更新日:2018年9月19日 / 公開日:2017年8月18日
清潔感があり好印象を与えやすいナチュラルメイク。ナチュラルには見せるけれど、決して薄化粧というわけではないんです。でも、ナチュラルメイクとすっぴん風の薄化粧って何が違うの?と思う人もいるはず。今回は、ナチュラルメイクですっぴん美人風に見せるコツをお伝えします。
エフォートレスファッションが流行ったり、「抜け感」という言葉が使われるようになったりと、気合を入れすぎないスタイルが近ごろ人気ですね。 メイクについても、ばっちりつくりこんだ感のあるものより、まるですっぴんのように見える自然なメイクが流行っています。
自然なメイクというと、「ナチュラルメイク」を思い浮かべる人も多いと思います。その人本来の魅力を活かしたナチュラルメイクは、一見薄化粧のように見えるかもしれません。でも、ナチュラルメイクとすっぴんや薄化粧は全くの別物!
薄化粧はメイクの工程自体を少なくしていますが、ナチュラルメイクの場合はフルメイクをしたうえで自然に見せているんです。そのため、ナチュラルメイクでは自然に見せつつも隠したいポイントはしっかり隠し、より美しく見せることができるんです。
すっぴん風に見えるナチュラルメイクは、肌馴染み感が何より大切。肌をキレイに見せようとして厚塗りになったり、眉やアイラインがいかにも描きました!というような仕上がりになったりしてはNG。まるで元からそうであるかのように見せるには、わざとらしさを感じさせないよう気を付ける必要があります。
厚塗り感を感じさせずに肌をキレイに見せるには、ツヤ感を演出することが大切。パール入りの下地やピンクの下地を選んで、血色良くハリのある肌をつくりましょう。
パウダーファンデやルースパウダーを使ったあとは、しっかりハンドプレスしてなじませます。こうすることで粉っぽさや厚塗り感をおさえることができるので、まるで素肌のような、なめらかさを作ることができます。
眉はペンシルではなく、パウダーで仕上げるようにしましょう。髪色よりワントーン明るいアイブロウパウダーで、まずは毛と毛の間を埋めましょう。眉尻の長さは、目じりの延長線上が目安。わざとらしくはないけれど、あか抜けた眉を作ることができると、清潔感のある雰囲気を出せます。
大きな目に見せたくてついつい濃くなってしまうアイメイクも、ナチュラルメイクの時はポイントを抑えつつ、やりすぎないように気を付けることが必要。バサバサのつけまつげや黒い囲み目アイラインはナチュラルメイクではNG。
マスカラはボリュームタイプではなくセパレートタイプを選ぶと華やかな感じが出ます。アイラインはまつ毛の間を埋めるように入れて、瞳を強調するくらいにとどめましょう。目じりのラインを長くしすぎると描きました!という印象になってしまうので気をつけましょう。
チークとリップは、自然な色味でも血色良く見えるピンクがおすすめ。チークはクリームタイプを使うと、内側からほんのり色づいている質感が出ます。
リップは塗る前の保湿も大切。リップクリームやリップバームでしっかり保湿してから、肌馴染みのいい色を濃すぎないように唇にのせていきましょう。色つきリップを使えば保湿とリップメイクが一度に出来るので、シンプルにしたい人におすすめです。
まるですっぴんのように見えるナチュラルメイクですが、仕上がった顔はすっぴんとの違いが一目瞭然。肌の粗を隠しつつも血色良く仕上げているので、素顔より明るく見えているはず。また、わかりやすくアイラインを引いているわけではないのに、瞳が大きく印象的に見えるようになっているはずです。
パーツごとで見てみると変化が少なく感じられるかもしれませんが、ナチュラルメイクは全体でバランスを取るメイク。仕上がった時の自然な美しさは、すっぴんとは全く違う印象を与えてくれます。
すっぴんではぼやけてしまう顔のパーツをしっかり引き立てつつ、厚塗り感は抑えるナチュラルメイク。清潔感のあるメイクは、大人のファッションにもぴったり合います。
濃いメイクが馴染まなくなってきたら、ナチュラルメイクにシフトしてみませんか?自分の顔のパーツを活かしたメイクは、あなたらしさを引き出しつつ、より美しく見せてくれるでしょう。
この記事のライター
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