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元CHANELファッションアドバイザーでパーソナルコーデイネーターの木村えりなです。秋に外せないこっくりカラー。でも、こっくりカラーのコーデは「地味に感じる」「老けて見える」と感じたことはありませんか?でもコーデの作り方を知ることで簡単に解決できます。今回は「骨格」別に似合うコーデをお届けします。
※モデル身長:159cm
UNIQLOのクルーネックカーディガンとGUのワイドリブニットスカートでコーディネートしました。
骨格「ストレート」の方におすすめなのが「縦のライン」を作ることができるコーディネートです。
アイテムで言うと、Vネックニットやタイトスカートのような、首元をすっきりキレイに見せるアイテムやヒップと太もものラインをストレートにフィットさせたアイテムが◎。
クルーネック(丸襟)アイテムをお持ちの方は、ボタンを一番上までとめずにVラインを作ってあげるとバランスが良くなります。
今シーズンはグラデコーデがとにかく旬!骨格「ストレート」の方が縦のラインを作るアイテムを取り入れつつ、グラデーションコーデをするとさらに、キレイな縦のライン「Iライン」を作ることができます。
また、フィット感のあるアイテムをシンプルに取り入れることで美シルエットが手に入ります。
シューズも今回はパープルを取り入れました。色を統一すると、より一層スッキリした大人っぽいコーデになります。
昨年、UNIQLOで購入したベリー系カラーのブラウスと、チェック柄のフレアースカートでコーディネートしました。
骨格「ウェーブ」の方におすすめなのが「目線を上げるスタイリング」や「ウエスト位置をきちんと作る」コーディネートです。
アイテムで言うと、ハイネックのアイテムやクルーネックのアイテム。ふんわりしたフレアスカートなどヒップラインをふんわり包んでくれるシルエットや、ロング丈ではない「重心が上がる」アイテムが相性良く着こなせます◎
今回選んだブラウスはスタンドカラーなので特に「ウェーブ」さんにピッタリな一枚です。
フレアスカートを選ぶことで、ウエストの細さを強調できることに加え、骨盤がしっかりしている傾向に多い骨格「ウェーブ」さんのヒップ周りのシルエットをチャームポイントに変えることもできます。
ふんわりシルエットが似合うのは骨格「ウェーブ」の方の特権!フェミニン感をたっぷり楽しむことをおすすめします。
さらに、骨格「ウェーブ」の方はウエスト位置をきちんと作ることが鉄則です。トップスはINして、トップスとボトムスのメリハリ感を作ることでさらに素敵なシルエットが手に入ります。
ロンハーマンで購入したカットソーとスカートでコーディネートしました。
私自身が骨格「ナチュラル」ということもあり、「似合う」と感じるアイテムはお気にいりのショップで購入する機会が多いです。もちろん、プチプラアイテムで購入することもありますが、今回わかりやすいアイテムをロンハーマンで購入し揃えたので、シルエットのご参考になりましたら幸いです。
骨格「ナチュラル」さんにおすすめなのが、しっかりしたフレームの肩幅をカモフラージュしてくれるボートネックやリブ感のしっかりした凹凸のあるカットソーです。
スカートは、たっぷりとした長さのロング丈や、パネル仕立てになっているようなボックス型のものがおすすめです。
また、私はGUのサングラスを胸に添えているのですが、このワンポイントを作るだけで骨格のフレームがカバーできます。何か物足りないな、と感じたら胸にサングラスを添えるコーデは骨格「ナチュラル」の方におすすめです。
このスカートはレザーなので骨格「ストレート」さんにも合う素材ですし、フレアなので「ウェーブ」さんにもおすすめです。
骨格「ナチュラル」な方がスカート選びをする時のお悩みで多いのが「ふんわり柔らかいシフォンだと可愛すぎる」「タイトシルエットだとシンプルすぎる」ということのようです。
そこで、解決策として「着丈長めのアイテム」「骨っぽさをカモフラージュしてくれるパネル感」を提案しています。このスカートはウエストもゴムシャーリングがたっぷり入っているので、そういった点でもちょうど良いカモフラージュをしてくれます。
どのコーディネートにも「こっくりカラー」を素敵に仕上げてくれる秋にピッタリなアイテムを選びました。(左:アンソロポロジー 中:ZARA 右:ヴィオラドーロ)
今年はレオパ柄が大注目されているので「こっくりカラー」の「差し色」ならぬ「差し柄(アクセント柄)」として取り入れることをおすすめします。
スウェード調のピンク色も優しい色合いなので「こっくりカラー」に柔らかく溶け込み◎。ファーバッグはこれからの季節、どんどん取り入れてほしい万能アイテムです。
今年Latticeで購入したイヤリングはレオパ柄とパープルのイヤリングです。どちらも「こっくりカラー」に品良く溶け込んでくれます。
でも、新しいイヤリングを買いなおしたくないな…と感じる場合はお手持ちのイヤリングで「真っ白」よりも「クリーム色」を選んだり、華やかなピンクよりも少し濁らせたようなピンクを選ぶだけで「こっくりカラー」に品良く溶け込みます。
今回は秋の「こっくりカラー」を骨格別で仕上げる方法をお届けしました。少しでも参考になりましたら幸いです。
自分の骨格がわからない…という人は▶「自分に一番似合う服に出会える!骨格診断セルフチェック」でまずは診断してみて!
この記事のライター
ファッションライター/パーソナルコーデイネーター
木村えりな
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毎シーズン心ときめくテーマを発表するCHANELの世界観をこよなく愛する。2016年個人のお客様向スタイリングサービスを開始。「CHANEL流」色使いテクニックと、主婦目線のお得感のあるアイテム選びのスタイリングが好評。他、ファッションライター・ファッション講座・企業研修・結婚相談所にて「モテコーデ」セミナー等、幅広く活動中。プライベートでは2児の母。
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