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整理収納アドバイザーのhanaです。クローゼットはパンパンなのに、カワイイ洋服を見るとつい買っちゃう「洋服買っちゃう病」、筆者も経験者なのでわかります。でも、沢山あっても着たい洋服がない、買いすぎてお小遣いもピンチ、何とかしたいですよね。今回は、筆者が実践した「治療法」を経験も交えてご紹介します!
筆者の「洋服買っちゃう病」全盛期は、社会人~出産後でした。
今考えると、人間関係のストレスや慣れない育児で自分の時間が取れず、満たされない心の隙間を埋めるために、「欲しいモノを買う」という行動に走っていたのだと思います。
ところが、「買う瞬間」が気分MAX、その後は下がる一方…。
その「一時的な高揚感」をストレス解消のために追い求めることこそが「洋服買っちゃう病」の原因。
「洋服買っちゃう病」を治療するためには、洋服を買う瞬間の「一時的な高揚感」と向き合っていかなければいけません。
「洋服買っちゃう病」を治療するためには、「洋服を買う瞬間の一時的な高揚感」⇒「別の何か」に置きかえる必要があります。
筆者は「厳選したお気に入りの洋服だけのクローゼットがもたらす持続的な幸福感」
に置き換えることで、「治療」に成功しました。
「洋服買っちゃう病」の効果的な「治療のための処方箋」は、勇気を出して今まで目をそらしていた自分のクローゼットと向き合い、厳選したお気に入りの洋服だけを収納する「クローゼット整理術」の実践であることに気付きました。
それでは、次に「クローゼット整理術」の手順をご紹介します。
それでは、筆者おすすめの「持続的な幸福感」をもたらす「クローゼット整理術」の手順をご紹介します。
一度にすべての洋服の整理を終わらせようとしなくても大丈夫です。
以下のステップを1日2~3時間程度を目安に、カテゴリー別に分けて少しずつでも良いので作業を行ってください。
洋服のカテゴリーとは、「半袖カットソー」「長袖カットソー」「ブラウス・シャツ」「トレーナー・ニット」「スカート」「パンツ」「ワンピース」「アウター」等です。
この中でどれか一つ整理するターゲットを決めます。
どれからスタートしても構いませんが、数が少ないカテゴリーや今夏で着用した「半袖カットソー」等がやり易いと思います。
例えば「半袖カットソー」と決めたなら、家中にあるあなたの半袖カットソーを全て出して下さい。
クローゼット、ハンガーラック、引き出しの中等、全てかき集めてくださいね。
次に、ステップ②でかき集めた洋服の中でお気に入りだけを厳選していきます。
一枚一枚手に取り、お気に入りだけを厳選して残し、それ以外は手放します。
目安として、お気に入りの洋服は、各カテゴリー10着程度あれば十分だと思います。
どうしても絞り切れない場合は、例えば「10着」等予め残す数を決めて、上記画像のように「お気に入り順に並べてランキングする方法」をおすすめします。
お気に入り順に並べ終わったら上位10着を残し、11位以下の洋服は手放します。
厳選されたお気に入りの洋服だけをクローゼットにしまったら完成です!
しまう時は分散させず、カテゴリー別にまとめて、全ての洋服が見えるようにしまいましょう。
上記画像のように、ハンガー収納の場合、カテゴリー別にエリアを分けて収納します。
また、引き出し収納の場合も同じくカテゴリー別に分けて収納しますが、必ず立てて収納し、すべての洋服が見えるしまい方をしてくださいね。
全カテゴリーのステップを終えて、お気に入りだけを残したクローゼットは、あなたに「持続的な幸福感」をもたらしてくれるはずです。
いかがでしたか?
今回は、私の実体験に基づき、「洋服買っちゃう病」の治療法として「持続的な幸福感」をもたらす「クローゼット整理術」をご紹介しました。
お気に入りだけを厳選し、お気に入りだけに囲まれた暮らしをすると、新しく買うモノも自然と厳選されたモノになるため、以前のようにクローゼットからモノが溢れることがなくなり、無駄な買い物で後悔することもなくなります。
また厳選することで、自分に合う洋服の素材、形、デザインが明確になるので、「欲しいな~」と思っても「あ、でも私こういうのまた着なくなるからやめとこう。」と冷静に判断ができるようになります。
最後に、筆者は今でも洋服が大好きです!いくつになってもオシャレするのって楽しいモノです。
過ごしやすくなってきた秋口の今、「持続的な幸福感」をもたらす「クローゼット整理術」を実践して、「一時的な高揚感」を追い求める生活とはお別れしませんか?
みなさまがオシャレをもっと楽しむ参考になると嬉しいです。
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この記事のライター
整理収納アドバイザー1級
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4人家族(夫・娘2人)でマンション暮らし。平凡な専業主婦が、自宅のリノベーションを機に片付けやインテリアに目覚め、整理収納アドバイザー1級資格まで取得。アドバイザー活動の傍ら「暮らしを楽しむ」をテーマに日々の生活をより快適にするためのアイデアなどを公式サイトやインスタグラムにて発信中。
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