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美容ライターの遠藤幸子です。鏡の中の自分を見て、「なんだか垢抜けないな。」と感じたことがありませんか?筆者は30代後半からそう感じる機会が増え、大幅なスキンケアの見直しを行いました。考えられる原因を解説しながら、40代になったら変えるべきスキンケアのポイントを紹介します。
上の画像は、どちらも筆者のすっぴん画像です。向かって左は40歳の頃、右は47歳の画像です。どちらが垢抜けて見えるかは、一目瞭然ではないでしょうか。
肌の状態には個人差があるものの、年齢を重ねるとシワやたるみ、シミなどの肌悩みが増えていくだけでなく、肌のトーンも徐々に変わっていきます。
一般的には黄みを帯びてくすんでいく傾向にあります。加えて40代は更年期に突入する方が増えることから、寝不足や乾燥などの影響でくすみやすくなります。
40歳の頃の筆者はまさに寝不足と乾燥に悩まされていて、朝洗顔をしないことで古い角質がたまり、どんよりとしたくすみ顔で肌触りもごわごわでした。
このように40代のくすみにはいくつかの要因が絡んでいる可能性が高く、ケアも一筋縄ではいかず、悩みを深めてしまうことも。また、ホルモンバランスの乱れから、肌荒れや乾燥に悩まされる方も多く、鏡を見ると自分の顔が垢抜けない印象に見えてしまうことになるのです。
では、40代から垢抜けた印象の肌のためにスキンケアはどのように変えればよいのでしょうか。詳しく紹介していきましょう。
40代になると肌にうるおいに関わるセラミドなどの成分が減少し、肌が乾燥しやすくなります。そのため、ぬるま湯洗顔を続けたり、しっかりメイクなのに洗浄力の弱いクレンジングを使ったりしがちですが、汚れや古い角質はしっかり落とすことが大事。
スキンケアアイテムの浸透もよくなります。自分のメイクを落とせるだけの洗浄力を持ち合わせたクレンジングを使い、朝も肌トラブルが起こるほど乾燥している場合を除いて基本的には洗顔することをおすすめします。
それでいて肌のうるおいまで落としすぎないよう、洗い上がりの肌がつっぱるほどの強い洗浄力を持つ洗顔やクレンジングは避けましょう。40代は肌のターンオーバーが乱れやすくなるので、古い角質をしっかりと除去し、肌のターンオーバーを整えるケアが必要です。
毎日使用できるほどマイルドな処方の酵素洗顔や、敏感肌でも使えるこんにゃく由来のスクラブ、クレイマスクなどを取り入れて角質ケアを定期的に行うことをおすすめします。
黒ずんだようなくすみにはブライトニングケア、黄ぐすみには糖化ケアを行うことも欠かせません。それぞれのくすみに対応できる美容液やシートマスクなどを日々のスキンケアに取り入れましょう。
黒ずんだようなくすみには血行を促進させるケアも必要。入浴や運動などで体を温めましょう。抗糖化作用が期待できるスキンケアアイテムを投入しつつ、食事を見直すことも大切です。
糖質の高い食品は避け、食事の際も糖質の低い食品から口にすることを心がけましょう。
垢抜け肌の絶対条件は、うるおって健やかであること。これからの季節は特に乾燥に悩まされますが、十分に肌を保湿し、バリア機能を高めましょう。
紫外線の影響を受けると肌のくすみやシミ・そばかすなどを引き起こすことに。秋冬でも油断せずに日焼け止めを主役とした紫外線対策は万全に行いましょう。
ただし、極端に紫外線を恐れる必要はありません。紫外線対策を取りながら太陽の光を適度に浴びることは幸福ホルモンと呼ばれ、睡眠やメンタルにも深い関わりを持つセロトニンの分泌を促すからです。
40代は急激に女性ホルモンが減少し、それに肌も体も心も影響を受けます。肌が突然敏感になったり、深刻な乾燥や肌荒れに悩まされることもあります。
そんなときに慌てることがないように、日頃から敏感肌用、低刺激といったスキンケアアイテムを取り入れておくのがおすすめです。
今回は、垢抜けるために、40代になったら変えるべきスキンケアのポイントを紹介しました。ぜひ参考にしていただき、垢抜けた印象の肌を目指しましょう。
この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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