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「美」にまつわる著作を多数出されているセルフエステの第一人者、出口アヤさんがmichillのみなさんにこっそり教えてくれる「もっと美しくなるためのメソッド」。第三回目は、「目の下のクマを消す方法」を公開します。たった15分で出来ちゃう、とっておきの方法とは?
※参考
エステでクマ取り1回 約5,000円
michill読者のみなさま、こんにちは。(社)国際セルフエステアカデミー代表理事 出口アヤです。
さて、今回のテーマは男女共に多勢の人が悩んでいる「目の下のクマ」です。肌はキレイでも、クマがあることで不健康そうに見えたり…印象が暗くなったり…。クマがある事で、表情自体に自信がなくなってしまう人は多いのではと思います。
クマの原因の多くは、乾燥や眼精疲労、血行不良です。目の下の皮膚は人間の皮膚の中でも最も薄いため、血流が悪いせいで目の周りの血液が溜まると、その血が透けて見えてしまうのです。現代人はPCやスマホなどを多用する傾向にありますが、使用頻度が上がるほど瞬きの数が減ってしまいます。すると、目の周りにある“眼輪筋“という筋肉の血流が悪くなるため、それがクマの原因をつくると考えられます。日々のケアを見直せば、クマを薄くしたり、消すこともできます。
実はクマにも種類があるって知っていましたか?クマには赤・青・茶・黒の4種類があり、比較的軽度なものは赤クマ、青クマです。このタイプのクマは主に血行不良が原因と考えられます。眼精疲労や冷え症、寝不足やストレスなども、このクマの原因の1 つです。
【赤・青クマの原因(血行不良タイプ)】
・目元の血行不良
・眼精疲労
・冷え性
・寝不足
・ストレス
茶色いクマは色素沈着によるものが多いです。目をこする癖があったり、ポイントメイクをゴシゴシと落す癖があったり、メイク汚れを残してしまったりすると、茶クマの原因になります。このタイプの方は、日々のスキンケアの見直しをすると良いでしょう。
【茶色いクマの原因(色素沈着タイプ)】
・目元の摩擦
・化粧品の刺激や残り
・紫外線
・乾燥
そして一番厄介なのが、黒いクマです。このタイプはクマが最も進行したもので、加齢によるたるみが原因でできてしまいます。目の周りの筋肉が硬くなって衰える事でたるみが生じ、影ができてしまうのです…。黒いクマの解消には、目の周りの筋肉を鍛え、血行を良くしていく事が必要です。
【黒いクマの原因(筋肉たるみタイプ)】
・加齢による眼輪筋のたるみ
・皮膚の老化
★血液の循環を促して、血行不良が原因のクマを撃退しましょう。
短時間で血行を促すには、目元温冷法が効果的!
「用意するもの」
・ハンドタオル2枚
「方法」
1.ハンドタオル2枚を濡らし、1枚はレンジで温め、1枚は冷蔵庫で冷やす
2.温めたハンドタオルで目元を5分間温める
3.冷やしたハンドタオルで5分間冷やす
4.交互に使う事で、簡単に目元温冷法ができます
たったこれだけですが、眼の疲れを改善するには充分なセルフケアになります。
★目の周りの皮膚は薄いため、力を入れすぎないようにしましょう。
「用意するもの」
・マッサージオイルか、マッサージクリーム
「方法」
1.薬指・中指の2本の指の腹を使って、小鼻の少し上のあたりから目の下を通りこめかみに向けてさする
2.眉間からこめかみに向けてさする(上下5回程度)
3.3点のツボを指圧
「睛明(せいめい)」・「承泣(しょうきゅう)」・「太陽(たいよう)」の3つのツボを中指で押す
「睛明(せいめい)」目の周りの骨のふちにある。
「承泣(しょうきゅう)」瞳孔の真下にある。
「太陽(たいよう)」こめかみ周辺の、骨がくぼんだところにある。
いかがでしょうか?どれもちょっとした手間で、クマは改善されます。自分がどのタイプのクマかを見極め、スキンケアの一貫として取入れてみて下さいね。
この記事のライター
出口アヤ
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会員制エステで店長を経験した後、麻布十番でエステサロンを開業。23年のキャリアの中で、芸能人・セレブなどのべ2万人以上を施術。独自で編み出した即効性と、確実に変化をつくる技術を持つことから次世代ゴッドハンドと呼ばれ、女性誌やメディアで多数活躍する。現在の主な活動としては(社)国際セルフエステアカデミーにてインストラクターの育成、コンサルティング事業ではサロン経営の総合プロデュースを手がける。
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