
/
こんにちは、コスメ&メイクライターの古賀令奈です。メイクを楽しんでいるつもりが、トレンドメイクとは何かが違う…とお悩みではありませんか?そこで今回は、今っぽくなるために変えたいポイントをピックアップし、2025年らしい表情になるためのメイクポイントをご提案します。
まずは、変える前のメイクをもとに、変えるポイントをまとめて見ていきましょう。ポイントは以下の4つです。
①目力重視で濃すぎるブラウン系アイメイク
②ノーチークで血色感のない頬
③輝きだけを意識したベーシックなハイライト
④ツヤ感の強い濃いめリップでくどい口元
今っぽさを出すためのお直しメイクを、ポイントごとに解説します。
深みのあるブラウン系の目元は、力強い目元を演出できます。しかし、近年のナチュラルメイクとはミスマッチになりやすく、今っぽさは感じにくいでしょう。
アイシャドウといえばブラウン系が定番カラーでしたが、近年は淡めのベージュ系やピンク系にシフトする流れが。
2025年は透明感を重視したアイシャドウが続々と発売されており、目元の明るさや透明感も重要なポイントといえます。
おすすめは、SUQQU「シグニチャー カラー アイズ」14 夕琥箔-YUUKOHAKU(税込7,700円)。
ベーシックなピンクベージュ系でありながら、新しさを感じさせるパレットです。
濃度があり目力重視の方でも物足りなさを感じにくいのはうれしいポイント。
しかし、きちんと陰影をつくりながらも目元が暗くならず、透明感すら漂わせる絶妙な配色が魅力です。
目元や口元を主役にしたメイクだと、引き算メイクでチークは塗らないというメイクが流行った時期もあります。
しかし、年齢を重ねると血色感が失われていきやすいため、大人のメイクでは血色感を与えるチークはとても重要です。
チークは重要ですが、濃く塗るとかえって老けて見える原因に。ほんのりチークを入れるだけでグンと若々しく見えます。
2025年の注目チークといえば、イヴ・サンローラン・ボーテ「YSL メイクミーブラッシュ パウダー」42 ベビードール ピンク(サテン)(税込8,360円)。
青みがかったミルキーな淡いピンクは一見難しそうにみえますが、薄くつけるとイエローベースの筆者でも抵抗なく使いやすく、ひと塗りでピュアな表情に仕立てます。
ハイライトはベーシックなホワイト系やベージュ系でも問題ありませんが、2025年らしさを出すならライラック系のハイライトを取り入れたいところです。
紫がかったハイライトだと難易度が高く思われるかもしれませんが、実は手軽に透明感とツヤを出せる優秀カラー。
ひとつ持っておくと便利なアイテムです。青みピンクのチークとの相性がよく、違和感なく溶け込むようになじみます。
筆者が愛用しているのは、シャネル「ボーム エサンシエル」リラ(税込7,040円)。
少量塗るだけで濡れたようなツヤ感を出せるので、フレッシュな春メイクと相性抜群です。
頬だけでなく唇やまぶたなどお好みの部位に使えるので、幅広いメイクを楽しめます。
濃いめのリップを使うと、唇のインパクトが強くなるもの。そこにツヤ感のあるリップを選ぶと、唇の印象が強くなりすぎる可能性があります。
特にアイメイクも強めの場合、顔全体がくどい印書になりかねません。濃いめのリップを使うときは、マットタイプだとバランスをとりやすくなります。
2025年はほんのり湿度のあるソフトな印象のマットリップがトレンドなので、その質感を選ぶと濃い色や鮮やかな色のリップも使いやすくなるでしょう。
筆者が今気に入っているのは、SUQQU「ベルベット フィット リップスティック」09 憧彩 SHOUSAI(税込5,830円)。
青みがかったレッド系でドレッシーな印象を与えるカラーです。華やかながらも軽やかに使える質感のおかげで、デイリー使いにも抵抗が少ないアイテムです。
メイクのビフォーアフターを比較してみましょう。お直し前は目元と口元の存在感が強すぎて、ひと昔前のメイクという印象が強いのではないでしょうか。
お直し後は各ポイントに2025年のトレンドを盛り込みつつ、口元にアクセントを置いたメイクにしてみました。気になるポイントがあった方は、ぜひ試してみてくださいね。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
古賀令奈
1913
企業のオウンドメディアでのライティングを経て、JCLA 日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュの資格を取得。コスメ・メイク記事を専門とし、主に「ELLE ONLINE」、「マイナビウーマン」「つやプラ」など女性向けウェブ媒体で執筆。化粧品会社・エステティックサロン・食品会社の公式サイト作成も手がける。執筆業のほか、美容ライター講師、自身が主催する実践型メイク相談室の運営など幅広く活動している。
ビューティの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント