半で退職しました。

波乱の10年を乗り越えて

muccoさんアラサー時代のお写真

多くの女性たちがそうであるように、私の20代後半から30代後半の10年もいろいろなことがありました。転職、病気、結婚、義両親の介護…

退職後は、好きなファッションとジャズに関わりたいと、雑誌翻訳業の勉強のため学校へ通いましたが、そこで才能とやる気溢れるクラスメートの姿に打ちのめされます。自分の甘さに気付き、でも頑張る情熱もなく、どうしていいのかわからずに悶々としていました。そんな様子に、当時お付き合いしていた、うんと年上の男性がこう言いました。

「その程度の英語力とやる気じゃ、翻訳なんて無理。」

ショックでしたが、その通りです。そして彼はこう続けました。

「でも、翻訳には中途半端なそのスキルを必要としている仕事はあるよ。」

海外のファッション・音楽情報に関わるのは、趣味でいい。私にあったところで働いて、ちゃんと自立しないと。こうして、翻訳はあっさり諦め、事務未経験にもかかわらず米系金融機関で派遣として働き始めました。そこは多様性に溢れ、また派遣という雇用形態もあってか、とても自由で居心地の良い職場でした。

しばらくして、私は卵巣嚢腫という病気になり入院し手術を受けますが、職場にとてもよくしてもらい、契約はそのままで1か月後に復職できました。その後、「翻訳は無理」とはっきり言ってくれた男性と結婚しました。当時はまだ、結婚か出産で家庭に入る女性がほとんどでしたが、私は自分で自由に使えるお金を得るために働くことを望み、でも病後の体調に不安があり、社員として長時間働く自信がなかったため、自分にとってちょうどよい「派遣」という働き方をその後ずっと選びました。

31歳の頃、旦那さまがNYのお土産として購入してくれた
ティファニーのエルサ・ペレッティ・コレクション
シルバーのボーンカフバングル/プラチナのダイヤモンド・バイ・ザ・ヤードネックレス

そして36歳の時、義父の病気と義母のレビー小体型認知症が同時に発覚します。あのころは何から何まで知らないことだらけで、不安で大変でした。20代後半は自分の心配さえしていればよかったけれど、結婚し介護が始まってからは、心配する対象が自分から家族へと変わりました。義両親は症状が重く、比較的早い段階で病院・施設のお世話になり、在宅での身体介護は最小限でしたが、仕事を続けながら各種手続きや毎週末の面会のために、必死になって時間と体力をやりくりしました。

そして、義両親の老いと介護は、私にたくさんのことを教えてくれました。同じころ、子育てや仕事に邁進している友達たちは、それぞれ子供や仕事・職場の仲間を通じて、さまざまなことを学んでいたと思います。

40代は「今」の延長線上にある

ブログ・書籍の読者さんや、職場で一緒だった30代前半の女性たちが皆さん口にします。40代になるのが怖い、不安だと。

たしかに先行き不透明な経済状況と社会情勢、人知を超えた自然災害など、思い通りにならないことのほうが多いでしょう。そして約10年後に訪れるであろう、知力・体力・容姿の衰え。わからないことに対して、不安で怖くなるのは当然です。40代は「今」の延長線上にあります。今とこれから、自分はどうありたいかを常に問い続け、逃げずに向き合い、一つ一つを解決しながら準備しておけば、怖がる必要はありません。もちろん寝不足の朝に鏡を見てギョッとする怖さはありますが、それを淡々と受け入れる余裕ができるからです。

40代は楽しい。それは細胞そのものがキラキラしている、10代・20代の楽しさとは全く別のもの。40代には、30代でぶつかった壁を乗り越えて得た経験と知恵を生かした、楽(ラク)や余裕という楽しさが待っています。

家庭で、職場で、日々頑張るmichill読者のみなさまが、「これから」楽しい40代を迎えるために、「今」どんなことができるのか、次回から一緒に考えていきましょう。

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今とこれからを大切に歩んでいる人にスタイルは宿る

執筆者:mucco

更新日:2017年1月16日
公開日:2017年1月16日

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