更新日:2024年7月7日 / 公開日:2024年7月7日
メイクアップアドバイザーの伊早坂美裕です。メイクパーツの中で一番面積の大きなベースメイクは、その仕上がり次第で全体の印象を大きく左右する重要なパーツです。しかし、ベースメイクには、やっていたら残念見えしてしまう落とし穴がいくつかあるんです。そこで今回は、やってたら残念見え確実なベースメイクの落とし穴4選をご紹介します。
じんわりと汗ばむような環境でメイクをしていませんか?汗をかかないまでも、ちょっと暑いと感じながらも、そのままメイクをしている方は多いと思います。
室温の高い環境では肌の表面温度が上がり毛穴も開きがちになるので、ベースメイクの密着度が悪くなり、メイク崩れが起こりやすくなります。
クーラーの温度を調節して、適切な室温の中でメイクをするようにしましょう。洗面所などのクーラーがない環境でメイクする場合は、ネッククーラーや扇風機などを活用してみてください。
化粧下地を塗る際に、顔に5点置きしてから塗り広げるのが基本だと思っている方が多いのですが、5点置きは顔全体に満遍なく塗り広げるために行うものなので、スキンケアや日焼け止めを塗る際に適しています。
昨今の化粧下地は、コントロールカラー機能やトーンアップ効果のある高性能な商品がほとんどなので、化粧下地を5点置きで塗ってしまうと、顔全体がのっぺりと大きく見えてしまいます。
手の甲にメーカー推奨量を出したら、指に取り目の下の三角ゾーンに軽く広げ、顔の外側に向かって薄くなるように伸ばし広げます。
画像のように他の箇所も同様に中央が濃く、顔の外側に向かって薄くなるように伸ばし広げましょう。
ファンデーションで、シミやくすみ、ニキビ跡などのすべての粗をカバーしようとしていませんか?そうすると必然的にファンデーションを顔全体に厚く塗ってしまうことになりますよね。
厚塗りのファンデーションは崩れやすいだけでなく、立体感のない仕上がりになるので、顔が大きく見えてしまいます。
色ムラやトーンアップ、透明感プラスするには化粧下地で整えて、くまや小鼻の赤み、口元のくすみはコンシーラーでカバーしましょう。
ファンデーションは顔の中央に少しだけ厚みを持たせ、顔の外側に向かって薄くなるように塗りましょう。それでも隠れなかったシミやニキビ跡などは、コンシーラーでカバーしましょう。
下地やファンデーションを顔全体に均一に塗っていると、その流れでフェイスパウダーを全顔に均一に付けたくなりますよね。フェイスパウダーも均一に塗ると立体感がなくなるので、顔が大きく老けて見えます。
フェイスラインと生え際がテカっていると、膨張して顔が大きく見え、清潔感もなく見えるので、ここにはしっかりパウダーをのせましょう。
額とTゾーン、小鼻周辺は、ご自身の皮脂の量に合わせて量を調節してほしいのですが、あまり多いと老けて見えるので、皮脂量が多い方はパウダーだけで対応せずに、皮脂吸着効果のある部分用下地を併用してみてください。
頬の高い位置は、きれいなツヤを活かすために、パウダーをのせないか極少量をふんわりのせましょう。
・ヴォワールコレクチュールn/クレ・ド・ポー ボーテ
・プリズム・リーブル・スキンケアリング・グロウ・クッション/ジバンシイ
・プードルコンパクトエサンシエルn/クレ・ド・ポー ボーテ
いかがでしたか?やってたら残念見え確実なベースメイクの落とし穴4選をご紹介しました。
当てはまっている項目はありましたか?ご紹介したポイントを改善するだけで、ベースメイクの仕上がりが格段に良くなるはずなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
この記事のライター
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