更新日:2021年10月11日 / 公開日:2021年10月11日
美容師の河村タカシです。今回はミディアムさんの基本の髪の巻き方をご紹介!毛量が多い人でも今っぽいウェーブヘアが楽しめる巻き方ですので、ぜひマネしてみてください。
今回使用しているコテの大きさは32mmです。髪の毛の長さによってコテの大きさを変える事でスタイリングしやすくなりますが、ミディアムさんには32mm前後の太さのコテが巻きやすくおすすめです。
ミディアムさんの中でも、毛量が多い方は特に、膨らみ過ぎないように巻きに注意が必要です。特に注意しなければならないのが巻く場所です。
髪の毛をコテで巻いた時に髪の毛にカールの形がつきます。髪の毛を巻く方なら「何当たり前のこと言ってるのだろう?」と思うでしょう。
でも大切なのは、いつカールが固定されるのかということ!
髪の毛はコテで巻いた時に熱が加わり、コテを外した時に熱が冷めますが、実はその冷める時にカールが記憶されるんです。
なので毛束をその都度ほぐす事で、一つ一つのカールに動きが出やすくなるんです。
A :毛先をコテでワンカールします。
B・C:毛先をほぐします。
D:毛先に動きが出た状態で固定されます。
全体を均一に巻くとボリュームが出過ぎてしまいます。
顔まわりと表面のみを巻く事で、全体にウェーブ感を出せる巻き髪が完成します。
巻いた毛束をコテの先から逃がすように巻くことで自然なカール感を演出しましょう。
① 毛束の中間部からコテを入れます。
② 毛束をコテの先から逃がすように外します。
③ 自然なカールの出来上がりです。
ここまでは、基本のポイントを解説してきました。ここからは実際にウェーブ巻きする方法をご紹介します。
①② 左サイドの髪の毛を上下にわけ毛先を内巻きにします。その時巻いた毛束をほぐしておきます。
③④ バックは耳下でわけ、毛先を内巻きにします。
⑤⑥ バックの耳上の髪を上下にわけ、それぞれを内巻きにします。(バックは計3ブロックにわけます)
⑦ 右サイドも上下にわけそれぞれを内巻きします。
⑧ 左サイドの顔まわりの髪の毛をとり3つにわけます。
⑨⑩⑪ 分けた3つの毛束を下からリバース(外巻き)中間をフォワード(内巻き)トップをリバースに巻きます。
⑫ 左サイドのトップの顔まわりの髪の毛をリバースに巻きます。
⑬⑭ ⑫で巻いた隣の毛束をフォワードに、その隣をリバースに巻きます。(左サイドのトップ計3束を巻きます。)
⑮⑯ 左バックのトップの毛束をフォワードにその隣をリバースに巻きます。
⑰⑱ 右サイドの顔まわりの髪の毛を上下にわけ下をリバースに巻きます。
⑲ 上下にわけた上の毛束もリバースに巻きます。
⑳ 右サイドのトップの顔まわりの髪の毛をリバースに巻きます。
㉑ 逆サイドと同じようにその隣をフォワード、リバースに巻きます。(右サイドのトップ計3束を巻きます。)
㉒㉓ 右バックのトップの毛束をフォワードにその隣をリバースに巻きます。
fin.ミディアムさんの今っぽウェーブ巻きの完成です。
コテの大きさはこの長さだと32mmがちょうどいい大きさです。
巻く時は、とにかく全体に巻き過ぎないようにすることが大事です!顔まわりや表面のシルエットを作る部分にカールをつけることで、無駄なボリュームを出すことなくウェーブスタイルを楽しめますよ。
この記事のライター
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