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コスメ&メイクライターの古賀令奈です。毛穴の目立ちが気になって、お手入れやメイクに力が入りすぎていませんか?毛穴は対策を誤ると、かえって悪目立ちしてしまいやすいものです。今回は毛穴を目立たせてしまうNGケア&メイクについてお伝えします。
毛穴のつまりや黒ずみを無理に取るのは禁物。爪や器具で押し出したり、ピンセットで取り除いたり、角栓パックで剥がしたりすると、毛穴に負担を与えてしまいます。
物理的に取ると爽快感があるかもしれませんが、皮脂の分泌を増やしたり、角層が厚くなったりする原因に。より毛穴がつまりやすくなる可能性があるため、物理的な除去は控えましょう。
スキンケアが好きな方は特にご注意を。スクラブ洗顔やピーリング、ふきとりケアなど、よかれと思っているお手入れが刺激を与えているおそれがあります。
毛穴は刺激を受けるほど目立ちやすくなるもの。洗顔時に肌をこするのもNGです。
摩擦によってダメージを受けてしまうため、洗顔料はやさしくなじませ、洗い流す時もこすらないように気をつけてください。
スキンケアでも肌をこすらず、手のひらでやさしく包み込むようになじませましょう。指でなじませる時は、力が入りにくい薬指を使うと圧を和らげやすくなりますよ。
メイクは毛穴カバーに役立つものの、方法を誤るとより一層毛穴を目立たせてしまうことも。特に注意したいのが、厚塗りです。
ファンデーションを塗りすぎたり、ベースメイク品を多種類使ったりすると、毛穴がどんどん目立ってしまうことがあります。
隠したい気持ちが強い時ほど、あえてセーブを。塗るアイテムは最小限にとどめ、少量ずつのせて薄づきを意識してください。
開き毛穴には埋めるタイプのコンシーラー(画像左)を、黒ずみ毛穴には色つきのコンシーラー(画像右)を使うと効率的にカバーできます。
毛穴をしっかり隠したい時は、パウダーファンデーションを使ったテクニックがおすすめです。
ブラシにパウダーファンデーションをとり、くるくると円を描くように毛穴に入れ込むと、高いカバー力が期待できます。
ただし、この方法は毛穴への負担が大きいため、日常的な利用はおすすめしません。コンシーラーも同様に毛穴にとっては負担になるため、マスクで隠せる日はベースメイクを軽く済ませるなどして肌を休ませてあげたいですね。
毛穴にとって、摩擦をはじめとする刺激はダメージの原因になってしまいます。毛穴の悩みはすぐに解消できるものではないため、お手入れには根気が必要です。
存在感を薄めるためにも、お手入れはソフトに行い、メイクも予定にあわせて方法を選び、上手につきあっていきましょう。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
古賀令奈
1818
企業のオウンドメディアでのライティングを経て、JCLA 日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュの資格を取得。コスメ・メイク記事を専門とし、主に「ELLE ONLINE」、「マイナビウーマン」「つやプラ」など女性向けウェブ媒体で執筆。化粧品会社・エステティックサロン・食品会社の公式サイト作成も手がける。執筆業のほか、美容ライター講師、自身が主催する実践型メイク相談室の運営など幅広く活動している。
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