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ヘアメイクの森田玲子です。結婚式や法事、お葬式など…大人になるとフォーマルな場に行く機会が増えますよね。だからこそ、メイクのマナーは事前に身に付けておきたいものです。そこで今回は、結婚式などのハレの日のメイクと、お葬式や法事用のナチュラルメイクの基本をご紹介いたします。
・表情が明るく見えるカラーを選ぶ
・主役はあくまで新郎新婦!派手ではなく、品よく華やかに見えるよう繊細なラメやパールを選ぶ
・長時間メイク直しができないので、崩れにくいメイクを
結婚式などのハレの日のメイクは、表情が明るく見え、清潔感のあるメイクをします。ドレスや着物など、装いに合わせた色を選びつつ、崩れにくいものを選ぶといいです。
お祝いの場では、こうでなくてはいけないという決まりはありませんが、結婚式であれば主役は新郎新婦です。主役を引き立てるということを意識しながら、華やかな場に合わせたメイクをします。
肌色にツヤがあると、表情が明るく見え、写真映えします。パーティードレスや着物を着て、ヘアセットをする分、ベースメイクやリップメイクをきちんとする方がバランスが良く見えます。
あまりにナチュラルメイクすぎると、顔だけが素朴な雰囲気に見えてしまうので気をつけます。いつもあまりメイクをしない方は、ベースメイク、眉メイク、チークやリップを丁寧にするだけで華やかな雰囲気になるのでやってみてくださいね。
左)デイジードール パウダー ブラッシュ PK-02
透け感のあるライラックピンク。つるんとしたツヤを足し、幸福感溢れる肌に。
右)キャンメイク ハイライター N01
肌の内側から滲みでたような自然なツヤ感。時間が経っても肌から浮かない。
・アイシャドウにラメやカラーを使わない
・リップやチークは塗らない。もしくはかなり色を控える
・ベースメイクやアイメイクはマットに
お葬式や法事では、派手で目立つメイクはマナー違反。片化粧と呼ばれる、ほとんどメイクをしてない、薄化粧にします。
ラメやハイライトのような光るものは使わず、ベースメイクやアイメイクなどは、全体的にマットに仕上がるものを選びます。
チークやリップといった、血色の出るアイテムは使用しません。使用する場合は、ベージュやかなり色の薄いピンクベージュなど、ほとんど色はのらないものにします。
左が普段のアイメイク。右側が片化粧のアイメイクです。最低限のベースメイクと眉メイクを施し、アイメイクはベージュのマットアイシャドウをのせたあとに極細にアイラインを引いています。
メイクは、自分を輝かせてくれるものです。時には、大人のマナーとして必要なときもあります。普段あまりメイクをしないという方も、これからの基本を知っておくと、いざというときに役立ちます。
この記事のライター
森田玲子
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美容ライター・ヘアメイク 各媒体にて美容記事の執筆をしながら、現場にでて技術者としても活動の幅を広げる。パーソナルカラー理論に基づく似合わせメイクや、自身のコスメ知識を活かしたライティングを得意とし、幅広い年齢層へのメイクアップを提案。
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