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コスメコンシェルジュ、美容ライターの斎藤明子です。時代にあっていないメイクは年齢よりも老けて見える残念メイクの代表でもありますよね。でも、30歳を過ぎても10代や20代のトレンドメイクをそのまま真似すると、無理をしているように見えたり若作りな印象からかえって老けて見えてしまうことも!今回は、アラサーになったら気をつけたいNGメイクをピックアップしました。
「量産型女子」ということばをご存知でしょうか?
大人世代には、「個性がなくどこにでもいそうな」というマイナスのイメージが浮かんでしまいがちですが、ここ数年はもともとの意味とは異なり、「可愛い」を追求した女子度の高い傾向のファッションや小物を「量産型」というカテゴリーでくくることが多いようです。
男性ウケを狙ったタイプのようにも思われがちですが、実際は、アイドルや二次元キャラクターをこよなく愛するオタク女子に好まれる傾向を指してこう呼ぶことが多く、男性に好かれるためというよりはただただ可愛いものが大好きな女子達に好まれているようです。
そんな10代・20代の量産型女子たちに絶大な人気を誇る量産系メイク。You TubeやSNSのハッシュタグでトレンドの主流を占めるメイクでもあります。
ただし、アラサー以上の大人女子がそのまま真似するとなんとなくイタク見えてしまうので注意が必要です。30代にはちぐはぐになりがちな量産系メイクのポイントは次の通り!
① とことんふっくら感を追求した涙袋。
② ピンクやパープルなど青みの強いカラーの囲み目。
③ ラメやパールで強調されたキラキラ感。
④ たれ目気味にオーバーに引かれたブラックのアイライン。
どれも、可愛らしさをどこまでも追求したアイメイク法で女子力を発揮するにはとても効果的。
30代の女子はそのまま取り入れるのではなく、大人流にアレンジすると、田中みな実さんのようなモテメイクに変身するのでおすすめです。
ナチュラルでありながら、大人の女性らしい自然なツヤっぽさをアピールできるメイクをぜひ試してみて!
アレンジするポイントは、アイライン、涙袋、アイカラーの3点です。
量産系メイクの特徴でもある、たれ目気味にたっぷり引いたアイライン。大人女子は、少し跳ね上げ気味に引いた方がむしろナチュラルでリフトアップ効果もあるのでおすすめです。
色はブラックより少し柔らかなブラウンやバーガンディに。
涙袋をぷっくり見せるための影を、30歳以上が量産系メイクと同じように作るとクマのように見えてしまうことが多く危険です!
ですが、下瞼のきらきらは、疲れてくすんだ白目をきれいに見せてくれる効果があるので、ぜひマネしたいポイントでもあります。
ベージュがかったなじみ色のラメやパールのアイカラーを下瞼に入れればOK!目頭のラメは、若作りに見えてしまうので控えめに。
囲み目に使うアイカラーは彩度の高いピンクやパープルではなく、くすみピンクやブラウンに寄ったピンク、またはブラウンやトレンドのウォーム系アイカラーにすると浮かずに柔らかできれいです。
女性らしさをアピールできる大人女子のモテメイクに!ピンクやパープルを使うときは、ぐるっと囲まずに目じりのみのポイント使いに。
量産系テイストはモテメイクのテイストにも共通するので、ポイントをおさえてアレンジして、大人ならではのつやっぽさを活かしたメイクをぜひ試してみて!
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
斎藤明子
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美容ライター。広告代理店、編集プロダクションを経てフリーランスに。現在は、日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュ、AEAJアロマテラピー検定1級、ヘルスフードカウンセラーの資格を活かしweb・雑誌等にて執筆。メイクからインナービューティまで、美容法を提案&発信しています。記事内イラスト制作:suzuka(https://profile.hatena.ne.jp/cosme_suzuka/)
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