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結婚してから毎年欠かさず年賀状を出してきたポチ子さん。でも、不妊治療を始めてから旅行することもなくなり、報告したいことも見せたい写真もなくなってきて、年賀状を書くことがだんだん億劫に…。そんなポチ子さんが年賀状制作をまた楽しめるようになったきっかけとは…?
結婚してから毎年、年賀状は出しています。
結婚当初は挙式はもちろん、旅行などのイベントも多く、夫婦2人で写っている写真がたくさんあったので、ネタに悩む事もなく年賀状にどの写真を使うかワクワクしながら、3パターンくらい制作していました。
ですが、ここ数年は(不妊治療を始めてから)旅行をする機会もなくなり、とくにみんなに見せたい写真もなく、お知らせする程の変化もなく、成長を見てもらう子供もいない…。
新年のご挨拶やお世話になったお礼などを書いた後の余白を埋めるものが無くなってしまいました。
ハシャいだ写真をプリントした明るい新婚時の年賀状に比べ、結婚して4年目辺りから渋い柄入り年賀状にご挨拶とお礼を綴っただけの、ものすごく地味な年賀状になりました。
私の字が美しいのであればそれだけで完成された年賀状になるのでしょうが…。
不揃いでガチャガチャと踊っている私の文字ではただただ不格好な…もはや生存報告だけのような年賀状です。
もともと紙やペンを使う作業が好きなので、年賀状制作も楽しかったハズなのですがだんだんと苦手意識が芽生えてしまい、年賀状制作が億劫になりました。
去年のこの時期、年賀状のデザインの事を考えていたら憂鬱になり、ボヤいてしまった事があります。
私と同じように“報告する事も見せたい写真もない”と思っていた方もいらっしゃり共感してもらえた事で、気持ちがスッと軽くなりました。
そして、『埋められない余白ではなく、あえての空間と考えては?』というアドバイスをいただきハッとしました。
今まで余白なく、楽しげな写真や文字で年賀状を埋め、『元気で幸せに暮らしてますから心配しなくて大丈夫です!』とアピールしたい気持ちばかりが先行していて“シンプルの良さ”については全く考えていませんでした。
そんなことがあってから、『結婚をしたら年賀状には増えていく家族写真をプリントするのが普通で、そういう写真の載せられない我が家の年賀状は寂しい…』という自分の勝手な思い込みから解放されました。
探してみると素材だけでもシンプルで可愛い物がたくさんありました。
テープやシールでデコレーションする方法もあるようで、色々なデザインを見ているうちに年賀状制作を楽しむ気持ちが戻ってきました。2017年の年賀状は新調したスタンプやシールを使い、デコレーションに挑戦しました。
上手にセンス良く…とはいきませんでしたが、つまらない気持ちで年賀状を制作していた時とは気分が大違いでした。
2018年はどんな年賀状にしようか…楽しみです。
この記事のライター
ポチ子
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1978年生まれ2011年に結婚しました。約1年間の自己流妊活後、不妊治療を受ける決意をし治療開始。同じ悩みを持つ方や、不妊治療について知りたい方にとって、少しでも参考になればと思い自分自身の不妊治療の体験をブログで綴っております。
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