更新日:2024年3月5日 / 公開日:2024年3月5日
美容ライター、コスメコンシェルジュの斎藤明子です。今回は、40代さんがついやってしまいがちな、かえって老けて見えるメイクのポイントをお伝えします。少し手間をかけたり注意したりするだけで、確実に若々しく見えるポイントばかりなのでぜひ試してみてくださいね!
どうすればいい?⇒眉全体のほんわり感、眉尻のすっきり感にこだわる。
あえて細眉にしてモードなメイクを楽しむ方が増えていますが、細眉にすると顔全体がどうしても大きく見えてしまうので、少しでもリフトアップしたい40代さんはなるべくやらない方が無難です。
また、他のポイントメイクをどんなに今っぽくしても、どうしても90年代をそのまま引きずっているように見えてしまいます。
「でも、ナチュラル眉ではきちんとした印象にならないのがいや…」という40代さんは、スクリューブラシで毛並みをそろえて、アイブロウパウダーで色をのせたら眉頭をふんわりとぼかし、眉尻をペンシルで描き足してすっきりさせることを毎日のメイクで心がけるだけでもOK!
とにかくそのポイントにこだわれば、若々しく今っぽく見えるのでぜひやってみて!
どうすればいい?⇒肌なじみのいいピンクを幅広に塗り内側にハイライトをのせる。
「クワイエットラグジュアリー(ブランド感を目立たせず控えめに見えて、実は高級な服やバッグ)」流行の流れを受けてか、メイクもあえてベージュやブラウンで目元を彩る人が増えているようです。
上質感を彩りたいあまり、締め色のような濃いブラウンやグレージュで囲み目メイクをすると、時間が経ったときにくすみ感だけが残ります。
目元のくすみを増長させて、とても疲れた印象の目元に見えて老け見えポイントになるので気をつけましょう。
解決策としては、締め色は、なるべく下まぶたには塗らない方法がおすすめです。
とはいえ、下まぶたにアイシャドウを塗らないと、顔の立体感がなくなり下半分がとても大きくまのびして見えてしまうので、今や、どんな時でも下まぶたのメイクは必須と心得て!
彩度の低いブラウンは避けて、透け感のあるピンクブラウンや肌なじみのいいピンクを塗り、内側にまぶたの下のぷっくら感を彩るハイライトを塗ると若々しくいきいきとした目元に仕上がります。
どうすればいい?⇒パール感の強い色は上まぶた全体には塗らない!
上まぶたも、下まぶた同様に締め色のようなブラウンで暗く彩るとくすみが目立って老け見えするものの、かといって、パール感の強い色でまぶたを塗りつぶすと、メリハリのないのっぺりとした印象になりそれはそれで老けて見えます。
そもそも、びっしりと詰まったパールの質感は、広範囲にのせるとシワが目立ってしまいます。
40代ともなると、上まぶたの皮膚もキメが荒くなりパールをのせることで細かいしわが目立ってしまうということもあります。
よく見るとパール感でツヤっぽく見える…といったテクスチャーのシアーなアイシャドウを選んでまぶた全体に塗り、彩度高めのピンクブラウン中間色で少しマットな質感のアイシャドウをまぶたの内側に塗ります。
さらに、ラメを黒目の上に縦に大きく塗ると瞳が輝いてきれいな印象の目元になります。
どうすればいい?⇒目じり側と、目頭側のくの字ラインだけで目を引き締める。
濃いアイラインで目を囲むと、目を小さく見せてしまうことは、もう皆さんご存知かと思いますが、上まぶたのまつ毛を塗りつぶすようい太いアイラインを引くだけでも、目を小さく見せてしまうので注意してみてください。
まつ毛が薄いのが気になる方は、まつ毛の間を埋めるようにラインを引くというより、点でまつ毛をプラスしていくイメージでラインをつなげていくと失敗しにくいのでおすすめです。
抜け感の時代を経て、今こそブラックアイラインが人気と言われていますが、現実的には、やはり40代の漆黒のアイラインは、顔タイプによって似合うか似合わないかがはっきり分かれてしまいがちです。
絶対に失敗したくないときは、少しだけビターなブラウンやくすみバーガンディに寄せた方が若々しく可愛く見えます。
目をはっきりと見せるラインは、まずは目じりだけに引きます。ただし跳ね上げ過ぎも禁物!
上まぶたの輪郭に沿った平行なラインを目安に、ご自分の目元にちょうどいい跳ね具合を探してみてくださいね!
40代さんが知っておくべき、老けて見えてしまうメイクのポイントをご紹介しました。
正解パターンは顔タイプによっても少しずつ変わってきますが、注意したいポイントはだいたいみんな同じなので、チェックしてみてくださいね!
この記事のライター
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