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美容学校教員兼スタイリストの野澤琢眞です。寒い時期になると首元にボリュームの出るファッションが多くなり、思い切って髪を切る方も増えると思います。短くした方が全体のバランスも良くなり、キレイな髪を維持することもできます。そこで今回は短めヘアでも簡単にできるヘアアレンジをご紹介します。
今年の秋冬は季節に合わせて髪を短くする方が多いのでは?
寒い時期になると服装が変わり、ハイネックやストールなど首元にボリュームの出るファッションが多くなると思います。そんな時は長い髪を思い切って短くしてしまった方が全体のバランスも良くなりますし、夏の間にダメージを受けてしまった毛先を切って綺麗な髪を維持することも出来ます。
ただ、短い髪でも時にはヘアアレンジをしてお洒落を楽しみたい方や、これからの季節に増えて来るイベントや結婚式のお呼ばれヘアなどでどうしても髪の毛をまとめなければならない方も増えて来ると思います。
今回はそんな短いヘアスタイルの方でも簡単に出来るヘアアレンジをご紹介します。工程を増やすことで3スタイルアレンジができます。髪を短くしてしまった方は必見ですよ!
髪を短くされた方でも比較的簡単にお試し頂けるのが外ハネハーフアップスタイルです。
まずコテやアイロンを使って毛先を下から上に向かって巻き、外ハネをつくります。
外ハネに巻いた毛先に適量スタイリング剤をつけてヘアアレンジ前の下ごしらえをしておいて下さい。
スタイリング剤は髪質に合わせてクリームタイプかオイルタイプの物を選び、馴染ませて下さい。
外ハネを作った後は真ん中の髪を2~3回編み込み、毛先をゴムで縛ります。短い髪は編んでしまった方が崩れにくく安定感のあるヘアアレンジが作れますので、この機会に編み込みを頑張って練習してみて下さい。
真ん中の髪を編み込んだ後は、両サイドの髪を真ん中の編み込んだベースの部分に添わす様に編み込みを施し、真ん中をゴムで縛って下さい。真ん中でゴムを留めた後に毛先をくるりんぱしてしっかりと締め上げて固定して下さい。
最後に全体に立体感が出るように崩しを入れて完成です。編み込みさえうまくできればわずか3ステップで作ることが出来ますので、ぜひお試し下さい。
続いて①のハーフアップを利用して作る、ショートポニーテールの作り方をご紹介します。
ハーフアップスタイルの時に残してあった毛先の部分をまとめてゴムで縛りしっかりと固定します。
髪が短すぎて細かい毛が出て来る場合はピンなどで固定して下さい。ある程度スタイリング剤がついていれば落ちてくる髪も少なくなると思いますので、下ごしらえの時点でしっかりとつけるようにして下さい。
毛先の髪を改めてコテやアイロンで外ハネに巻き、ベースの部分を程よく崩せばショートポニーテールの完成です。
カジュアル要素が強いのでファッションや場面に合わせてお使い下さい。
最後はショートでも作れるアップスタイルです。
②の毛先を捻ってもう1つゴムで縛り、毛先をピンやクリップでまるめて固定すれば完成しますので、3スタイル目としてお使い下さい。
結婚式のお呼ばれスタイルに使えると思います。
短い髪でもこんなにヘアアレンジを楽しむことが出来ますので、ショートの方でも諦めずにヘアアレンジに挑戦してみて下さい。
この記事のライター
野澤琢眞
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三重県内の美容室に11年勤務した後、現在は美容専門学校の教員をしながら直営サロンでスタイリスト業務も行う。美容学生に向けて発信したInstagramのヘアアレンジ動画が分かりやすいと人気となり1年で10万フォロワーを達成。2017年「次世代インフルエンサー美容師」全国1位を獲得する。学校外でも若手美容師の為のヘアアレンジセミナーを開講し活躍の場を広げている。
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