更新日:2020年12月10日 / 公開日:2020年12月10日
コスメコンシェルジュ、美容ライターの斎藤明子です。真冬になると、暖房で暖かな室内と外の寒さの温暖差がはげしいからこそのメイクトラブルが起こりやすくなります。今回は、その注意点と改善方法をご紹介します。
真冬のベースメイクは、下地のチョイスが大切です。
暖房のきいた室内と外気の寒暖差でメイクが崩れたまま乾燥してしまいがちなので、保湿タイプで崩れにくいものを選べば安心です。
また、ベースメイクが崩れないように心がけていても、意外と冬に見落としがちなのがアイメイクの崩れです。
一度、汗などで崩れてから冷気にさらされると、パウダータイプのアイシャドウが粉っぽくなってよれてしまうことがあります。
アイシャドウ下地をアイメイクの前に塗って崩れを防止したうえで、瞼に密着しやすいクリームタイプのアイカラーを塗ると、よれずに乾燥もしにくいのでおすすめです。
右:キャンメイク ラスティングマルチアイベース WP 500円(税抜き)
アイシャドウのつきとモチをアップしてくれる透明のアイメイクベース。眉毛にも使えて便利。
左:エクセル イルミクチュールシャドウ チョコファッジ 1,000円(税抜き)
シアーな発色で目元に奥行きをもたらしてくれるブラウン。セラミドと美容オイル配合で瞼のうるおいをキープしてくれます。
マスクで口元を覆い目元が目立つので、目元を引き締めて大きく見せるためにブラックのアイライナーを使いがちですが、ダークトーンのアウターやトップスを着用する機会の多い真冬は、ブラウンのアイシャドウにくすんだ抜け感カラーのアイライナーがバランスgood!
また、スタンダードなブラウンアイシャドウのメイクに、ひとわざプラスして抜け感をまとう時にも、なじみのいいちょっとくすんだトーンのアイライナーがおすすめです。
KATE コンシャスライナーカラー 全6色 1,000円(税抜き)
ブラウンアイメイクに似合う絶妙なくすみ色がそろったカラーリキッドライナー。画像は04ヌーディピンク、06グレイッシュブラウン。描きやすく太さを調整しやすいのでダブルラインにも◎。
セミマットなパウダーで仕上げるベースメイクで、マスクにファンデーションがついて汚くよれたり崩れたりするのが常識となりつつありますが、冬は空気が乾燥しているのでどんなに内側で保湿をしていても肌表面は乾いて、時間が経つとちりめんジワが目立ちやすくなります。
そこで、おすすめなのがなじみ色のハイライトとナチュラルなベージュピンクのチーク。やわらかなパウダーをブラシではたくと自然な血色感と発光するようなツヤ感をプラスすることができます。
エチュード グリッタースノー フェイスパレット 全2色 1,500円(税抜き)
画像はレイというカラー。内側から発光するような輝きを演出する細かなパールのハイライトと、自然な血色感のようなピンクベージュで生まれるナチュラルな立体感が◎。
長引きそうなマスク生活。リップがマスクにつかない工夫は、もはや常識ともなりつつあるようですが、ただでさえリップが乾燥しがちな季節。マスクとの摩擦で荒れてしまいがちなので、リップケア効果のあるリップメイクを。
食事などでマスクをつけたり外したりする予定のあるときは、ティントタイプで落ちにくくマスクにもつきにくいリップをまず塗っておき、食事のあとは固めのリップグロスでツヤと潤いを与えつつリップをマスク摩擦や空気の乾燥から保護するようにして!
ヴィセ リシェ ジューシィ シロップ RD400 1,000円(税抜き)
チップ式で使いやすいグロス。潤い膜がピッタリ密着するからマスクの中でもリップが快適。ツヤとうるおいをささっとプラス出来て持ち歩きのお供にぴったり。
真冬だからこそ気を付けたいメイクのNGポイントをピックアップしました。マスクで顔を覆うことの多いこの時期だからこそ、血色感と透明感を大切にきれいな印象をキープしたいですね!
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