更新日:2017年3月11日 / 公開日:2017年3月11日
スタイリングのポイントは、見えないカール『ゴーストカール』。ゆるふわなスタイリングのコツとして阿波連さんご自身が命名されています!ふんわりと空気感を感じる巻き髪に仕上げるのには、とっても大事だそうなので是非ともマスターしたいですよね♪
みなさん、こんにちは。
『ゆるふわの化身』こと阿波連大竜です。
もちろん体形の話です。
今回はゆるふわの化身である僕が
ゆるふわなスタイリングのコツをお教えしたいと思います。
もちろん髪の毛のお話しです。
みなさん、ふんわりなスタイリングに不可欠な『ゴーストカール』ってご存知ですか?
たぶん知らない方が多いと思うのでGoogleで調べてみました。
見つかりませんでした。
たぶん、僕がいま思いつきで作った言葉なので見つからないのでしょう。
音楽用語で聴こえるか聴こえないか位の小さな音だけど、グルーヴを生み出すのに大切な装飾音のことを『ゴーストノート』って呼ぶんですが、そこからパクっ…とインスパイアされて作りました。
この『ゴーストカール』
あまり語られませんが、ふんわりと空気感を感じる巻き髪に仕上げるにはとっても大事なポイントなので是非ともマスターしてもらえればと思います。
髪の毛をカールさせるといってもブローしたりカールアイロンで巻いたりと色々ありますが、今回は分かりやすくするために『ふんわりと毛先をワンカールさせたスタイル』にする場合としてお話ししていきますね。
まず、毛先をワンカールにする時に毛先だけをクルリと一周巻いて
アルファベットの『J』みたいな感じにカールをつけている方も多いと思います。
でも実はこれがふんわりとならない原因だったりします。
ふんわりさせるコツは『Cカール』
毛先だけにカールを付けるのではなく、アルファベットの『C』の形に大きくカールをつけるのがコツです。
その際髪の毛をおろしたままではなく、毛束を床と並行くらいに持ち上げてブラシやアイロンの軌道が『C』になるように動かしながらカールを付けてください。
空中でカールを付けてCカールになった毛束をおろすと、根元から中間のカールは毛先の髪の重さに引っ張られて緩やかな曲線になります。
この、一見カールに見えない曲線がふんわりのキモになる『ゴーストカール』
Jカールにした時と些細な差ですが、これがあるとないとでは雲泥の差。
持ち上げて巻いた髪の毛は下に落ちた時にズレが生じ、『ゴーストカール』の曲線の効果もあって空気感が生まれます。
この空気感がふんわりを演出するんですね。
せっかくなのでカット練習用ウィッグで実際にやってみました。
髪の毛が落ちる位置でJカールに巻くと、
こんな感じにおとなしめに収まります。
いっぽう毛束を持ち上げてCカールに巻くと
『ゴーストカール』と髪の毛が落ちた時のズレによって、こんな感じにふんわりと空気感のある仕上がりになります。
二つを比べてみると分かり易いですね。
Jカールのほうも中間がストレートのままとはいえ毛先にはカールがついているので、髪の毛を動かすと少しはふんわりと動きが出ますが
Cカールのほうは中間にも『ゴーストカール』がついているので全体的に空気を含んで柔らかくふんわりと動きます。
「おわかりいただけただろうか?」
なぜいきなり心霊写真のナレーション風の言葉が頭に思い浮かんだのかは自分でもわかりませんが、『ゴーストカール』の効果出てますよね。
ちなみに同じようなスタイルをモデルさんで仕上げてみるとこんな感じ。
『ゴーストカール』が効いてふんわりと柔らかく仕上がります♪
見えないカール『ゴーストカール』
もっと長い髪の毛や、もう少しカールの効いたスタイリングでも効果を発揮するので是非やってみてくださいね。
さて…これだけ『ゴーストカール』を連呼していればGoogle先生も認識してくれることでしょう(笑)
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