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こんにちは、コスメ&メイクライターの古賀令奈です。「抜け感を出したいけど、自分の塗り方だとなんだか古臭いかも」とお悩みではありませんか?若い頃のメイクの習慣が残っていると、抜け感よりも目力を強くしたくなってしまう方が多いかもしれません。今回は、40代の方が気をつけたいアイメイクのNGルールとお直し方法をご紹介します。
複数色のアイシャドウを塗るとき、色の境目をぼかさずそのまま終わっていませんか?
塗ったままの状態だと色の境目がくっきり目立ったり、発色が強すぎたりして抜け感のない雑な仕上がりに見えやすくなります。
アイシャドウを塗るときは、色がしっかりとわかるようにぼかし込むことが大切です。
色の境目をブラシでぼかすように心がけるだけで、色が肌に溶け込んで抜け感がぐんと高まります。
特に深みのある色を使っているときは、しっかりとぼかし込むようにしましょう。
このメイクで使用したアイシャドウは、シャネル「レ ベージュ パレット ルガール」クール ドゥ シャネル(税込9,350円)。
ボルドー系のパレットで青みが強めですが、ベージュやコーラル系もセットされているため青みに寄りすぎず、イエローベースの筆者でも抵抗なく使いやすいパレットです。
極太アイライン全盛期を謳歌した40代の方だと、細いアイラインに物足りなさを感じる方も少なくありません。
しかし、目を閉じたときにくっきりと見えるほどアイラインを太く引くと、近年のナチュラルメイクとはミスマッチになります。
目を閉じても違和感なのない自然なアイラインを引きたいときは、まつげの生え際を埋めるように少しずつ引いていきましょう。
伏し目にして反対の手でまぶたを軽く持ち上げながらアイライナーを動かすと、ピンポイントで狙ってきれいに描きやすくなります。
使用したいアイライナーは、エクセルの「ニュアンスフル ペンシルライナー」NP02 チョコレート(税込1,320円)。
ブラックよりもナチュラルでありながら強さも出せるブラウン系のカラーです。
汗・皮脂・水・こすれに強い耐久処方で夜まで崩れにくいため、まつげの生え際にも使いやすいでしょう。
アイラインだけでなく、まつげも太さや量には要注意。
昔のようなひじきまつげとまではいかなくても、ボリュームを重視したバサバサのまつげでは、抜け感を出すのは難しいです。
まつげの存在感を高めながら抜け感を出したいときは、束感のあるまつげを目指すのがおすすめです。
束になった部分で存在感を出しつつ、束と束の間に空間があるため抜け感も演出できます。
束感仕上げに便利なのが、キングダム「束感カールマスカラ」クリアブラック(税込1,760円)。
束感といえばピンセットを使うイメージがあるかもしれませんが、ピンセットなしで自然に束感を出せます。
塗り方は、コイルをまつげの根元に押し当て、左右に数回揺らしてからスッと毛先に向かって伸ばすだけ。大人でも違和感のない自然な束感を演出できます。
NGメイクで仕上げたアイメイクだと抜け感があるとは言い難いですが、お直しした仕上がりだと抜け感が高まったのではないでしょうか。少し工夫するだけで目元の印象が変わるので、ぜひ試してみてくださいね。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
古賀令奈
1891
企業のオウンドメディアでのライティングを経て、JCLA 日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュの資格を取得。コスメ・メイク記事を専門とし、主に「ELLE ONLINE」、「マイナビウーマン」「つやプラ」など女性向けウェブ媒体で執筆。化粧品会社・エステティックサロン・食品会社の公式サイト作成も手がける。執筆業のほか、美容ライター講師、自身が主催する実践型メイク相談室の運営など幅広く活動している。
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