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オンラインによる会議や飲み会など、スクリーンを通じてコミュニケーションを育む場では、画面に映る印象が好感度のカギ。リアルな対面の場と異なり、スマホやパソコンのカメラでは、予想外の“アラ”を拾いやすいことからも、メイクではちょっとしたコツを覚えておくと便利です。
時短美容家の私、並木まきが、40代のスクリーン映えを阻みがちなメイクをお伝えします。

スクリーン上で見る姿は、実際に会うときと比べて、立体感がわかりにくいために、濃い色のポイントメイクはベタッとした見た目になりがちに。眉の場合には、発色が濃いめなリキッドだけで仕上げると、画面上では立体感のない“海苔っぽい眉毛”に見えやすく、これがオバ見えのもとにもなりやすいのです。
オンライン会議には「眉くらいはちゃんと描いておきたい」の心理から、強めな眉メイクで臨んでしまう人もいるかと思いますが、それこそが老け見えを招きかねない原因に……。リキッドアイブロウを使うなら、軽めの発色で明るい色を選ぶのが無難です。

おうちメイクでは、グラデーションの手間を省き、単色アイシャドウでアイメイクを済ませている女性も少なくありませんよね。しかしオンライン会議など、スクリーンを通じた場では、これが垢抜けないオバ顔に見せてしまう原因にも。
40代にも定番カラーである「ブラウン」のアイシャドウは、適当に塗ってもぼやけがちな目もとにインパクトを与えてくれるスグレモノ。けれど、立体感を感じさせにくい動画上では、単色仕上げによって、単なるケバいおばさんに見えるリスクも。
スクリーン映えを狙うシーンには、ブラウン系でも明るめを選ぶか、立体感を出すためにグラデーションで仕上げたほうが、老けたイメージを回避しやすいです。

家にいるときには、マスカラを使わずにアイラインやアイシャドウだけでアイメイクを完了させたくなりがち。けれどこれも、40代がオバさんっぽく見えてしまうメイクの引き金です。
マスカラを使っていないアイメイクは、対面で見ればアイラインやアイシャドウによって、抜け感のあるナチュラルメイクになるものの、スクリーン上で見たときには凹凸感に欠け、目もとが窪んで疲れ顔に見えやすい要因にも。せっかくメイクをしていても、目まわりが疲れているイメージになりやすく、老け見えを招きかねません。
マスカラを使うと重くなるのが苦手……という人は、マスカラ用の下地を塗るだけでも、画面上で立体感が出しやすいです。
写真と同様にオンライン画面上では、パーツごとのメイクによって、見ている人に与えるイメージはかなり変わります。ちゃんとメイクをしているつもりなのに、見た人から「あれ!老けてる!」「疲れてる!」と思われたらガッカリ。年齢を感じさせやすいパーツのメイクは、画面に映るときほど、気を抜かないのが正解です。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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