更新日:2020年1月9日 / 公開日:2020年1月9日
子どもたちにケーキを作りたい!とせがまれて、不器用な私と子どもたちでも簡単にできるケーキを作ってみました。
私はあまり料理が得意ではなく、結婚したばかりの頃はできる料理も少なくて(今もですが)レシピを見ながら必死で毎日の食事を作っていました。
料理の基本ができていないのに面倒くさがりな性格のため、「時短」とか「手間いらず」と書いてある本をつい買ってしまって余計に混乱してしまう事もありました。
それでもなんとか毎日料理を作っているうちに、レパートリーは少ないながらもそれほど大きな失敗をする事もなく過ごせるようになってきていました。
そんなある日、幼稚園に通っている長女が、「ケーキを作りたい。」と言い出したのです。
長女によると、幼稚園のお友達がお母さんとケーキを作ったという話をしてくれて、それがとても楽しそうだったので自分も作りたい!と思ったそうです。
それを聞いて私は内心(うわー、面倒な事になっちゃったなぁ、毎日のご飯作りで精いっぱいなのにケーキなんて無理だよ…。)
と思ってしまいました。
ケーキなんて私にとってはお菓子の王様みたいなもので、家にあるオーブンレンジでそれができるものなのかどうかすらよく分からなかったのです。
もしケーキ作りに挑戦したとしたら、夕飯を作る余力はなくなって夕飯のメニューは成功したケーキか失敗したケーキになりそうです(成功する可能性は限りなく低い)。
子どものおやつに気軽にケーキを作って、夕飯もおしゃれな献立で家族を喜ばせられるお母さんが本当にうらやましい、というかそこの家の子どもになりたいと思ってしまいました。
小学生の頃でしたが、少女漫画の付録にお菓子の作り方の小冊子がついていて、それを読んで出来そうなものを妹と二人で作ってみるのが楽しくて仕方なかったのです。
当時家にはオーブンなどなかったので、電子レンジがあればできるお菓子しか挑戦できませんでしたが、自分たちでなにか作るのが嬉しくていろいろ作っていました。
そしてその頃、火を使わずに作れるチーズケーキを作ったのを思い出しました。
それは、「クールン」という、レアチーズケーキが作れる箱入りのセットでした。
箱の中にレアチーズのフィリングとビスケットベースが入っていて、牛乳を加えて混ぜて冷蔵庫で冷やすだけでレアチーズケーキができる、というものでした。
子どもの頃に何度か作ったきりでしたが、今もスーパーの製菓コーナーにあるのを見て懐かしく思った事があるので、よし、あれを子どもたちと一緒に作ろう!と思い立ちました。
ケーキが作れると聞いて大喜びの子どもたちと共にクールンを買いに行き、みんなで作ってみました。
ビスケットベースに牛乳を加えて混ぜる時のいいにおいで子どもの頃の感覚をありありと思い出しました。においの記憶は長い何月を経ても残っているものだなあと妙なところで感心しました。
レアチーズのフィリングもおいしそうなにおいがするので今すぐ食べたいと騒ぐ子どもたちをなだめつつ、冷蔵庫に入れて1時間ほど冷やしたら、ちゃんとレアチーズケーキが出来上がりました。
子どもたちの作りたい願望もかなえてあげられて、私でも失敗せずにできて本当に助かりました。
製菓コーナーには他にもゼリーやプリンなど簡単に作れるものがいろいろあったので、しばらくはこれで乗り切ろう!とひそかに思う私なのでした。
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