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これからの季節といえば「大掃除」。なかなか腰が上がらないという方でも「つけおき洗い」をすれば簡単に大掃除ができます!触りたくない、いつもは後回しにしちゃう場所こそつけおき洗いが活躍します。
油汚れがこびりつきやすい換気扇フィルターは少しお掃除をサボってしまうと、触りたくなくなるほどベタベタになります。
ここまでなるとこすり洗いだけでは綺麗になりません。
そこでセスキ炭酸ソーダとお湯(45度〜60度)を使い、つけおき洗いをすれば綺麗になります!
シンクに水を溜められるご家庭は止水蓋などでお湯(45〜60度)を溜め、セスキ炭酸ソーダを溶かし入れ、換気扇フィルターをつけおきすればOKです。
シンクに溜められないご家庭の方は、換気扇フィルターが入る大きなゴミ袋を二重にすれば、同様につけおきが可能です。
2〜3時間ほど様子を見ながらつけおきをすれば、汚れが浮いてスポンジやタワシ、歯ブラシなどでこすり洗いすると簡単に汚れが落ちます。
ほぼ毎日使うコンロは、油汚れでベタベタ汚れになっているため触りたくない状態になりやすいです。
そこで、煮洗いをすれば簡単にお掃除ができます!
使うのは重曹と水とお鍋の3つ。
鍋に水と重曹(水1リットルに対し重曹大さじ1杯)、五徳を入れて火にかけ、しばらく沸騰させます。
火を止めて湯が冷めるまでつけおきし、スポンジや歯ブラシなどでこすり洗いをすればスルンと汚れが落ちます。
使用頻度の多い電子レンジですが、中の汚れになかなか気がつきません。
そのためいつの間にか、汚れ・ニオイがこびりついていた…なんてことがみられます。
しかし、重曹を使えば簡単にこびりついた汚れとニオイがスッキリとれます。
使うものは、重曹・マグカップ(電子レンジ対応)・古布のたった3つ。
まず、マグカップに1杯分の水と大さじ1の重曹を入れ、電子レンジで600W 3〜5分ほど加熱します。
加熱後30分は開けずに放置。
これにより重曹水の水蒸気が内部に充満し、こびりついた汚れがふやけて浮き上がってきます。
30分放置したら扉を開けて古布でで拭き掃除。すると、びっくりするほど汚れが取れます。
最後は別の綺麗な古布で水拭き、乾拭きをすれば完了です。
これで、こびりついた汚れと一緒にニオイも綺麗にとれます。
蛇口などのうろこ状になった水垢には、クエン酸パックが効果的です。
使うものはクエン酸水、キッチンペーパー、ラップの3つです。
まずキッチンペーパーにクエン酸水を染み込ませて、蛇口など水垢が気になる場所に貼り付けていきます。貼り付けたあと、もう一度その上からクエン酸をスプレーすると、なお効果的です。
そしてその上からラップでコーティングします。
ラップをすることで乾燥を防ぎ、効率よくクエン酸パックをすることができます。
クエン酸パックの時間は5分ほどで効果がありますが、頑固な汚れだと様子を見ながら置いてください。
その後、剥がしたキッチンペーパーやラップで蛇口を軽くこすり洗いをすれば、見違えるようにピカピカになります。
細かい部分は歯ブラシや爪楊枝などを使うといいですよ。
使用頻度の高い洗濯機。
衣類を綺麗にするための洗濯機ですが、実はお手入れをしないと汚れが溜まりカビの繁殖の原因となります。
洗濯をしたにも関わらず衣類に黒いゴミが付いていたり、なんだか嫌なニオイがしたり…これは洗濯槽のカビが原因かもしれません。
そこで、酸素系漂白剤を使ってつけおき洗いをすれば、簡単に綺麗になります!
必要なものは、お湯(45〜50度)・酸素系漂白剤1袋(約750g)・ゴミ取りネットの3つ。
まずは、空の洗濯槽に45〜50度のお湯を高水位まで溜め、酸素系漂白剤を1袋(750g)まるまる入れます。
ここで、溶け残りが気になる方は洗面器などで酸素系漂白剤を溶かしてから、洗濯槽に入れると綺麗に溶けて効果を発揮しやすくなります。
そして「洗い」コースのみで5〜10分ほど洗濯機を回します。
これにより、より一層酸素系漂白剤が綺麗に溶け、効果を発揮します。その後、一晩放置します。
これによりこびりついた汚れやカビが分解され取れやすい状態になっています。
ふたを開けるとワカメのような物体がウヨウヨ浮いているかと思いますが、これがカビや溜まっていた汚れです!これをゴミ取りネットですくい上げます。
その後この汚れが出なくなるまで「洗い」コースで撹拌していき、出てきた汚れをゴミ取りネットで取っていきます。
汚れが出なくなったら、水を全て流し洗濯槽を空にした後「洗い」〜「脱水」まで一通りしたら完了です。
衣類を綺麗にすべき洗濯槽が汚れていては本末転倒。
まずはリセットするために綺麗にお手入れしてみることをおすすめします。
ただし、この方法は洗濯槽に穴があるタイプのみのお掃除法です。
穴がないタイプ、ドラムタイプには使えませんのでご注意ください。
大掃除となると、なかなか気が重くてついつい後回しになりがちですが、つけおき洗いをすれば、簡単に汚れが落ちやすくなります。
また、つけおき洗いをしている間に他のところも掃除ができるのでおすすめです。
この記事のライター
おくま
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2014年結婚。2015年から断捨離を始めミニマム・シンプルライフをスタート。子どもの頃から片付け・掃除・家事なにもできず、いわゆる汚部屋出身。そこから断捨離・掃除のやり方を知り、「もの」と向き合うなかで考え方が180度変わり今のミニマムでシンプルな生活をスタート。ズボラで汚部屋出身の私でもできた、簡単で続けられる掃除法やシンプル・ミニマムライフを発信。
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