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メイクアップアドバイザーの伊早坂美裕です。メイクの研究もして、自分なりにメイクをがんばっているのに、なぜか思うようにうまくメイクができないと悩んでいませんか?もしかしたらそれは、メイクツールの使い方が原因かもしれません。そこで今回は、プロがやらないメイクツールの使い方4選をご紹介します。
水ありのスポンジを使ってベースメイクをしている方に多いのが、スポンジの下準備が不十分であることです。
なんとなく水で濡らしただけで、スポンジの中までしっかり濡れていなかったり、逆にしっかり濡らしているけれど、絞りが足りなかったりすると、ベースメイクの仕上がりに影響が出てしまいます。
スポンジの中まで良く濡らし、水滴が出なくなるまでしっかり絞ったら、キッチンペーパーやティッシュに包んで、ぎゅっと握りましょう。これで下準備は完璧です。
ファンデーションを水ありスポンジやパフで塗る際に、かなり強い力で肌に叩き込むように塗っていませんか?
肌とパフの距離は近くして、軽くタッピングするようにファンデーションを塗ると、ムラのない均一な仕上がりになります。ファンデーションの密着力も高まるので、メイク崩れもしにくくなりますよ。
フェイスパウダーを容器からパフに取った後に、そのままダイレクトに肌にのせている方は多いと思います。しかしこの塗り方はパウダーがムラになってつくので、メイク直後はいい感じに見えても、メイク崩れしやすくなってしまいます。
パフにパウダーを取ったらパフを内側に二つ折りにして、すり合わせるようにパウダーを揉みこんで、パフ内に均一に行きわたるようにします。その後、手の甲やティッシュの上で軽くタッピングしてから、肌にのせるようにしましょう。
メイクブラシの場合は、容器の蓋にパウダーを少量出して、ブラシに均一になじませたら、同じように軽くタッピングしてから肌にのせましょう。
ノーズシャドウも欠かせないメイク工程の一つですが、どんなブラシを使っていますか?毛足の短いブラシは、はっきり発色して、どこにパウダーをのせたかがわかりやすいので、メイク初心者の人程使いがちです。
しかしぼかす作業には不向きなので、舞台メイクのようなはっきりした仕上がりになりやすいです。ノーズシャドウは毛足の長いブラシを使うようにしましょう。
毛足の長いブラシはふんわりとパウダーがのるので、つけすぎを防止して、自然なノーズシャドウを入れることができます。
今回使用したアイテムはこちらです。
・ウォータリーパフ/フィリミリ
・マルチファンデパフ/ロージーローザ
・アプソリュ エッセンス イン パウダー/ランコム
いかがでしたか?プロがやらないメイクツールの使い方4選をご紹介しました。ツールの使い方を変えるだけで、メイクのクオリティーがグッと上がるので、ぜひ試してみてくださいね!
この記事のライター
メイクアップアドバイザー/日本フェイシャルケア協会認定エステ...
伊早坂美裕
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美容ライター・メイクアップアドバイザー・日本フェイシャルケア協会認定エステティシャン。スキンケアからメイクまで、キレイになるための幅広い知識を活かし様々な媒体で執筆。自身が運営するブログサイト「Precious muse」では、厳選したアイテムの紹介や、美肌を育むためのこだわりの美容法を発信している。
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