/
「ベースメイクが崩れやすい」「化粧のりが悪くて仕上がりが汚くなる」というときは、メイクのやり方が間違っているかもしれません。化粧を美しく仕上げるには、スキンケアやベースメイクを正しい順番で行うことが重要です。今回は、メイクの正しい順番やメイクのポイントについて詳しく解説します。
メイクの仕上がりを良くするには、メイク前にスキンケアをして水分と油分のバランスを整えておくことが大切です。
スキンケアの正しい順番とそれぞれのポイントをチェックしてみましょう。
1.洗顔
まずは洗顔で、皮脂や汗などの汚れをしっかりと落とします。
洗顔料はよく泡立てて優しく洗い、すすぐときは肌のうるおいを奪わないようにぬるま湯を使うのがポイントです。
すすぎ残しがないように丁寧に洗い流して、タオルで優しく水分を拭き取りましょう。
2.化粧水
洗顔が終わったら、化粧水で肌に水分を与えて保湿します。
コットンまたは手のひらに適量をとり、優しく肌に馴染ませます。
ハンドプレスをしてしっかりと肌に浸透させましょう。
3.美容液
美容液は、基本的に化粧水のあとに使います。
化粧水で肌にうるおいを与えて肌を柔らかくしてから美容液を使うことで、浸透力がアップします。
商品によっては化粧水の前に使うタイプもあるので、使用するスキンケアアイテムによって順番を前後させてください。
4.乳液orクリーム
最後に、油分の多い乳液やクリームを使って水分と美容成分を閉じ込めます。
乾燥しやすい部分は重ね付けするのがおすすめですが、つけすぎはメイク崩れの原因になるので注意しましょう。
使用するメインアイテムによって、ベースメイクの順番は異なります。
パウダーファンデーション・リキッドファンデーション・BBクリーム別に、正しいメイクの順番とポイントを紹介します。
ここでは、パウダーファンデーションを使っている人に向けて、ベースメイクの正しい順番とポイントを紹介します。
【正しい順番】
1.日焼け止め
スキンケアを終えたら、日焼け止めを塗っていきます。
きちんと紫外線対策をするには、日焼け止めをしっかりと塗ることが大切です。
使用する商品に表示されている適量を守り、おでこ・鼻・両頬・あごにのせて顔全体にムラなく馴染ませましょう。
2.下地
次に、化粧下地を肌にのせていきます。
おでこ・鼻・両頬・あごにのせて、顔の中心から外側に向けて馴染ませましょう。
血色感や透明感を与えるパープルやブルー、ピンク系の化粧下地を使う場合は、白浮きを防ぐために顔の外側には塗らないのがおすすめです。
3.コンシーラー
化粧下地を馴染ませたら、コンシーラーを塗っていきます。
ニキビやシミなど気になるところにやや広めに塗り、指で軽く叩くようにしてフチを優しくぼかしてから中心をならすようにして馴染ませます。
4.パウダーファンデーション
パウダーファンデーションは、顔の半分ずつ仕上げていくのが基本です。
スポンジの半分くらいの面積にファンデーションをとり、頬から額の順に顔の中心から外側に向かって馴染ませます。
顔半分に塗り終わったら、もう半分も同じようにファンデーションをとってのせていきましょう。
目元・鼻・口周りは、スポンジに残っているファンデーションを薄く塗って仕上げます。
5.ハイライト・シェーディング
立体的でツヤ感のある仕上がりにしたいときは、ハイライトやシェーディングを軽くのせて仕上げましょう。
【ベースメイクのポイント】
パウダーファンデーションを使う場合は、基本的にフェイスパウダーは必要ありません。皮脂やテカリが気になる人は、皮脂を吸収してくれるタイプのフェイスパウダーを使うと良いでしょう。
ここでは、リキッドファンデーションを使っている人に向けて、ベースメイクの正しい順番とポイントを紹介します。
【正しい順番】
1. 日焼け止め
スキンケアを終えたら、日焼け止めを塗っていきます。
きちんと紫外線対策をするには、日焼け止めをしっかりと塗ることが大切です。
使用する商品に表示されている適量を守り、おでこ・鼻・両頬・あごにのせて顔全体にムラなく馴染ませましょう。
2. 下地
次に、化粧下地を肌にのせていきます。
おでこ・鼻・両頬・あごにのせて、顔の中心から外側に向けて馴染ませましょう。
血色感や透明感を与えるパープルやブルー、ピンク系の化粧下地を使う場合は、白浮きを防ぐために顔の外側には塗らないのがおすすめです。
3.リキッドファンデーション
化粧下地を塗り終わったら、リキッドファンデーションを肌に塗ります。
適量(パール一粒分が目安)を手に取り、下地と同じ方法で肌に馴染ませていきます。
手やスポンジ、ブラシなどを使って、薄くムラなく伸ばしていきましょう。
4. コンシーラー
コンシーラーは、リキッドファンデーションを塗ったあとに使います。
ニキビやシミなど気になるところにやや広めに塗り、指で軽く叩くようにしてフチを優しくぼかしてから中心をならすようにして馴染ませます。
5. フェイスパウダー
フェイスパウダーをパフにつけて、余分なパウダーを落として顔の中心から外側に向けて薄くのせていきます。
ブラシを使う場合は、クルクルと回しながら優しくのせていきましょう。
6.ハイライト・シェーディング
立体的でツヤ感のある仕上がりにしたいときは、ハイライトやシェーディングを軽くのせて仕上げましょう。
【ベースメイクのポイント】
リキッドファンデーションは伸びが良いアイテムを選ぶと、肌にフィットして化粧崩れを防ぎやすくなります。
リキッド・スティック・クッションなど、パウダーファンデーション以外のファンデーションはファンデーションのあとにコンシーラーを使うのが基本です。
ここでは、BBクリームを使っている人に向けて、ベースメイクの正しい順番とポイントを紹介します。
【正しい順番】
1.BBクリーム
スキンケアを終えたら、BBクリームを適量手の甲に取り、おでこ・鼻・両頬・あごにのせて顔の中心から外側に向けて馴染ませます。
手やスポンジを使って、ムラなく馴染ませていきましょう。
2.コンシーラー
BBクリームを塗り終わったら、コンシーラーを使います。
ニキビやシミなど気になるところにやや広めに塗り、指で軽く叩くようにしてフチを優しくぼかしてから中心をならすようにして馴染ませます。
3.フェイスパウダー
フェイスパウダーをパフにつけて、余分なパウダーを落として顔の中心から外側に向けて薄くのせていきます。
ブラシを使う場合は、クルクルと回しながら優しくのせていきましょう。
4.ハイライト・シェーディング
立体的でツヤ感のある仕上がりにしたいときは、ハイライトやシェーディングを軽くのせて仕上げましょう。
【ベースメイクのポイント】
BBクリームは日焼け止めや化粧下地の機能があるため、基本的に日焼け止めや化粧下地は必要ありません。
最後に、化粧崩れしないベースメイクの3つのポイントを紹介します。
きれいな仕上がりをキープするためにチェックしておきましょう!
メイクをきれいに仕上げるには、スキンケアアイテムをしっかりと肌に浸透させるのがポイントです。
スキンケアをしたら、少し時間を置いてからメイクを始めましょう。
ベタつきが気になるときは、ティッシュで顔を覆って手のひらで優しく押さえて余分な油分をオフしておくのがおすすめです。
化粧下地やファンデーションは、顔の中心から外側に向けて薄く伸ばしていくのがポイントです。
顔の外側を薄くすることで、首との境目が目立ちにくくなります。
顔の中心が明るくなると立体感が出るので、小顔効果も期待できます。
フェイスパウダーは、皮脂が気になりやすいところからのせていきます。
たとえば、Tゾーンのテカリが気になる人は、鼻や額にフェイスパウダーを馴染ませてから顔全体にのせます。
フェイスパウダーを塗る量は、肌の状態に合わせて調整するのもポイントです。
メイクが崩れやすい人はしっかりめに、崩れにくい人は控えめにのせましょう。
アイメイクやリップ、チークなどのポイントメイクを綺麗に仕上げても、ベースメイクの仕上がりが悪いと、化粧が崩れてしまったり、顔がくすんで見えてしまったりします。
いつもメイクが崩れてしまう人は、スキンケアやメイクの順番が間違っている可能性が高いです。
今回紹介した情報を参考に、今一度メイクのやり方をおさらいしてみましょう。
正しいベースメイクを覚えて、崩れ知らずの肌を叶えてくださいね!
・ベースメイクをする前は、スキンケアを正しい順番で行い、肌の水分と油分のバランスを整えておくことが大事
・ベースメイクの正しい順番は、メインアイテムによって変わる
・化粧崩れを防ぐベースメイクのポイントは、スキンケア後すぐにメイクをしない
・顔の中心から外側に向けて薄く馴染ませる
・フェイスパウダーは皮脂が気になるところからのせる
この記事のライター
michill トレンド
3163
ファッション、ビューティー、ネイル、ヘアスタイルなど、幅広いカテゴリのトレンドに敏感なアラサー女子です。話題のアイテムの情報や気になる商品のレビューを紹介します。
ビューティの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント