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産後ケアホテルを運営するマムズは4月22日、60歳以上で孫がいる女性を対象に実施した「昭和と令和の産後ギャップ」に関する調査を実施しました。
昭和時代に出産した女性に、産後辛かったことを尋ねたところ、最も多い回答は「寝れなかったこと」(52.1%)で、「24時間新生児をケアすることへの負担」(47.9%)、「身体的疲労」(37.8%)が続きました。
産後退院した後は、主にどのように過ごしたか聞いてみると、62.2%が「実家で両親や親族のサポートを受けながら育児をしていた」と答えました。19.3%は「ほとんど自宅で1人で育児をしていた」、15.1%が「自宅でパートナーと育児をしていた」と回答しています。
産後、育児の仕方について、どのように学び、実践していたか尋ねたところ、60.5%が「実家で両親や親族から育児について教えてもらい実践していた」、29.4%が「自身で調べ、試行錯誤しながら実践していた」と答えています。
産後、母体の心身のケアをしながら、24時間新生児のお世話の指導などもサポートしてくれる「産後ケア施設」について知っているか聞いてみると、86.6%が「全く知らない」と答えました。「あまり知らない」(10.9%)を合わせると、97.5%となり、産後ケア施設についてほとんど知られていないことがわかりました。
海外では産後、母体の心身のケアをしながら、24時間新生児のお世話の指導などもサポートしてくれる「産後ケア施設」の利用が一般的となっており、費用は「1泊5万円~」という施設がほとんどです。金額から見た産後ケア施設について聞いたところ、81.5%が「産後ケアは自分でできるのに、高すぎる」、18.5%が「産後は大変なので、その金額で妥当」と答えています。
産後、母体の心身のケアをしながら、新生児の世話の指導などもサポートしてくれる産後ケア施設について、賛成・反対どちらであるか尋ねたところ、70.6%が「賛成」「どちらかというと賛成」と答えました。
「賛成」と答えた人にその理由を聞くと、「24時間新生児の面倒をみてくれるので、ゆっくり寝れそうだから」(53.6%)、「自分が出産したときにはそのような施設はなかったので、羨ましいから」(48.8%)といった意見が上位に挙がりました。「反対」と答えた人の理由としては、「産後ケア施設がなくても無事産後を過ごせたから」(57.1%)、「育児は自分でできるため、お金を払ってまでの産後ケアは不要だと思うから」(42.9%)といったものでした。
自分の娘や、義娘が今後出産すると仮定した際、「産後ケア施設」の利用を勧めたいか尋ねたところ、56.3%が「是非お勧めしたい」「ややお勧めしたい」と答えています。
調査概要:「昭和と令和の産後ギャップ」調査調査方法:インターネット調査調査期間:2022年4月12日〜同年4月12日有効回答:60歳以上で出産経験のある、孫がいる女性119名
マムズhttps://www.mom-garden.jp/
(マイナビ子育て編集部)
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