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こんにちは。片づけのプロ香村薫です。毎日使う冷蔵庫。一日の開閉回数は平均35回もあると言われており、家の中で一番開閉回数の多い「収納」と言えます。そんな使用頻度の高い収納がもっと使いやすくなったらいいな、と思いませんか?今回は我が家で実践している「使いやすい冷蔵庫収納」についてご紹介します。
冷蔵庫に調味料を入れている方はいらっしゃいますか?
様々なお宅の冷蔵庫を一緒に片付けていますが、詰め替え容器に入れ替えてラベリングする、または調味料のふたに直接「塩」と書き込んでいる様子をお見掛けします。
それ自体はすごくいいのですが、もう一歩踏み込んでやってほしいのが「置き場所側のラベリング」です。
容器と置き場所の2か所に同じラベリングをしておけば、家族の誰が使っても必ず配置を戻すことができますね。
私はこれを「ダブルラベリング」と呼んでいます。
小さなお子様がいてラベルの字が読めない場合は、同じ色のシールを貼るのもいいですね。家族の中で自分以外にも料理をする人がいるご家庭には特にオススメしたいです。
袋に入っている食品は、スライダータイプのジップロックに収納しています。
中でも自分で革命だ!と感じたのがポテトチップスです。これをジップロックスライダーに移し替えて冷蔵庫に入れているのですが、全く湿気が入らないのです。
これを知ってからはコストコのチップス大袋を買うのが怖くなくなりました。
我が家ではお米を冷蔵庫に収納しています。
そこでオススメしているのが、野菜室への収納です。ただしお米は重さがあるので、冷蔵庫の一番下の段が野菜室タイプという形状の冷蔵庫の方にオススメしたいです。
自分の家族がよく使う容量ごとにビニール袋に小分け収納しておけば、袋の底を指で破って開けることができるので楽ですよ。
我が家では、耐熱タイプの「アイラップ」というビニール袋にお米を入れているので、万が一災害が起こった時もこの袋のまま弱火で調理するパッククッキングという調理方法でご飯を炊くこともできます。
お弁当グッズやタッパーは冷凍室に収納しています。
洗い終わったお弁当箱を冷凍室に入れることになれるまでに少し時間がかかりますが、いったん慣れてしまえば冷えたタッパーにご飯を入れると冷めるのも早いですし、事前に空間を確保しているので、「入らない」ということもありません。
冷凍室といえば、夏の間の生ごみも冷凍室に一時置きしています。少しでも容量を減らしたいので、「水分を切る」を意識すると良いですね。
我が家はこれでコバエが来るのを防ぐことができています。ただし、コバエ問題は夏の間だけなので期間限定としています。
今回は、冷蔵庫収納のポイントをご紹介しました。みなさまの暮らしのお役に立てますように。
この記事のライター
香村薫
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夫婦でライフオーガナイザーとして活動をしています。モノを捨てすぎた「やりすぎミニマリスト」経験を踏まえ、捨てすぎない「ほどよいミニマリスト」として、モノを捨てられない、家が片づかない、とお悩みの方をサポートしています。夫婦と2男1女の5人でごく普通の3LDKのマンションで暮らしています。
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