主張しすぎな黒マスカラ

カラーマスカラの流行から一転し、今年は黒マスカラへの回帰傾向がみられます。極太マスカラ全盛期で育った40代の方にとって、黒マスカラの人気回復はうれしい傾向ではないでしょうか。

黒マスカラは目元をくっきりと見せたい方にはおすすめですが、存在感がもっとも強く出る色であるため使い方には注意が必要です。

黒マスカラをたっぷりとつけて長さやボリュームを出しすぎると、上品さに欠けた仕上がりに。黒マスカラを使うときは控えめにしたほうがよいでしょう。

長さやボリュームを出しつつも上品に仕上げたいときは、ブラウン系がおすすめです。しっかりとカールアップさせて長さを出しても、ほどよいバランスに仕上がります。

こちらのメイクで使用したのは、KATE「フレームレスフィルムマスカラ」（税込1,540円）。まつ毛1本1本をセパレートさせ、抜け感のある大きな目元を演出します。BR-1 ブラウンはやや明るめのブラウンで軽やかな印象に仕上げてくれますよ。

時代遅れな細すぎ眉

40代のメイクで1番大事になるポイントは、なんと言っても眉の形。眉は形を変えるだけでその人の印象をも変えてしまうほど、実はとても大事なパーツなんです。

40代の方が10・20代の頃に流行った超細眉。残念ながらここまでの細眉は完全に時代遅れを象徴しています…。

眉の形は時代の流れとともに変化しています。眉の形が昔のままだと老け見えの原因になってしまうので避けましょう！

目の縦幅の1／2～2／3の太さを目指すように描くことで、今っぽさのある若見えアイブロウに近づくことができます。

目頭からがっつりアイライン

アイラインは目頭から引くもの…と思われている方が多いです。しかし、大人の目元で目頭からからアイラインをしっかり描いてしまうと、まつげの存在感がアイラインに埋もれてしまい、かえって目が小さく見えてしまいます。

アイラインを目頭から引かないと目元の印象が薄くなってしまう…と心配になるかもしれません。それを防ぐには、アイラインを目頭から引かない代わりに、まつげの間のインラインを目頭から目尻までしっかり描きましょう。

こうすることでまつげの密度が増えて見え、目元の印象もしっかり際立たせることが可能。インラインを描いたら黒目の外側あたりから目尻にのみ、アイラインを描くようにしましょう。

血色の少ないリップメイク

リップを肌なじみだけで選んでいませんか？ベージュ系は肌に溶け込むようになじみやすいですが、血色不足になりやすいカラーです。血色が足りないと顔色が悪く疲れてみえる原因になります。

40代以降は肌がくすみやすく血色が失われやすいので、血色をプラスすることが大切。ピンク系やコーラル系のリップで、血色を補うことで顔色がよくいきいきとした印象になります。

こちらのメイクで使用したのは、ヴィセ「ネンマクフェイク ルージュ」（税込1,540円）で、唇の内側の粘膜のような色・質感を再現したリップ。PK850 うさぎの恋人は、自然な血色と甘さを添えるコーラルピンクです。

今回は「40代はやめた方がいいメイク」を4つご紹介しました。

いつものメイクを少し変えるだけでも、簡単に今っぽい垢抜けフェイスに傾くこと間違いなし♡ぜひ、明日から取り入れてみてくださいね！

記事協力：古賀令奈／Ikue／伊早坂美裕