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気がつけば今年も残りわずか…。ただでさえ慌ただしい年末年始…、大掃除も終わらせられるか、はたまた手が付けられるか…なんて方もたくさんいらっしゃると思います。今日はちょっとした工夫でさらに気持ちよく新年が迎えられるようになる、くらしのいくつかのポイントをご紹介したいと思います。
最初におすすめしたいのが、水回りの生活雑貨・小物を買い替えることです。
まずは洗面所まわりですが…歯ブラシ、タオル、バスマット等を新年から新しいものに使えるように準備しておきましょう。歯ブラシはコスト的にもハードルが低いかもしれませんが、タオル全部の新調は…という方も多いと思います。
そんな場合は、使用頻度の高いタオルだけを一枚でもいいので入れ替えて、それを新年用に用意しておくだけでもいいと思います。新年の洗顔後、入浴後、ふわっとした新しいタオルで体を包んであげるだけでも気分が清々しくなります。
タオルを新調される場合は、必ず水通しもお忘れなく。水通し、とは買ったばかりの状態のものについている糊などのものを落とす作業。洗剤、柔軟剤を一切使わず、水洗いするだけです。新しいタオルやバスマットだけを洗濯機に入れて、洗剤を入れずに短時間コース、もしくはすすぎ洗いだけでも十分です。この一手間を加えるだけで、ぐっとその後のタオルのもちも、吸水性もあがります。
次に、台所のスポンジやたわし類も新しいものに変えておきましょう。親戚がおうちに集まる…なんて時に、意外と見られているポイントでもあったりします。お正月は大切な食器を使うことも多く、衛生的にもいいですよね。
念入りではなくとも、タオルや歯ブラシ、スポンジで、さっと流し台をあらって水分をふき取るだけで気持ち良さも倍増します。
次におすすめしたいのが、下着類の新調です。これも、タオル同様、全ての買い替えは難しいと思うので、インナーのどれか一枚でも、着古したものではないものを用意しておくことをおすすめします。身につけた時、なんとなく背筋が伸びる感じがして気持ちいいですよ。
できれば家族全員分、何か新しい下着を用意しておいて、みんなで清々しく一年のスタートを切りましょう(お年頃のお子さんのいる家庭は難しい場合もあるかもしれないので、お子さんと相談の上、決めてくださいね)。
最後に大掃除が終わらなかった方ほど、一番におすすめしたいのが、玄関(エントランス)をきれいにすること、です。玄関は、その家の顔、とも言われますよね。靴箱の中の掃除まで追いつかなかったとしても、叩きに出しっぱなしの靴を靴箱に戻し、一度空間はリセットしましょう。
そのあとに、簡単な拭き掃除をします。使い古したタオルで高い部分からたたきまで拭き上げる方法でも、一度でもかなりきれいになります。または、フロアワイパーにウェットシートを2重にセットし、床を拭くのと同じ要領でたたきを掃除すると、水拭きとさほど変わらないくらいきれいになります。玄関を掃除している間は、ドアは開けて新鮮な空気を取り込みましょう。
もし余裕があれば、新年らしい飾りやお花を用意すると、より「きれいにした!」という実感も湧くのでおすすめします。大それたものでなくても、一輪挿しに松の枝や赤い木の実(ばらの実や南天など)を飾ってみたりするだけでもお正月らしい雰囲気が演出できますよ。
年末に向けて慌ただしい生活に追われているたくさんの方に…完璧を目指さなくても、ちょっとした工夫をして清々しい思いで一年のスタートが切れる手助けになれば…と思います。
みなさん、今年も本当にお疲れ様でした。年末年始、ご自身をねぎらうことも忘れずにお過ごしくださいね。
この記事のライター
kanade
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フルタイム勤務のワーキングマザー。趣味が高じて整理収納アドバイザーの資格を習得。北欧のものを中心に、様々なヴィンテージと手仕事のものに囲まれて、古い戸建てに暮らす。「消費するということは、投票すると いうこと」…家具も食器も衣類も…もの選びは自分の気持ちと向き合い、「好きなものに囲まれた暮らし」を実践中。目指すのは、ものがあっても整っている、家族にとって居心地のいいすまい。
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