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お酒を飲んだ後のシメの定番と言えばラーメン。でも、甘いスイーツを食べたくなることもありますよね。今回は、今年9月に渋谷にオープンした『夜パフェ専門店パフェテリア ベル』をご紹介します。「シメパフェ」をこれからの定番にしてみませんか?
男性は飲んだ後はシメのラーメンってよく言うけれど、女子的にはアイスクリームやパフェが食べたくなることってありませんか?
そんな欲求を満たしてくれる夜パフェ専門店が、今年9月に渋谷にオープンしました。
渋谷駅西口からすぐの飲み屋が密集するエリア。バーやちょっと怪しいお店の入居する新大宗ソシアビルの3階に、『夜パフェ専門店パフェテリア ベル』はオープンしました。
札幌では昔から一日の終わりをアイスクリームなどの甘いもとお酒で締める文化があり、最近では「シメパフェ」と呼ばれるムーブメントも起きるようになりました。若者の集まる渋谷だけど、なぜこのエリアに?と思う方も多いと思いますが、札幌同様お酒の後のバーがわりに「シメパフェ」と同じムーブメントが起きているとしたら、飲み屋の密集しているエリアにできたのも何ら不思議ではないと思います。
『夜パフェ専門店パフェテリア ベル』は、札幌のススキノにある『夜パフェ専門店パフェテリア パル』と『夜パフェ専門店 ななかま堂』の姉妹店。札幌で培ったパフェの技術をもって東京に上陸しました。パフェで使うアイスクリームは、すべて店内で製造。出来立てのフレッシュなアイスクリームが味わえます。これにフレッシュなフルーツなどを使ったパフェで一日を締めくくれたら、素敵な夢がみられるのではないでしょうか?
お店の定番メニューとなりそうな、プラリネのジェラートとピスタチオのジェラートを使ったパフェは、店名のロゴマークの入ったクッキーが添えられています。チョコレートのついたラスクが豪華さを際立てます。まじめなカタラーナはキャラメルのほろ苦さが落ち着いた味わいを演出。
ぷるぷるとした柔らかな食感の北海道のブランマンジェとピスタチオのプリンなどが口の中で優しく溶け合い、ところどころに登場するシフォンケーキが、ジェラートやプリンなどの柔らかい食感をまとめてくれます。ジェラートには欠かせないピスタチオのジェラートを使い、ナッティーな味が楽しめる落ち着いた味わいのザ・定番パフェでした。
季節のフルーツを使うパフは、シーズンごとにメニューが変わります。秋は巨峰を使ったパフェがありました。皮つきと皮をむいた巨峰がたっぷり添えられていて、季節を楽しみながらたっぷりのフルーツに嬉しくなりますが、周りに紫芋のチップスが波打つフリルのように添えられ、またかわいらしいメレンゲの帽子がちょこんっと乗ってさらにゴージャスさが際立ちます。
マスカルポーネとピパーツという黒胡椒を使ったジェラートがキリリと味を引き締め爽やかに。巨峰のソルベや赤ワインのジュレなど濃厚な味も追いかけてきて食感や風味のバランスが変わるのも楽しいところです。アニスの香るシャンティなど、スパイスの香りがより爽やかにバランスを整え、甘いだけではなく見た目以上にオトナのテイストの入ったパフェでした。
洋梨のコンポートのスライスが表面にゴージャスに並べられ、洋梨のチップスが高く添えられたインパクトのあるパフェでした。しっかりとゴルゴンゾーラが印象的なジェラートはお酒にもよく合います。
細長いグラスは上の部分にホワイトチョコレートで蓋をして、中心に空間を作っています。食用のエディブルフラワー「ベルローズ」が置かれ、ステージでスポットをあびているようにドラマチック。赤ワインのジュレや甘味を放つハチミツのパンナコッタなどが入り、ぎっしり洋梨のコンカッセが詰め込まれ、洋梨をたっぷり味わえるパフェでした。
最近見かけるようになった横長のグラスで、美しいモンブランを添えたカシスのソルベと栗のジェラートが交互に並べられたパフェが登場しました。イチジクのスライスやマロングラッセ、そして食用ホオズキが添えられて華やかさをさらに演出します。
深味のある酸味が特徴のカシスと栗の組み合わせが絶妙。中には柿のコンカッセが入り、ここにも秋の味覚が忍ばせてあります。ラム酒をきかせた生クリームがオトナの味を引きたてます。下に散りばめられたカダイフがサクサクの食感で楽しいパフェになっていました。
『夜パフェ専門店パフェテリア ベル』のパフェは、店内で作るフレッシュなジェラートやフレッシュなフルーツを使っているだけでなく、スパイスやお酒に合う素材などを使いオトナも楽しめる構成になっています。
「シメパフェ」はムーディーな店内でいただきます。店内のところどころにフクロウがいるので探してみてください。価格もパフェ単品だけでなく、飲み物とのセットもあるのですが、飲み物はコーヒーやソフトドリンクだけでなく、アルコールの組み合わせも可能。飲んだ後に甘いものが食べたくなる人も、まだアルコールが飲み足りない人も仲良く利用できる新名所です。
・ピスタチオとプラリネ 1,400円(飲み物とセット 1,700円)
・巨峰とピパーツ 1,400円(飲み物とセット 1,700円)
・洋梨とゴルゴンゾーラ 1,700円(飲み物とセット 2,000円)
・栗とカシス 1,700円(飲み物とセット 2,000円)
※価格は税込み
※季節のフルーツを使うためメニューは季節ごとに変わります
この記事のライター
道明寺さくら
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Ameba公式ブロガー。10年に渡りアメブロでレストラン情報を紹介しています。長年の食経験を活かし、メシコレキュレーターや他メディアへの執筆や監修など幅広い活動で活躍中。特に写真の美しさと細かい描写には定評があります。写真撮影のテーマは「光をとらえ艶のある写真を撮ること」。
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