更新日:2020年8月17日 / 公開日:2020年8月17日
コスメコンシェルジュ、美容ライターの斎藤明子です。暑い夏、汗や皮脂でメイクが崩れたり、暑苦しく見えたり…。夏だからこそ起こってしまいがちなNGメイク例と、その対策をご紹介します。
メイクのなかでも眉メイクに時間を使うという方が多いようです。
でも、暑い夏は額に大量の汗をかいて、せっかくの眉メイクが崩れやすくなります。
全体的に薄くなるというパターンよりも、部分的に眉メイクが落ちてフォルムが崩れてしまうことが多いよう。
眉メイクを施した後、眉コートを塗っておくと安心!
また、眉メイクはパウダーだけで仕上げるよりも筆ペンタイプのアイブロウや、アイブロウペンシル、眉マスカラを使って全体をなじませように仕上げておきましょう!
万が一、フォルムが崩れてしまった時のリタッチには、適度な硬さのアイブロウペンシルが便利です。色が薄くなってしまった場所に、1本ずつ眉毛を足す要領で描き足すとナチュラルに仕上がります。
この場合、眉マスカラの色と同じトーンのアイブロウペンシルがオススメです。
せっかく皮脂や汗に強いタイプのアイライナーやマスカラを使っていても、アイシャドウが滲んでクマのように見えてしまう…という方が多いようです。
まぶたにフィットする高保湿なアイシャドウは、つけたてはきれいですが意外と皮脂で崩れやすいので、あらかじめ対策をとっておきましょう。
そもそもダークトーンのアイメイクは夏にするのは暑苦しいので、ナチュラルなアイメイクを目指しましょう。下まぶたに滲んでも透明感を損なわない色を使えば、崩れても汚く見えません。
透明感のあるアイシャドウにキラキラを重ねて、アイラインを細目に引くとデカ目効果もあり華やかさもプラスされるのでオススメです。
マスクで口元が隠れてしまう今は、あまりリップメイクを楽しむ機会がないかもしれません。それでも、食事などでマスクを外す時や、オンラインで顔を映し出す時などには、リップメイクに凝りたくなりますよね。
その時、とくに夏には暑苦しく見えてしまいがちなのが唇全体にしっかりとつけたツヤツヤのレッドリップ。
また、ダークトーンのリップも夏には重苦しく見えるので、あまりオススメできません。
自然な血色感を思わせるコーラルやピンクで、ナチュラルなツヤを演出すると華があるのに涼やかに見えます。
印象的なリップメイクで彩りたい時は、ダークなカラーを内側のみに使ったグラデーションリップなら、抜け感もあるので適度な華やかメイクが叶います。
春夏用ファンデーションの多くは、汗をはじいてくれるものがほとんどなので、汗を大量にかいたからといって流れてしまうことは少ないです。
でも、汗をかいた後は肌への密着感がなくなり、分厚く塗ったベースメイクには違和感が生まれてしまいます。びっくりするほど厚化粧に見えてしまうので注意しましょう。
汗をたくさんかくことが予想できる日は、あらかじめナチュラルなベースメイクを心がけましょう。
紫外線防止効果の高い下地を顔全体に塗り、素肌感のあるツヤ系のリキッドファンデーションをスポンジで密着させるようにつけましょう。密着させるほど、汗をはじきやすくなるのでこのプロセスは忘れずに!
さらに、汗をかいたらできるだけはやくタオルで押さえるように吸い取り、肌色にあったクッションファンデやクッションベースでリタッチを!
ナチュラルなきれいさをキープしながら紫外線ケアもできるのでオススメです。
暑苦しさに負けずに、涼やかできれいな夏を過ごしましょう。
この記事のライター
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