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指先に華やかなネイルをしていると、自然と気持ちが高まるような気がしますよね。しかし、仕事や学校があるためネイルを控えなければならない方やなかなかサロンに行く時間がなく諦めてしまっているという方も多いのではないでしょうか?そんな方におすすめしたいのがシーンを選んで簡単に取り外しができる「ネイルチップ (つけ爪)」です!今回は便利なネイルチップを自分で作ってみたいという方におすすめの作り方と簡単に購入できるネイルチップの通販サイトや販売店をご紹介します。
ネイルチップは透明のチップの上にジェルやネイルポリッシュでアートしたものを、ネイル専用の接着剤(ネイルグルー)やネイル用両面テープで自爪に装着するタイプのものです。
自爪にネイルをしたままで生活するのとは違い、自分の好きな時に取り外しができるのが特徴。シーンを選ばず好きなデザインをチョイスすることができるのも魅力のひとつとなっています。
ネイルチップは、好きなデザインをネイルサロンでオーダーして作ってもらうも良し、自分でネイルアートしたものを使うのも良しです。
自らの爪にアートするのは難易度が高めですが、ネイルチップであれば比較的簡単にアートを行うことができます。
ネイルポリッシュを使用したネイルアートより、ジェルを使用した物の方が修正が簡単ですので、初心者はジェルを用いたネイルアートから始めるのもおすすめです。
自分の爪の形やサイズに合っていないものを選んでしまうと、すぐに取れてしまったり外れやすくなったりします。
ここでは意外と難しいネイルチップの選び方についてネイリストの私がご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ネイルチップは、メーカーによってさまざまな形とサイズがあります。
ネイルチップを選ぶ際に大切なのは、「自爪の幅に合っているか」です。
自爪の横幅は、爪にフィットするやわらかい素材のメジャーで測りましょう。
この時、爪の一番幅のある部分のサイズを測るのがポイントです。
横幅を測り終わったら次は縦幅を測ります。
縦幅はやわらかい素材のメジャーよりも硬めの定規などがおすすめです。
縦横の自爪のサイズがわかったら、自分のサイズに合ったネイルチップを選んでいきましょう。
ここで注意していただきたいのがネイルチップの「カーブ」です。
メーカーによってはカーブがきつめのものや、カーブが緩めのものがあり、アイテムごとに違いがあります。
実際に爪に合わせられるのであれば、必ず合わせてから、自分の爪の形にフィットするものを選んでください。
メーカーによってはサイズ選定用のチップ、サイズ変更チップを販売しているところもあります。
カーブに関しては実際つけてみないと判断が難しいと思いますので、できれば目視だけでなく自分の爪にのせて選ぶのがおすすめです。
サイズ確認用チップはさまざまなサイズが用意されており、料金は10サイズ1セットで約300円と比較的リーズナブルです。
もしもサイズが合うチップが見つからない場合は、少し大きめのチップを購入して、やすりで削って大きさを調節するといいでしょう。
ネイルチップをつけて行く場所やつける目的を考えて、シーンに合うデザインを選びましょう。
気分や行く場所によって使い分けできるように、派手なデザインからシンプルなデザインまで用意しておくと便利です。
ネイルチップ販売店に気に入ったものがない場合は、イメージに近いネイルチップを手に入れて、自分でストーン・ラメ・パールなどを透明マニキュアなどで足してアレンジするのもおすすめです。
前述したように、自爪にネイルアートをするよりもネイルチップに施した方が簡単ですので、この機会にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
ネイルチップにはさまざまな形が存在しますが、ここでは日本人に好まれる3つの形をご紹介します。
先端が四角いスクエアタイプはもっともアートが施しやすい形となっています。
ネイルテープやストーンを使用する際も安定感があるので、ネイルチップアートの初心者にはおすすめの形です。
ラウンド型は自爪が短い人やナチュラルで可愛い手元を演出したい方におすすめ。どんなネイルデザインとも相性がいいので比較的使用しやすい形となっています。
オーバル型は細くて長い指先を演出できるため、シャープな手元を演出できる反面強度が弱く衝撃が加わると割れてしまう恐れがあるので取り扱いに注意が必要です。
ネイルチップの長さによっても爪先の雰囲気が変わるので、自分の手のサイズ感やテイストに合う形のネイルチップを選びましょう。
ネイルチップは自分でも簡単に作成することができます。最近では自分で作成したネイルチップをハンドメイドショップで販売する方も増えてきています。
今までチャレンジしたことのない方も案外簡単なのでぜひ試してみてくださいね。
まず作り方をご紹介する前に、先ほどご紹介した方法でネイルチップを選んでください。爪に近いサイズのものや、作り上げたい爪の形に近いものを選ぶようにしましょう。
次に、ファイル(やすり)を使ってネイルチップを削っていきます。
この時、つけ爪と自分の爪との根元のカーブが合うようにファイルを使ってチップを削っていきます。
爪に対して45度の角度で削るのがベストです。爪の形も左右対称にするとマニキュアやジェルを塗ったときに綺麗に見えます。
思いっきり削ってしまうと、サイズが合わなくなってしまうので、丁寧に少しずつ削っていきましょう。
同じようにネイルチップの横幅もファイルで調整していきます。
爪の形を大きく変えたいという場合は、ニッパーを使ってカットするようにしてください。
サイズが整ったらカーブの調整を行います。
ネイルチップをそのまま使用すると、自分の爪のカーブに合わない場合がほとんど。
そんな時、隙間が開いたまま装着すると外れやすくなったり物にひっかかる原因となってしまいます。
ネイルチップはしっかり爪に合うように、ドライヤーやお湯などを使い温めてからカーブを自爪とフィットさせるようにしてください。
ネイルチップの形が整ったら、デザインしやすいようにネイルチップスタンドに固定していきます。
家にある道具を代用してネイルチップを固定することもできますが、不安定なのでしっかりと固定できる台を購入する方がいいでしょう。
ちなみに通販サイトや100円均一でもネイルチップスタンドをはじめDIYネイル用品なども購入する事ができますよ!
それではデザインに移っていきましょう。
ネイルチップにデザインをする際はマニキュアでもジェルでもどちらでもOKです。
マニキュアは乾くのに時間がかかる上に修正も難しくなります。ジェルなら硬化するまではやり直しがききますので、難しいデザインに挑戦する時や初心者の方はジェルから始めた方がいいでしょう。
ただし、ジェルネイルには固めるライトなど必要な機材も多いので、初期費用がかさむデメリットもあります。
ジェルネイルもポリッシュネイルもデザインが出来上がったらトップコートを塗るようにしてください。
トップコートを付けた方が持ちがよくなり、パーツなどが取れにくくなります。
ネイルチップが完成したら、シールやグルーで装着していきます。
ネイルチップを装着する前に、消毒用のエタノールなどを利用して爪の油分を落としましょう。爪に油分が残っていると、せっかく付けたネイルチップが取れやすくなってしまいます。コットンを利用すると繊維が爪の表面に付いてしまうのでワイプやキッチンペーパーがおすすめです。
油分を落としたら、両面テープやグルーで爪に装着していきます。
ちなみに、両面テープを使用する場合は、爪のサイズに合うものを選んでください。
両面テープを爪に貼り付ける場合は、指を使うのではなくピンセット等を使った方が粘着力が落ちにくいですよ。
両面テープもグルーも装着した後はしっかりと上から数秒間押し、接着させていきましょう。
意外と気を付けることが多いな…と感じるかもしれませんが、コツを掴めば簡単にネイルを楽しめるのでお試しください!
生活雑貨を扱うチェーンストアの「LOFT(ロフト)」のネットストアでもネイルチップやネイル雑貨を購入することができます。
取り扱っているネイルチップは大人っぽい落ち着いたデザインから、赤や緑を使用した目を惹くデザインまでさまざまです。
おしゃれなデザインのネイルチップはもちろん、セルフアートを楽しむ事ができる透明なチップや、ファイル、装着テープまで幅広く取り揃えているので、ロフトネットストアで全てのセットを揃える事が可能。
お値段もお手軽なものが多いので、ネイル初心者にもおすすめしたい通販ショップです。
【マジックプレス ネイルチップ MDR484】
ブランド:DASHING DIVA(ダッシングディバ)
価格:1,200円(税抜)
枚数:30枚
ロフトのおすすめ人気ランキングでも上位にあるダッシングディバは韓国発のブランドで全世界で2500万個販売した人気のメーカーです。シンプルでおしゃれなデザインなのでブライダルや女子会にも最適。
ワンカラーだけでなくラメグラデーションも含まれているので、シーンに応じて付け替えてみるのもいいかもしれません。
【スマートルックチップ ナチュラル】
ブランド:DNAILS(ディーネイルス)
価格:1,110円(税抜)
枚数:200枚
ネイル製品では定評があるDNAILSのネイルチップ。
シンプルなホワイトカラーなので、このまま使用しても可愛いですが追加のアートを加えるのもおすすめです。
このお値段で200枚入っているので、たっぷり使用することが可能です。
スクエアタイプのネイルチップですので、比較的ネイルアートが行いやすいのもポイントですよ!
東急ハンズは生活関連商品を多く取り扱う、ホームセンターです。
現在では日本全国に店舗があり、ネイルチップをはじめとするネイル商品も数多く取り扱っています。
店舗販売のみならず、大型通販モールにも多くのアイテムが出品されているので、店舗まで足を運ぶことが難しい方はそちらを利用してみてもいいかもしれません。
【マジックプレス ネイルチップ MDR232】
ブランド:DASHING DIVA(ダッシングディバ)
価格:1,200円(税抜)
枚数:30枚
ロフトでも取り扱いがあったダッシングディバのネイルチップですが、東急ハンズでも何点か販売されていました。
こちらのデザインはシンプルな逆フレンチネイルにアクセントのストーンが装飾されたものとラメグラデーションがセットになっています。
大人っぽい手元を演出したい方、シンプルなデザインでもこなれ感を演出したい方にオススメのデザインです。
【マジックプレス ネイルチップ MDR507】
ブランド:DASHING DIVA(ダッシングディバ)
価格:1,200円(税抜)
枚数:30枚
おしゃれなボルドーが印象的なネイルチップ。
今までご紹介したシンプルなネイルチップに比べ比較的華やかなデザインなので、パーティーやイベントにも最適です。
ボルドーとラメのチップの割合を変えることにより、手元の印象がガラッと変わりますので自分好みのセレクトをしてみるのもいいかもしれません。
お気に入りのネイルチップでおしゃれを楽しもう!
いかがでしたか?
お仕事や学校などの都合でネイルを諦めていた方も、ネイルチップを使うことで簡単にネイルを楽しめます。
ちょっとしたコツを掴めば自分で簡単につけ外しができて、何度も使えるのでぜひ試してみてください。
ネイルチップの取り扱い店ではデザインやサイズもたくさん種類があるのでぜひ自分にぴったりのアイテムをみつけてみてくださいね。
・ネイルチップとはネイル専用の接着剤やシールで自爪に装着する付け爪タイプのネイル
・ネイルチップを選ぶときは「自爪の横幅とカーブに合っているか」をチェックする
・自分の爪の根元が合うようにファイルを使って少しずつチップを削る
・ネイルチップを装着する前に爪の油分を落とし両面テープで装着することが大事
・ネイルチップの通販や販売店などではさまざまなサイズやデザインのネイルチップが販売されている
この記事のライター
夏海
111
2017年、麻布十番にプライベートサロン&eclat開業。美容激戦区でありながら、完全個室のネイルサロンとして地域に根付き多くの方に愛されています。2021年にはリニューアルオープンとして、看護師エステティシャン監修のエステサロンもOpen。オーナーを務める本人は、ダイエット検定やプロテインマイスターなど美に関する様々な資格も所持し、モデル・インフルエンサーとして発信中。
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