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エクステブームの中、本当に目元が綺麗に見えるのは『エクステ』と『マスカラ』どちらなの?と思われている方が多いのではないでしょうか。また、これからエクステに挑戦してみたいけれどよくわからないのでエクステの基本を知りたい方へ、今回はエクステとマスカラの特徴と効果の違いをご紹介します。
うつむきがちになった時。
ふとした横顔。
正面を真っ直ぐ見つめた時。
黒くて長いまつ毛は目元がとても美しく見えますよね。
以前からマスカラをたっぷりつけたり、つけまつ毛を愛用している女性は多いですが、
ここ数年はまつ毛パーマやエクステなどサロンへ通ってのまつ毛のメンテナンスも日常的に。
本女性のまつ毛にかける時間とエネルギーは過去最高潮に達しているのではないでしょうか。
小さい頃、お姫様をイラストで描くとき必ずパッチリしたまつ毛でしたよね。
長くてしっかりカールしたまつ毛はそれだけで美女度を上げる効果があります。
私自身、メイクレッスンの講師をさせていただく中でマスカラをつけた瞬間一気に美人度がアップする受講者様を何名も見てきました。
まつ毛が際立った時に瞳の輪郭がはっきりとし、黒目に光が入るような美しい目元にチェンジします。
特に横顔の印象が大きく変わるので、目の際の1本1本まで長さを出すのがおすすめです。
まつ毛エクステのオーダー。
慣れた方にはおなじみですが、まつ毛エクステ初めての方は選ぶ時の様々ポイントがあります。
ここでは特に一般的で初心者の方でも失敗なく選んでいただける種類をご紹介します。
結論から言うと一番セーブルがつけ心地が軽く最もまつ毛に近いエクステです。
値段も3つの中では一番高めですが持続期間の長くコスパは◎です。
サロンによっては様々なカールがありますが、基本的なJカール、Cカールで迷われる方も多いのではないでしょうか。
Jカール:ナチュラル…まつ毛との接着面が一番多く持ちが非常にいいです
Cカール:パッチリ…カールがかかっているので可愛い目元を目指す方におすすめです。
その他CCカールやSCカール、Dカールなど様々な種類がありますが
CCカール < SCカール < Dカールの順でカールが強いです。
主に人気があるのはこの3種類です。
たった1ミリの違いですが、それぞれに特徴があります。
9mm:とにかく自然に見せたい方におすすめ。
10mm:適度な長さを感じる。Jカールでナチュラルに長く見せたい方におすすめ
11mm:Cカールなどで目元をパッチリ見せたい方へおすすめ。
日本人のまつ毛の太さの平均は0.12mmと言われています。
0.12mmや0.15mmを選ぶと自まつ毛との違和感がなく自然な仕上がりです。
両目で100本(片方50本ずつ)がナチュラルかつアイメイクもあまり必要のなくなる本数です。
100本を基準により少ない本数で自然にみせるか、多い本数でぱっちり見せるか選択することができます。
ここまではエクステの基本の種類と選び方についてでしたが、まつエクとマスカラ、どちらが効果的かその特徴と効果の違いを実際に比較していきましょう。
左写真はエクステをつけた目元。
エクステオーダーの中でも一番基本的なオーダーで施したものです。
(税込 5,292円)
毛質:セーブル
カール:Jカール
長さ:10mm
太さ:0.12mm
本数:100本
右写真はマスカラをつけた目元。
マスカラはエスティローダー
(Estee Lauder)ダブル ウェア ゼロ スマッジ マスカラ 01ブラック 6ml。
(税込 4,320円)
特に目尻の辺りで違いが出ているのがお分かりいただけますでしょうか?
それぞれのメリット・デメリットについて見ていきましょう。
《メリット》
・オーダー次第で目元がより大きく見せることができ、マスカラでは叶えられなかった綺麗な目元がつくれる。
・メイクの時間がとても短縮される。
・ノーメイクでも華やかな目元でいられる
・汗や水に強い
・カールが持続する
《デメリット》
・洗顔やクレンジングなど、気をつけなければならない。
・油分に弱く、スキンケアの中でもオイルやクリームをつける時には目回りに注意が必要。
・場合によってはまつ毛が抜けることがある。
・綺麗なカールをキープするためには最長でも3週間に1度のリペアが必要に。
・エクステをつけてくれる担当者によって仕上がりが変わるため、お気に入りのサロンや担当者を見つけることが重要。
《メリット》
・根元からしっかりカールするなど、つけ方によってはまつエクよりも目元をぱっちり大きく見せることができる
・低価格で綺麗な目元をつくれる
・クレンジングや洗顔時、簡単にメイクオフできる
・自由自在に自分の好きなメイクで目元が作れる
《デメリット》
・エクステのような長さ、カールを出すことは難しい。
・マスカラによっては汗や水で落ちてしまうこともある。
・毎日つけることが必要。
まつエク・マスカラ両方試して感じたのは、エクステは毎日のメイクは時短になり、マスカラではつくれなかった綺麗な目元が作れますが、クレンジングやスキンケアにとても注意が必要ということ。
それに対してマスカラはメイク効果としてはあくまで自然な範囲の変化ですが、メイクオフはまつ毛を気にせず行うことができました。
両方それぞれにメリット・デメリットがありますが、私自身は簡単にメイクオフやスキンケアができてまつ毛の根元からしっかりとしたカールがつくれるマスカラ派です。
毎日のメイクや結婚式など様々なイベントで、それぞれの特徴をふまえてまつエク・マスカラを使い分けてみてください。
この記事のライター
荻野愛子
9215
メイクセラピスト 眉スタイリスト。1982年岩手県生まれ。某大手化粧品会社に13年間所属、マスタービューティアドバイザーとして、のべ40,000人以上のカウンセリングを経験。その人の中の女神性を引き出し、豊かさを高める「MUSE(女神)メイクレッスン」を中心に活動中。『1番自分に似合う眉メイク』で、一生使える眉の描き方をレッスン。自然界の法則に則った、人生も豊かにアップするMUSE(ミューズ)メイクと共に幸せと豊かさの法則を伝導。メイクレッスンは常に満席で、予約も困難を極める人気メイクセラピスト
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