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美容ライターの遠藤幸子です。40代になるとさまざまな肌悩みに直面しますが、中でも皮膚が薄い目元の悩みは深刻になりがち。スキンケアなどでアプローチしつつ、メイクでカバーしたいところです。今回は、40代の目元のお悩みを解消するメイクを紹介します。
40代のクマは厄介。というのも、茶クマ・青クマ・黒クマといったいくつかのクマが複雑に絡み合った状態だからです。そのため何色のコンシーラーを使うべきか悩ましいところ。色素沈着が強い茶クマであることが明らかな場合には、イエローのコンシーラーがおすすめですが、それ以外の青クマや黒クマはオレンジのコンシーラーがおすすめ。
目の下は40代になるとたるみが見られる傾向にあるため、分類が難しい場合も黒クマカバーを意識したメイクを行うとある程度クマカバーできる可能性が高いです。黒ずんだ、あるいは、血行不良で青み寄りのクマには血色感を与えることが解消の近道。ただし、それだけでは他の部分よりも赤みが出て浮いてしまう可能性があります。
そこで、ベージュのコンシーラーを重ねて肌のトーンを調整することが大切です。この時それぞれのコンシーラーを厚く塗ると、不自然になったり、厚塗り感で老けて見えたりしやすいので、薄く塗り重ねていくのがコツです。
筆者の場合は頑固な黒クマなので、それを解消するメイクを紹介します。
L.A.ガール「プロコンシールHDコンシーラー オレンジコレクター」(8g/並行輸入商品につき、購入サイトによって価格は異なる)
肌にのせると驚くほどダークなオレンジ。しっかりと血色感が出ることによって頑固な黒クマを一旦解消し、オレンジ1色になります。
境目に向けて徐々に薄くするようになじませ、ベージュのコンシーラーを重ねて肌のトーンを全体に合わせて調整するとクマをしっかりカモフラージュします。
ザ・セム「カバーパーフェクション チップコンシーラー 1.5 ナチュラルベージュ」(税込価格790円)
ベストセラー&ロングセラーのハイカバーコンシーラー。全部で14色もあるので、自分にぴったりの色を見つけやすいのがも魅力的です。
また、しっとりとしたテクスチャーでカサつきがちな目元にもピタッとフィットし、時間が経ってもヨレたり、崩れたりしにくいのも嬉しいです。
ストレッチ性にも優れており、ひび割れしにくいところも◎。
下まぶたのたるみが影となって現れる黒クマのカバーメイクはすでに紹介したので、ここでは上まぶたのたるみ解消メイクについて紹介します。
手っ取り早く解消する方法として、二重テープを使うことです。とはいえ、付け方によっては皮膚を引っ張ってしまう可能性があるので、毎日の使用はおすすめできません。
ここぞというときのみ使用することをおすすめします。テープの粘着力がしっかりしているものを選び、理想の位置にテープをつけることができれば、終日すっきりとした目元をキープすることも夢ではありません。
二重テープの使用は必要最小限に留めつつ、日頃はアイシャドウで目元にハリを出し、まつ毛メイクでは長さとセパレートにこだわることで上まぶたのたるみをカモフラージュすることができます。
「ディーアップ ワンダーアイリッドテープ エクストラ」(120枚入り/税込価格1,100円)
接着力が長時間持続する二重テープ。両面タイプで、水や汗にも強く、しっかりと固定してくっきり二重をキープします。
付属のV字スティックを使って装着すれば理想の位置にテープを貼りやすいです。
目元の小じわを解消するには、あらかじめ凹凸を埋めておくこと。アイシャドウベースや肌の凹凸をカバーする効果がある化粧下地を少量だけ馴染ませましょう。
SUQQU「アイ エンハンシング プライマー」(税込価格3,850円)
無色透明のアイシャドウベース。アイシャドウの発色やモチを高めるだけでなく、ヨレを軽減する効果も。3種の美容保湿成分配合で、まぶたの乾燥を防ぐ効果も期待できます。
なめらかな目元に。さらに、その上から粒子の細かいパールが配合されたアイシャドウを選ぶことでカモフラージュするのがおすすめ。
加えて、膨張色のアイシャドウを選ぶことで目元にハリ感を出て小じわがより一層目立ちにくくなります。逆に粒子が大きいパールやラメが配合されたアイシャドウを広範囲に使うと、小じわを悪目立ちさせることがあります。
できれば実際にまぶたにのせて相性を確認しましょう。上まぶたよりも下まぶたのほうが小じわが気になる傾向にあります。小じわにも使ってみて判断することをおすすめします。
ルナソル「アイカラーレーション 22」(税込価格6,820円)
今回は、40代のクマ・たるみ・小じわといった目元のお悩みを解消するメイクを紹介しました。ぜひ参考にしていただき、アイメイクが映える目元で秋のメイクを楽しんでください。
この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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