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週末起業とは?会社以外で自分を活かす方法

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週末起業をご存知ですか?平日は会社に勤務し、週末に自分の考えるビジネスで起業する働き方。言葉は知っていても「副業ってどうなの?」「そもそも両立出来るの?」とわからないことが多いですよね。キャリアカウンセラーの稲垣佳美さんが、「週末起業」のリアルな声を教えてくれました♪

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目次

新しいジョブスタイル「週末起業」

週末起業、という言葉を聞いたことはありませんか?今、OLさんの間で、にわかに話題になっている働き方のことで、会社勤めをしながら、週末の休日を利用して、会社では生かせない自分の能力を、違う仕事や活動で生かそう!という新しいジョブスタイルです。

テレビのニュースでも、大手企業が社員の副業をOKにする動きがあると報道されるようになり、社会的にもこの週末起業は注目されてきています。私の周りでも数年前から、会社勤めをしながら、週末に起業して成功している女性が増えてきました。そういう方に、どうして週末起業をしようと思ったのかを聞いてみたら、こんな回答をもらいました。

・いつか会社を辞めて自分の力で働いてみたいので、その準備で週末だけの起業を始めた。
・会社以外の場所で、活躍出来る場所が欲しかった。
・会社に勤めながら、自分のやりたかったことをやってみたかった。
・会社を辞めるつもりはないが、会社以外の副収入が欲しかった。
・週末起業で活躍している人を見て、自分もそうなりたいと思ったから。

話を聞いて、もっと沢山の人がお金のためとか言うのかなと思っていたんですけど、予想に反して、お金のため半分、自分を生かしたいとか活躍したいとかが半分くらいの割合でした。

会社では思うように活躍出来ない、というフラストレーションがあるのかな?とも思った結果でしたね。実際に、女性が会社でバリキャリに活躍しようと思っても、中々どうして現実は難しかったりします。政府の方針で、会社でも女性の活躍の場を増やそうという動きはありますが、それが浸透するのはまだまだ先。それに女性の場合、組織の為に働くというより、自分の為に働きたい、自分らしく働きたい、という欲求が強いので、会社内での地位が上がることにさほど興味を持てない、ということもあります。そういう中で、会社員のみなさんの間にも、起業という自分が持っている物を生かす、という働き方が注目されてきているんですよね。

週末起業で成功している人の例

それでは、週末起業をすると具体的にどんな良いことが期待出来るのでしょうか?うまくいっている人の例をあげてみましょう。

・会社での本業がありながらの活動は大変だが、会社内では出会えないような人に出会えたり、自分の活動の場が広がって刺激になる。
・本業で得た知識と経験を元に、週末起業でコンサル業を始めたら、2年で本業の収入を上回った。
・週末起業は時間との勝負なので、タイムマネージメントや自己管理がうまくなり、その効果で、本業の方でも昇進することが出来た。
・副業として家で出来る仕事を他の起業家さんからもらい、SOHOという形で稼いでいる。
・週末起業が1年でうまくいったので、会社を辞めて本格的に起業した。

うまくいっている人の中には、会社での本業の方にも良い影響があった、という例もあるようです。それはまれなケースかもしれませんが、本業と副業とでお互いに良い影響をもたらすということがあれば、とても理想的な形と言えそうです。

当然、うまくいかなかった人もいる。

ここまで書くと、週末起業ってステキ!となりますが、もちろん苦労している人も、チャレンジしたけれども、やめてしまった人もいます。そんな人の例もあげてみましょう。

・会社が副業禁止なので、SNS上では顔出しが出来ず、名前も偽名での活動を余儀なくされている。コンサルなどのサービスを提供する場合、顔が出せないというのがネックになるし、会社にバレないようにビクビクしながらの活動なので、ストレスがたまる。
・とにかく時間がない。会社が終わった後、週末の土日を利用しての活動なので、実質休みが無くなる。体力勝負だなと痛感した。
・週末起業に憧れ、その人達向けのセミナーやコンサルを受けたが、提供出来るサービスが構築出来ずに停滞している。
・週末起業は出来たが、ほぼ本業と変わらない仕事内容なので、自分を生かしているとかは感じられない。

週末起業が成功するかどうかは、まずそのための十分な時間が確保できるかどうか、それから体力をキープできるかどうかにかかっていると思います。それに比べると、顔出し出来ない、会社に身バレするのが怖い、という問題はやりようによっては解決出来るところなので、さほど問題ではないように思います。

でも、安易に週末起業に憧れても、本業がすごく忙しくて時間がない、日々疲れているという状態だと、現実的に週末起業は難しくなります。

ぶっちゃけ、週末起業で成功している人の多くは、体力がかなりある人が多いです。私は体力があまりないので、週末起業のみなさんを見ていると、私には出来ないなーと思ってしまいます(笑)

なので、基本は時間と体力作り、という基本的なところを押さえることが大事かと。え?そこ?と思われるかもしれませんが、本当に時間と体力なんですよ。ここがクリア出来れば、週末起業に一歩近づきます。

何をサービスとして起業するのかが一番大切

最後の難関は、何をサービスとして起業するのか、という中身の問題です。時間と体力が限られている中でどんなサービスをユーザーに提供するのか。

私は最初のうちは、本業でやっている仕事が個人での起業にも通用する種類のものであれば、そこから初めるのが一番リスクが少ないのではないかと思います。

自分が今、提供出来ることを起点として、まずは起業すること。長く起業していればサービス内容はどんどん変わるので、最初は自分の周りが困っていることで自分が解決出来ることをサービスに出来れば良いのではないかと思います。その辺は、相談に乗ってくれるプロがいるので、興味があったら相談すると良いかもしれません。あとは、既に週末起業をしている先輩に聞くこと。実際の現場の話を聞くことは大切です。

週末だけの起業は、起業が本業の人に比べて時間的な制約があるので、成果が出るまで他の人より時間がかかります。それでも、根気強く取り組める人は大抵は成功します。

会社以外での場所で自分を生かす週末起業という働き方、いかがだったでしょうか?次回もまた、女性の働き方についてお送りしたいと思っています!



この記事のライター

稲垣佳美

(株)443代表。大人の女子校専任講師。心理療法家の経験を元に経営コンサルタントも務める。年収一千万の女性起業家を多数輩出し、自身が務めるビジネス系セミナーも毎回満席と、起業を目指す女性から圧倒的支持を得る。様々な分野において劇的な変化を遂げるクライアントが続出している。 “心から望む思い通りの人生を作る”をキーテーマとし、自分らしい生き方とビジネ スの構築を得意とする。

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