更新日:2023年3月25日 / 公開日:2023年3月25日
メイク講師のSAKIです。年齢を巻き戻すことはできないけど、若々しさはいくつになっても保ちたい!そう思う方も多いのでは?ただ、若見えのつもりで20代・30代と同じメイク、そしてその頃の自分と同じメイクをしている方は、もしかすると逆に老けた印象をもたらしてしまうかもしれません。今回は、40代からのやってはいけないNGメイク、そして40代らしさと若々しさの両方のバランスが取れたメイクテクニックをご紹介します!
40を過ぎると、それまであまり気にならなかったシミが突如濃く感じたり、目の下のたるみが原因で影が目立ち、クマも気になるようになってきたり…という方も少なくありません。だけど今は、できる限り素肌に近いすっぴん風メイクが流行ってる!そう思い、ベースメイクも最小限のアイテムで済ませている方も多いのでは?
肌トラブルが一切なければ最小限のアイテムのみで仕上げるのが1番ですが、何かしら肌悩みを抱えている方は、できるだけ作り込んだベースメイク作りを心がけましょう。
肌悩みが綺麗にカバーされれば、アイメイクも綺麗に見えますし、チークやリップの色も綺麗に映えます。
よく省かれがちなのが「コンシーラー」ですが、最近のコンシーラーは薄膜でしっかりカバーができるものが多く優秀です。コンシーラーとファンデーション両方使うと厚ぼったくなる!と感じる方もいらっしゃると思いますが、厚塗りを避けるならファンデーションの前にコンシーラーを仕込んでおきましょう。
化粧下地の後に、まずは気になる部分だけコンシーラーを馴染ませ、スポンジで密着させます。そうすると、遠くから見ると肌のアラが隠れている分全体が美しく見えるので、自然とファンデーションも薄塗りで満足できます。
メリハリのあるベースメイクが完成するので、ぜひ使えるアイテムはどんどん取り入れてくださいね!
ふんわり柔らかな眉は、女性らしく垢抜けた印象をもたらします。線がはっきり残っているよりふんわりぼかした方が今っぽくなるので、アイブロウパウダーだけで終わらせる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、40代の眉事情としては毛並みも揃わなくなったり、眉じりの毛が生えてこなくなったりなど、眉の印象も薄くなりがちです。ですので、パウダーのみで仕上げてしまうと「ふんわり」というより「手抜き」眉に見えてしまう可能性が高いです。特に眉尻はパウダーだけではメリハリのある線を描きづらいので、ペンシルを使うことをおすすめします。
足りない眉尻や、毛が生えずムラになっている部分に毛を1本1本足すようなイメージでペンシルを駆使します。形がある程度整ったら、仕上げにパウダーを上から重ね、質感や眉の色、そして残りすぎた線をぼかしてナチュラルに仕上げます。
40代からは、必ずペンシルとパウダー両方を使うよう心がけてくださいね。
若い頃は肌のくすみがあっても軽いもので、ファンデーションで簡単に隠せるので好きな色をとことん楽しめていましたよね。
もちろん、40代も変わらず好きな色を取り入れるのは良いことですが、老け見えしないためにはある程度似合う色を絞っておくのが大事です。比較的目立ちやすいアイシャドウやチーク、リップなどメインとなる色は40代らしい落ち着いた上品な色を。アクセントとして、例えばアイライナーやマスカラで軽く色をつけるぐらいなど、ピンポイントで取り入れるのが良いでしょう。
また、白っぽさを感じる色や明度が高い色(シフォンピンクやベージュオレンジなど)は、肌の色から浮いてしまう可能性があるので注意が必要です。
40代以降は、意外にもくすみカラーが肌の色も美しく見せます。「くすみカラー」と聞くと、余計肌の色が暗く見えない?と思うかもしれませんが、肌に溶け込むように馴染んでくれ、自然な立体感を演出することもできます。くすみカラーは年代問わず使いやすいですし、トレンドにもなっているのでどんどん取り入れてみてくださいね!
いかがでしたか?ポイントを掴んでおけば、若々しさを演出しつつ、若者から「こんな大人になりたい!」と憧れられるメイクに仕上げることができるはずです。ぜひ明日から実践してみてくださいね。
この記事のライター
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