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暖かくなってきて、思い切って髪の毛を短くしてしまおうか悩んでいる方も多いと思います。しかし、せっかく伸ばした髪の毛を切ってしまうのも勇気がいりますよね?そんな時は、長い髪の毛を切らずにボブスタイルにしてしまう方法がありますので、今回はその方法をご紹介したいと思います。
そもそもボブって何?と思う方もいらっしゃると思うので、ボブの定義についてお話ししたいと思います。
実はボブと言っても明確な定義はありません。一般的には、肩くらいの長さで段が入っていない重めシルエットの事を言います。
毛先の長さが鎖骨を越えるとボブスタイルとは表現しなくなります。鎖骨より短い長さで段を入れず量も減らさなければワンレングス、少し段を入れて首元にくびれ感を出したスタイルをグラデーションと呼びます。
ただ2つの正式名称はワンレングスボブ、グラデーションボブといい、共にボブスタイルなのです。ですから髪の毛を切ってもらう美容師さんに「ボブにして下さい」とお願いする時は、どのくらいの長さで更にどのくらいの段をつけるボブなのかを視覚的に伝えた方が失敗が少なくなると思います。
だいぶ余談になりましたが参考までに覚えておくと役に立つと思います。
今回ご紹介するヘアアレンジに必要な髪の長さはサイドの髪の毛が後ろで結べる長さがあれば出来ます。
プロセスをご紹介します。
①全体の髪の毛を後ろでゴムを使って結びます。この時のゴムはキツキツに結ぶのではなく少したるみが出るくらい余裕を持って結んで下さい。
②③結んだ髪の毛の毛先を更にゴムで縛り、丸めるようにして襟足の部分まで巻きつけます。この時のに全体のシルエットが丸くなるように心がけて巻き込んで下さい。
④丸め込んだ毛先を数カ所ピンで固定します。左右2本ずつを目安にしてしっかりと根元の髪の毛をピンですくって固定して下さい。
⑤髪を広げてバランスを整えます。ボブの毛先にあたる部分の髪の毛を左右にそれぞれ広げながらたるませると、よりボブシルエットが綺麗に見えますが、広げ過ぎると崩れてしまう可能性があるのでお気をつけ下さい。
fin.最後にしっかりスプレーで固めて完成です。スプレーはなるべくキメの細かいタイプでふりかけた時に水っぽくならないものがおすすめです。
今回のヘアアレンジはあくまでもボブ風ですので、実際にボブに切ったヘアスタイルと並べると少し違いますが、ボブ気分は十分味わえると思いますので、気分を変えたい時は是非お試しください。
最後にハットや帽子などの被り物をチョイスするとよりおしゃれ度がアップすると思います。
髪の毛を切るメリットは沢山あります。髪が綺麗に見えたり、乾かしたりするお手入れが簡単だったり…思い切ってこの季節に切ってしまうのもありだと思いますが、今一歩勇気の出ない方はまずこの方法で雰囲気だけでも味わってから考えてみてもいいと思います。
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この記事のライター
野澤琢眞
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三重県内の美容室に11年勤務した後、現在は美容専門学校の教員をしながら直営サロンでスタイリスト業務も行う。美容学生に向けて発信したInstagramのヘアアレンジ動画が分かりやすいと人気となり1年で10万フォロワーを達成。2017年「次世代インフルエンサー美容師」全国1位を獲得する。学校外でも若手美容師の為のヘアアレンジセミナーを開講し活躍の場を広げている。
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