
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美容ライターの遠藤です。今年はコロナウィルス感染症の対策でマスクが手放せない状況のまま夏に突入し、メイク崩れに困っている人が多いのではないでしょうか。今回は、例年以上に過酷で崩れやすい、この夏を克服するためのメイクテクニックをご紹介します。
ベースメイクの崩れを防ぐにはスキンケアの段階から工夫していく必要があります。
まずスキンケアを終えてメイクを始めるまで、できれば30分程度空けること。なぜなら、スキンケアの油分をしっかり肌に浸透させなければメイクが崩れやすくなってしまうからです。
時間がない時には軽くティッシュオフ(ティッシュで肌を擦るのではなく、顔にティッシュをのせて手で軽くおさえてティッシュを外す。)するのでもOK。
スキンケア、化粧下地、ファンデそれぞれをしっかりと肌になじませながら塗り重ねていくことが大切です。
メイクモチをよくする化粧下地やミストを使うこともベースメイクの崩れを防ぐためには重要です。
(左)コーセーコスメニエンス メイク キープ ミスト(税抜価格1,200円)
メイクの仕上げにシュッと吹きかけるだけで崩れを防ぐミスト。汗や水、皮脂をはじくのでテカリや滲みを防ぎます。さらに、肌に潤いを与えて乾燥から守る効果も。
(右)m.m.m スキンスムーザー(税抜価格3,200円)
「塗るあぶらとり紙」の異名を持つ部分用化粧下地。なじませるサラッとした肌触りの陶器肌に。毛穴や凹凸、小じわが気になる部分的に使うとカモフラージュしてくれます。(画像の商品は以前発売された限定品。定番商品は左の形をした右の色のバージョン。)
汗をかいて崩れてしまうこともあるアイメイク。崩れを防ぐにはアイシャドウベースを使いましょう。
アイシャドウがパウダータイプだと粉飛びしやすいので、よりしっかりとメイク崩れを防ぎたいなら練り状のものを使うのがベストです。
(左)キャンメイク アイシャドウベース RB(全3種/税抜価格500円)
クリームタイプのアイシャドウベース。まぶたをしっとりと覆いながらアイシャドウの発色や密着、モチを高めてヨレを防ぎます。画像カラーの「RB」はくすみを払拭してまぶたに透明感を与えるラベンダーブルー。
(右)コフレドール 3Dトランスカラー アイ&フェイス OR‐21(全10色/税抜価格1,600円)
顔全体に使えるフェイスカラー。軽い感触ながら肌に密着して立体感のある眼差しに仕上がります。画像カラーの「OR‐21」は親しみやすく快活な印象に仕上がるオレンジ。
アイライナーやマスカラは、あらかじめウォータープルーフのものを使うと崩れを防ぐのに役立ちます。
(左)ケイト レアフィットジェルペンシル BR‐2(全3色/税抜価格1,100円)
なめらかな描き心地のジェルライナー。密着後は滲みにくく、擦れや汗、水、涙にも強いので美しいラインが長持ちします。BR‐2は、キツくならずに目元を引き締めるビターブラウン。
(右)ベネフィーク セオティ マスカラベース ブラックフォーカス(全1色/税抜価格2,500円)
ダークブルーのマスカラ下地。1本でマスカラとして使うこともできます。汗や皮脂、涙に強く滲みの心配はナシ。まつげを補修・保護しながら長さとカールを叶え、白目を澄んでみせるというハイスペックな商品です。
マスクをしているとちょうど境目の頬のあたりが擦れやすいのでチークが落ちやすくなってしまいます。それを防ぐには密着力の高い練り状のチークを使うのがおすすめです。
キャンメイク クリームチーク CL05(全9色/税抜価格580円)
クリームジェルタイプのチーク。ジュワッと滲み出るような血色を頬に与えてくれます。画像カラーの「CL05」はコーラルオレンジで顔色を明るくします。
マスクで隠れる部分はメイクする必要がないと思いがちですが、外した時に素の状態なのは残念な印象に。そのためマスクに色がつきにくいバームやティントなどのリップを塗りましょう。
ランコム ラプソリュ マドモワゼルバーム 009(全10色/税抜価格3,800円)
清涼感を与えながら唇をぷっくり見せるバームタイプ。画像カラーの「009」は赤みの強いコーラル系で華やかな雰囲気に仕上がります。
いかがでしたでしょうか。今回は、いつも以上に崩れやすい夏のメイクを克服するためのテクニックをご紹介しました。ぜひ参考にしていただき、暑い夏を少しでも快適に乗り切りましょう。
※記事内の商品価格は筆者購入時の価格です。
この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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