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体力の低下を感じるお年頃。肩こりや腰痛予防のためにも定期的に運動をしたほうがいいよな~と考えている人も多いのでは?
でも、ジムに行く時間がない、そもそも運動が苦手で数十年何もやっていない、何から始めたらいいかわからないのが本音ではないでしょうか。
これまでさまざまな健康法やダイエット法を取材してきた私・ライター岩淵も、運動の大切さを頭ではわかっていたものの、なかなか実践することができずにいました。1日中座りっぱなしの私を運動に導いてくれたのが、マシンピラティスです。
OTONA SALONEの取材をきっかけに、「これなら私でもできそう」とチャレンジ。ゆるっとですが、9カ月続いております。
リフォーマーという器具を使って行うため、家では再現できないのが最近の悩み。(家でも運動しようという意欲がわいてきた)
そんなときに出会ったのが、お家ピラティスを発信しているEveさんです。タオルやストレッチポールを利用して、マシンピラティスの動きを再現。運動が苦手、筋力がない人にとっては、道具のサポートがあることで取り組みやすくなっています。
Eveさんが、40代、50代の体形、不調の悩みを改善するお家ピラティスを指導してくれることに。
今回は、背中がかたく猫背の人におすすめの「ヒップリフト」です。お尻や太ももを鍛えるエクササイズとして知られていますが、背中(背骨)の動きをスムーズにする効果もあるそう。
<<前のページ マシンピラティスでも定番の「背中をやわらかく動かし、背面を鍛えるヒップリフト」の動きがオバ体形に有効な理由
高さを出すためにストレッチポール、フォームローラーをフットバーの代わりに使います。初心者がこの動きを行うには足元が安定していたほうがいいので、踏み台や低いイス、ソファなどを利用するといいでしょう。古新聞や雑誌を重ねて段差を作っても。
>>さあ、早速やってみましょう!
ヨガマットなどを敷き、足元にストレッチポールを置きます。踏み台など段差がつけばOK。あお向けになり、足をストレッチポールにのせて膝を立てます。足と足の間は、こぶし1個分あけましょう。両腕はまっすぐ伸ばし、体側に置きます。
足裏でしっかりとストレッチポールをおさえ、骨盤を後傾(自分の顔側に傾ける)させ、尾骨から背骨をひとつひとつ持ち上げて、床から背中をはがします。息を吐きながら行いましょう。
お尻を一気に持ち上げない、反り腰にならないように注意をしてください。肩から膝までが一直線になるのが理想です。
戻るときは、息を吐きながら上から順に背骨ひとつひとつを床につけるイメージでおろしましょう。
足の間隔(こぶし1個分)が広がったり、狭くなったりしないようにもも裏を意識すると、お尻から太もももしっかりと鍛えられます。
深呼吸しながら3回×3セット行って。
回数は目安なので、太ももの裏が痛い、背中がつりそうという人は回数を減らして、徐々に増やしていくといいでしょう。
「このエクササイズを行ったあとは背中が解放され、呼吸がしやすくなると思います。丸くなって縮こまった背中も徐々にシャンとして立ち姿がきれいになるはずです。背面が鍛えられるので、ポッコリ出た下腹も気にならなくなってきます。生徒さんのなかには、マシンピラティスを続けたら身長が伸びたという方もいます。縮まっていた背中がシャンとしたからでしょうか。背中をやわらかくすることで自律神経が整い、心身ともにシャンとするんです。ぜひ、続けてください」
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◆動画で正しいフォームをチェック!
プロフィール
Eve
4歳から器械体操をはじめ、U-12全国体操競技選手権大会 種目別平均台優勝、関西ジュニア体操競技選手権大会 個人総合優勝など、数多くの大会で素晴らしい成績を残してきた。ケガにより器械体操の選手としての道は諦め、パーソナルトレーナーに。高校生のときからジムで指導。2021年にPHIピラティス資格を取得。現在、大阪での対面レッスンと、オンラインでのパーソナルレッスンを行っている。
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この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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