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ヘアメイク森田玲子です。なかなか習う機会のないメイク。順番や基本がわからず、何となく仕上げていませんか?今回はメイク初心者さんにもわかりやすく、基本の順番やメイク方法を徹底解説します。
メイクの基本ステップや、基本の塗り方をご紹介します。これさえ知っていれば、メイクが苦手な人も、理論的に理解ができて苦手意識がぐっと減るはず!
ベースメイクの順番は主に2通りあります。使用するファンデーションがリキッドかパウダーかで順番が異なります。
<リキッドファンデーションの場合>

日焼け止め→下地→リキッドファンデーション→コンシーラー→フェイスパウダー
<パウダーファンデーションの場合>

日焼け止め→下地→コンシーラー→パウダーファンデーション
液体が先、粉状が後と覚えるとわかりやすいです。
ベースメイクの基本やり方は、中央から外側へ向かって丁寧に塗り広げることです。一番濃く塗りたい(カバーしたい)ところへ少量のせ、手やブラシ、スポンジで外側へ広げていきます。
厚塗りすると崩れやすく、顔の陰影がなくなり、のっぺりと見えてしまいます。
また、ベースメイクコスメを選ぶ時のポイントは、伸びのいいものはナチュラルで薄付き。こってりしたテクスチャーのものは、カバー力が高いです。ご自身の好みの仕上がりに合わせて、質感を選んでみてくださいね。
ベースメイクの次は、眉メイクです。眉毛が薄い人は、先に眉毛を描くことで顔のフレームがしっかりして、他のメイクのバランスがとりやすくなります。
<眉が薄い人の場合>
アイブロウペンシル→アイブロウパウダー→アイブロウマスカラ
<眉が濃い人の場合>

アイブロウパウダー→アイブロウペンシル→アイブロウマスカラ
アイブロウパウダーは淡くも濃くも調整しやすく、アイブロウペンシルは細かい線を描けます。
眉が薄い人は、眉の形も色も自分で描く必要があるので、ペンシルで下書きをしてからパウダーで色をのせると描きやすいです。
眉を描く時の基本は、ペンシルもブラシも力を抜いて描くことです。鉛筆を持つように強く握ると、コントロールがしにくく濃くなりがちです。
顔の輪郭まで映る大きな鏡で描くのも大切です。

ローライト→ハイライト
ローライトやハイライトは、メイクの最後にやる人も多いと思います。実は、アイメイクやリップよりも先にすると、顔のバランスが整い、どのくらいアイラインを引くか、どのくらいの濃さのリップがいいかバランスがとりやすいです。
影を作りたい、削りたいところにローライトをのせ、ふっくら明るく、ツヤやかに見せたいところへはハイライトをのせましょう。

アイシャドウ→アイライン→ビューラー→マスカラ
基本はこの順で仕上げていきます。アイメイクは、丁寧に清潔感を意識して仕上げましょう。ナチュラルでも、ムラなくきれいに色をのせることを意識してメイクしましょう。
無理にアイシャドウパレットを全色使わなくても大丈夫です。丁寧になじませれば、1色のみでもきれいに見えます。
アイラインが苦手な人は、まずはブラウンやグレーなどのソフトな色から試してみてください。発色が優しくなると難易度が下がります。

リップは、メイクの主役になることもあるほど主張があるところですよね。
しっかり発色させたい時は、直塗りで。ラフに塗りたい時は、指や綿棒でぼかす。きれいに縁取りたいときは、リップブラシで。
使うツールを変えれば、1本のリップスティックでもさまざまな発色をしてくれます。

チークは、リップやアイメイクよりも先に塗っても間違いではありません。メイクの仕上げのタイミングで塗ると、濃すぎることを防げます。
チークは、ブラシへのチークの含ませ方が重要。
ブラシに色をのせたら、ティッシュか手の甲で軽くトントン。ブラシの中にチークを含ませるイメージです。
小鼻の高さよりも下にチークを入れると、たるんで見えてしまうので塗る位置に注意します。
基本の順番とメイク方法をご紹介しました。今回ご紹介したのは、メイク初心者さんにも使える基本です。ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事のライター
ヘアメイク
森田玲子
3310
美容ライター・ヘアメイク 各媒体にて美容記事の執筆をしながら、現場にでて技術者としても活動の幅を広げる。パーソナルカラー理論に基づく似合わせメイクや、自身のコスメ知識を活かしたライティングを得意とし、幅広い年齢層へのメイクアップを提案。
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