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お付き合いしているなかで、彼の態度にイラッとしてつい言いすぎてしまうこともあるかもしれませんね。でも、男性のプライドを傷つけるような言い方をすると、二度と取り返しがつかないこともあります。「言ってしまった一言」で関係が壊れてしまったほどのNGワードについて聞いてみました。
「彼と海外旅行の計画を立てていたとき、自分から何も動かない姿に幻滅してしまいました。旅行先でも『俺英語できないし』と私に丸投げ。商店でボラれそうになったときもニヤニヤしながら見てるだけだったので、キレて『ほんと使えないよね。そんなんで仕事ちゃんと出来てるの?』と詰めてしまいました。彼はそれで傷ついたみたいで、後から振られてしまいました。」(27歳/不動産会社勤務)
彼の方も「彼女は細かいし、どうせ自分が提案しても気に食わないと言われるから黙って従っておこう」と思っていたのかもしれません。
相手が自分の思い通りに動かないからといって、人格を否定するような言い方をするのは気をつけて避けたいものですね。
「夫が転職してから年収が200万円近く下がり、家賃が安いところに引っ越さなくてはいけなくなったことを根に持っていました。掃除のことで文句を言われたときに『大して稼いでないくせに家事にケチつけないでよ』と言ってしまったんです。その時は何も言い返してこなかったのですが、半年後に離婚を切り出されました。あの一言がどうしても許せない、この先愛せる自信がない、と言われてしまったんです。」(34歳/元専業主婦)
売り言葉に買い言葉で出てきた一言が、ずっと尾を引いてしまうことがあります。自分の仕事にやりがいやプライドを持っている人からすると、お金を基準にバカにされるのは何よりも許せないこと。カップルや夫婦の間で仕事へのダメ出しはしないほうが正解でしょうね。
「同棲することになったとき、うちの親が『挨拶にも来ないなんて育ちが悪い』と文句を言ったんですね。親の言ったことをそのまま伝えてしまったせいで激怒されてしまい、同棲の話もなくなってしまいました…。」(25歳/保育士)
生まれた環境、国籍、性別など自分の努力で簡単に変えられないものをダメ出しされると、言われたほうは何も言い返せないですよね。そこは「合わない」と思うところがあっても、頭ごなしに否定してはいけない部分です。また、人から言われたことをそのまま伝えるのも大人げない行動です。
喧嘩で思わず出てしまった一言って、言ったほうはすぐに忘れてしまうことが多いですが言われたほうはずっと覚えていたりするんですよね。
特に女性の側は「私はこんなに我慢させられてきた」という不満が爆発して、ついそういった一言が出てしまう傾向があるので、言ってしまった後でも「私は悪くない、言わせたほうが悪い」という被害者的思考になることがあります。
でも、そうなってしまうとお互いの溝が埋まらないですよね。言ってしまった一言は取り返せないので、爆発する前に解決していくことがNGワードを避ける正解なのでしょう。
この記事のライター
上岡史奈
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フリーランスの恋愛コラムニスト。探偵、バー店長など、波乱万丈な男女問題を沢山見てきた職歴を生かし、恋愛コラムニスト、ライター業に。実生活でも結婚、離婚を経験。ソムリエ資格、調理師免許保持。主な執筆ジャンルは恋愛、食、車、Web系。ここ数年癒やしのベランダ菜園にハマり中。aibo飼ってます。
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