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片づけがうまくいかない人には程度はあるものの3つの共通した特徴があることをご存じですか?まずは自身に当てはまることを認識し、ひとつずつ対処していきましょう。
片づけがうまくいかない人に共通する一番の特徴は「あれもこれもやりたい」と中途半端な状態のままになっていることが多い、ということです。例えば書類を片づけようと収納グッズを買ってみたけど一枚だけ入れてあとは放置。子供の服をサイズ別に分けてラベリングでわかりやすく収納してみたものの、成長と共にサイズが変わっても以前のラベリングのまま。
どちらの場合も、自分の中で「まだ片づけが終わっていない」という感覚があるのでいざモノを仕舞おうとしても、この片づけが終わってからでないとどこに入れたらいいかがわからない、と収納を使いこなせずに、適当になテーブルの上に置きっぱなしになるのがパターンです。その結果、どうしても部屋が荒れがちになります。
自分にも当てはまると思う方はきっといらっしゃるでしょう。
このような方にお伝えしたいのが、自分が一日に自由に使える時間の短さです。
あれもこれも、なんてできません。自分にとって今大切にしたいことに時間を割くよう時間の片づけをする必要があります。
次に、片づけにお伺いするとよく目にするのが「段ボールを収納ボックスとして使っている」状態です。
こういうお部屋に共通しているのが、部屋の中に段ボールがいつでも使えるように無造作に積みあがっていることが多いです。
ハッキリ申し上げて、段ボールの収納はオススメしません。理由は2つ。
① 段ボールは「ゴミ」のイメージがある
② 中に入っているモノを大切にしづらい
モノがモノを呼びます。段ボールを使った収納ボックスのそばには、なぜかゴミに値するものが寄り添うように置かれてしまうのです。
どうしても段ボールを収納ボックスとして使いたいという場は「バンカーズボックス」を使われてはいかがでしょうか?
白くて清潔感があり、頑丈ということで見栄えが良くなれば気持ちが変わるということを体感されるでしょう。
最後に「いつか使うかも」という気持ちを手放せない人です。そういう方は、布や袋を大量に持っていることが共通しています。そして、実際にその布を手放すのに1時間。紙袋に至っては手放すのに2時間ほどかかってしまいます。「いつか使うかも」という気持ちが「3時間を無駄に」にしてしまうのです。
いつか使うかも…なモノを手放せない人は、残す数を決めてしまうようにしましょう。例えば紙袋は大サイズなら10枚、中サイズなら15枚、といったように数字を意識してください。そうすることで全体の量が増えすぎたり減りすぎたりするのを防ぐことができます。
最後に、もったいないのはモノではなくアナタの時間です。ちょっとだけ…と、モノの選択を後回しにすることが、いつの間にか手におえないほどの量になってしまうのです。モノは沢山あると価値が下がります。
モノを大切にしたいと思うならば、ぜひ、モノを厳選して時間に余裕のある暮らしにシフトすべきです。
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この記事のライター
香村薫
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夫婦でライフオーガナイザーとして活動をしています。モノを捨てすぎた「やりすぎミニマリスト」経験を踏まえ、捨てすぎない「ほどよいミニマリスト」として、モノを捨てられない、家が片づかない、とお悩みの方をサポートしています。夫婦と2男1女の5人でごく普通の3LDKのマンションで暮らしています。
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