入院保険の必要性を知る!経済評論家・渡邉哲也「家庭の経済学」

更新日:2017年1月16日 / 公開日:2017年1月16日

働き盛りだからこそ気になる保険について。入院保険に加入すべきか否か。安くはない掛け金を考えると、その必要性について考えてしまいがちですよね。でも、もしものときを考えたら早めの加入が重要だといいます。今回はその必要性や入るタイミングについて、経済評論家の渡邉哲也氏に聞いてみました。

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この記事で書かれている共済の価格

  • 都民共済の場合
  • 入院保障2型の掛け金 2,000円

合計 2,000円

※30歳女性で想定・詳細は都民共済の公式サイトへ ※保険金は、原則非課税です

「経済のプロ」渡邉哲也先生

「本当にヤバイ! 欧州経済」(彩図社)がベストセラーとなり、最近では「貧者の一票 グローバル経済の崩壊と連鎖する無血革命」(扶桑社)を出版するなど、作家や経済評論家として活躍する渡邉哲也氏。この記事は、恐れ多くも渡邉氏に「素人目線でお金の話を聞く」コーナーです。

多くの保険会社で生命保険と合わせて紹介されている入院保険。病気やケガで入院や手術を行なう上でリスクに備える保険になりますが、入院保険だけに注目して話を聞く機会は少ないのではないでしょうか。

入院保険って入るべき? コスパが良い入院保険ってあるの?

今回はそもそも入院保険って入ったほうが良いのか?どの会社がおすすめなのか? こんな基本的な質問をいまさらするのは…と思っているあなたに、専門家からの意見を紹介します。

Q: 入院保険って必要でしょうか?(既婚女性/32歳/共働き/賃貸2人暮らし)

私も夫も健康志向なのですが、まだ入院保険に入っていません。友だちに話したら「えっ?ありえない」と言われたんですけど、毎月高い金額を支払っておきながら、病気の種類によっては元をとれないと聞いた事もあります。そう簡単に入院しない気もしますし、保険の支払いで毎月の生活水準が下がるのは嫌だし……。

そもそも入院保険って入るべきですか? どうせ入るならコスパが良い保険にしたい。どういうポイントに着目して保険を選ぶと良いでしょうか。

A: 早めに入るのがおすすめ / 費用も抑えられる(渡邉哲也)

もしもの時のために、保険への加入をお勧めします。基本的に保険は若く健康なうちに入るのが有利です。疾病後の保険加入は審査が厳しく、保険料率が上がったり、加入を拒否されるケースも多いです。

病気になった場合、働けなくなった分収入の減少し、その反面、医療費が増加するわけで、大きな負担になるのです。

一般に医療保険といわれているものには、民間の保険会社などが販売している医療保険と全労済や国民共済など各種組合が運営している共済があります。

この違いは保険会社が営利を目的にしているのに対して、共済は非営利を前提としていることにあり、一般的に共済の方が掛け金も安く、余剰金が出た場合の払い戻しなどもあるため、少ない負担で加入できます。

但し、商品に多様性がなく、自由度という点では民間の方が優れているケースも多くあります。

民間の会社に視野を広げて検討

健康なうちに入ることがおすすめで、共済ならコストも抑えて入ることができるという意見が専門家の答えでしたが、自分にあった条件を見つけたい場合は民間の会社も見てみたほうがよさそうです。

自分にあったプランを検討したい、様々な条件で検索したい。そんなときは民間の会社が提供しているインターネットでのシミュレーション機能を活用するのも良いかもしれません。自分にあった条件の入院保険を見つけたら、まずは加入を検討してみましょう!



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