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コスメコンシェルジュ、美容ライターの斎藤明子です。メイクをする時、なりたい印象をイメージしてから始めると失敗しにくくメイク効果がアップします。今回は、美人に見えるアイメイクのコツをご紹介します。
美人の定義は人それぞれかもしれませんが、ここでは多くの人が美人だと感じる印象に目元を彩るメイクを「美人見えするアイメイク」とします。
では、美人に見える目元とはどんな目なのでしょうか?
まず理想の目の大きさは、顔全体のバランスにもよって決まります。
・目の大きさは顔の幅の1/5。目の幅と目と目の間の間隔は、顔の幅に対して等間隔。つまり、目と目の間の間隔は顔幅の1/5。
・顔の縦幅は眉から鼻下、鼻下から顎先まで等間隔が理想。
黄金バランスに近づけるのは、多くの人から美人に見られる近道ですので、ぜひ参考にしてください。
目と目の間隔を調整するメイク方法は、こちらの「あなたは遠心顔or求心顔?顔タイプ別♡魅力を生かす美人見えメイク」の記事を参考にしてくださいね。
一方で、平均的な顔が美人と思われやすいという説もある通り、個性の主張が強すぎるメイクは、一般的に美人見えしにくいにということを覚えておきましょう。それが、目をとにかく大きく見せることを目的としたデカ目メイクと、美人見えメイクとの違いになります。
つまり美人見せには、鮮やか過ぎる色や目立ち過ぎるマスカラ、くっきりしたアイラインは避けて、清潔感がある上品な印象を彩ることが大切です。さらに、白目のきれいさや瞳の生き生きとした印象のために光を上手に操ると、驚くほどきれいな印象になります。
また、美人見せを狙うとコンサバメイクになりがちです。古臭い印象にならないよう、アイシャドウのテクスチャーやアイラインの色などで、適度なトレンド感は意識してみてくださいね!
生き生きとした自然なツヤを彩るために、まずまぶたのくすみをとばします。しっとりした質感でほのかな光を感じさせてくれるルーセントカラーのアイカラーがベスト。
おすすめコスメは「マジョリカマジョルカ シャドーカスタマイズ BE121」です。
テクスチャーが柔らかく、まぶたへのフィット感が高いシングルアイシャドウ。こちらのカラーは、ほのかなパールが上品なツヤを演出してくれます。
指でまぶた全体にフィットさせるように塗っていきます。
美人見せには、目元に自然な陰影をもたらして大きくいきいきと見せてくれるウォームブラウンのアイシャドウがおすすめです。
おすすめコスメは「セザンヌ トーンアップアイシャドウ 07 レッドブラウン」。
8月に発売された「08 ハニーブラウン」が話題ですが、美人見せならこちらの「07 レッドブラウン」がオススメ。
詳しい塗り方は以下です。
① まずは、Cの締め色を目の形に沿って上まぶたのみ細目にひきます。
② Bのウォームブラウンを入れます。二重幅より少し広めにブラシで入れます。
③ 下まぶた目尻側にBをほんのりとぼかすように入れていきます。
④ Aのカラーを下まぶたにブラシで入れます。目頭にチョンと1点置きすると白目がきれいに見えておすすめです。
⑤ さらに、Aを指にとってアイホールの黒目の上にトントンと乗せるとツヤがプラスされてきれいです。
黒のくっきりとしたアイラインは、目元をくっきりと見せてくれるのですが、きつい印象に見えてしまうこともあります。
好感度の高い美人見せを狙うのならば、ブラウンやバーガンディを。黒目が少し茶色い方にはカーキもおすすめです。筆ペンタイプのリキッドアイラインで極細のラインを狙いましょう。
おすすめコスメは「UZU アイオープニングライナー カーキ」です。
熊野の職人の手揉みから生まれる「大和匠筆」はコシがあって描きやすさ抜群!スモーキーなカーキは、ぱっと見た時にアイラインをひいているようには見えない隠れデカ目ラインとしての効果もあります。
詳しい描き方は以下です。
目の形に添って1mm程度の細いラインを引いていきます。黒目の上だけ1mmの幅をプラスして、目尻側は控えめに2mmくらいオーバーさせるとわざとらしくならずに目が大きくいきいきと見えます。
寄り目気味の方は目尻側に長めに引くとバラスがとりやすくなります。
すっとのびた繊細な扇状のまつ毛を目指しましょう。くるんとカールして前にのびたまつ毛は、目を伏せた時や横顔の美人見せ効果も絶大です。
おすすめコスメは「フーミー ロング&カールマスカラ チョコブラウン」です。
カールアップ効果と長さを狙うならこれ!まつ毛が根元から上にあがり、ダマにならずすっと前にのびた繊細なまつ毛に仕上がります。目元に滲まないのにお湯で落ちる機能性も優秀。
美人見せにはダークなチョコブラウンがオススメです。
ビューラーでくいっと上にあげたまつ毛の根元から塗っていきます。
今回は、美人見せアイメイクのプロセスをご紹介しました。目元は顔全体の印象の決め手にもなります。
ちょっとしたメイクの工夫で、美人に見えたり個性的に見えたり可愛らしく見えたり…印象を操ることが可能なので、ぜひいろいろ試してみてくださいね。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
斎藤明子
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美容ライター。広告代理店、編集プロダクションを経てフリーランスに。現在は、日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュ、AEAJアロマテラピー検定1級、ヘルスフードカウンセラーの資格を活かしweb・雑誌等にて執筆。メイクからインナービューティまで、美容法を提案&発信しています。記事内イラスト制作:suzuka(https://profile.hatena.ne.jp/cosme_suzuka/)
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