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こんにちは。美容ライター、コスメコンシェルジュの斎藤明子です。ひときわ暑いと感じる2024年の夏。メイクなんて面倒…と思ってはいませんか?せっかくなら、夏ならではのメイクを楽しんでみてはいかがでしょう。ただし、せっかくのメイクでかえって残念な印象になってしまうのではがっかりですよね。そこで今回は、今っぽく見える夏メイクと、残念な印象に見えてしまう夏メイクの違いを探ってみました。
春夏コスメのトレンドカラーとして、今年は、ラベンダーやライムグリーンとともに、夏に使いたくなるオレンジの人気が高くなっています。
ポイントメイクに取り入れている方も多いのではないのでしょうか?
注意したいのが、パーツすべてをオレンジでメイクしていないか?ということです。
メインカラーにオレンジが入っているアイシャドウパレットを使ってアイメイクを仕上げたとき、リップにもオレンジ、チークもオレンジを使って仕上げると、顔全体の印象が単調になり沈んでしまいがちです。
例えば、アイメイクに、イエロー系を利かせたり、メインカラーにオレンジブラウンを使ったときに、リップもオレンジであわせていませんか?
リップもアイシャドウ同様に、黄味色の強いブラウン系のカラーが春から多く発売され、人気が続いていました。
ですが、アイシャドウにオレンジを使ったときは、リップは血色系ブラウンや、血色系赤みピンクにした方が顔色がくすまずきれいにまとまります。
また、リップは血色ブラウンを使う…というところまで自然に組み合わせていても、仕上げに発色の強いオレンジ系チークを合わせてしまうと、いっぺんに顔色がくすんでみえてダサ見えしてしまうので気をつけてみて下さい。
ブラウン寄りのオレンジチークをシャープ見せを狙って斜めに入れると、さらにひと昔前の雰囲気に仕上がってしまいます。
これが今っぽのオレンジやゴールドなどイエロー系のアイメイクにも、ふんわりピンクのチークで透明感と血色感をふんわり演出すると、びっくりするほど今っぽい夏メイクになります。
意外な組み合わせに感じるかもしれないのですが、DIORのロージーグロウ「063ピンクライラック」などの新作チークは、ぱっと見た感じは青みがあるのに頬になじませるとイエベにもなじんで透明感を感じさせてくれるのでおすすめです。
さらに、血色ピンクのハイライトをほんのりレイヤリングすると、透明感と軽やかさのある今っぽ顔になります。
あらかじめベースで肌のキメを整えて顔の中心をほんのりトーンアップしておくことはマストです。
それでもちょっとピンク系は浮かないか心配…という方には、リニューアル新発売されたNARSのチーク「ブラッシュN」のピーチピンクやコーラルなど、オトナの肌色にも浮かない透明感ピンクがおすすめです。
また、リニューアルされたキャンメイクのパウダーチークスのカラー展開もトレンドの白みピンクが多いのでチェックしてみて下さいね!
夏といえばラメ!グリッター!と…とにかくキラキラさせたくなりませんか?
今年は、春先から多くのハイライトが発売されたこともあり、ここぞとばかりに顔いっぱいに盛ってしまいたくなりますよね。
でも、ラメやハイライトが額の汗と一緒に光ると、自然光の下ではギトギトの脂っぽいテカリに見えてしまいます。
肌表面はセミマットに整えた後、ハイライトは目の下や鼻の付け根、目頭などに少しだけ利かせるのが今っぽ夏メイクの正解です。
数年前に比べて、だんだんと眉毛のトレンドが細眉になってきたことを感じている方は多いでしょう。
それでも、メイクをしているプロセスで、どんどんと眉毛を濃く太く描きすぎていはいませんか?
とくに夏は汗や皮脂崩れが気になり、眉毛メイクが消えない工夫をする方が多く、あらかじめ濃い眉に整えてまいがちです。
アイブロウパウダーやアイブロウマスカラの色を薄めのベージュやピンクブラウンに変えてみるだけでも、眉が濃すぎてダサ見えするというメイク事故は防げます。
残念な印象に見えてしまう夏メイクと、今っぽい印象の夏メイクの違いをご提案しました。
チークの色やハイライト使い、眉毛の濃さに注意して、今年の夏ならではのメイクをぜひ楽しんでみてくださいね!
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
斎藤明子
4001
美容ライター。広告代理店、編集プロダクションを経てフリーランスに。現在は、日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュ、AEAJアロマテラピー検定1級、ヘルスフードカウンセラーの資格を活かしweb・雑誌等にて執筆。メイクからインナービューティまで、美容法を提案&発信しています。記事内イラスト制作:suzuka(https://profile.hatena.ne.jp/cosme_suzuka/)
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