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今年5月に第一子の誕生を発表したモデルの土岐田麗子さんが、自身のInstagramを更新し、「産後うつなのかな」と思いを綴りました。
土岐田麗子さんは5月25日に第一子の女の子を出産したことを発表。帝王切開で産後はしばらく実家に里帰りしていたそうです。
出産からおよそ3ヶ月が経ちましたが、Instagramに愛犬たちとの子連れ散歩の様子を投稿すると、「今まで普通の生活をするだけでクタクタ!やっと慣れてきてボロボロにならずに1日を終われる日も増えてきたな〜って感じ」と近況を明かした土岐田さん。
赤ちゃんのお世話でいっぱいいっぱいで、二匹の愛犬たちに手が回らず、「回らないどころか言い方がキツくなってしまったり優しくできなくて自分もツラかったし、かわいそうだった」と、ペットホテルに預ける選択をしていた時期もあったといいます。
「”なんで私はできないんだろう”って、みーーんな大切なのに子供たちのバランスがうまくとれないことに、余裕のない自分に、少しメソメソした日々を過ごしていました」(土岐田麗子さんInstagramより)
だからこそ、今、ベビーカーに乗せた娘と愛犬たちとそろってお散歩できたことに、「たったこれだけのことだけど、すっごくすっごく嬉しかった日」と感無量の様子です。「まだまだ上手にママできないよ」と言い、大事な家族に我慢させてしまっていることが心苦しいものの、「上手にできなくてもいいから楽しんで笑顔でいたいなーって思う今日この頃」だと心境を明かしました。
土岐田さんはハッシュタグでも「出産してからちょっとしたことでイライラしたりメソメソしたり性格が変わってしまったみたい」「これが噂の産後うつってやつなの?!」「えっ私まさかの産後うつなのかな」と記し、産後の不安定なメンタルを吐露。この投稿には同じく0歳児ママたちから「お気持ちとってもわかります」と共感する声や、かつて同じような気持ちになったという経験者から「つらいときは助けてもらって」と心配する温かいコメントが寄せられています。
その後、土岐田さんはInstagramを更新し、「昨日の投稿でご心配をおかけしてしまったみたいでごめんなさい!私は元気です♡」と笑顔でお寿司を食べる写真を投稿。家族が一緒に子どもを可愛がってくれ、「主人も私にどれだけ八つ当たりされても仏様対応で恵まれた環境だなぁと思っています」としつつ、「ただ昨日の内容も本当で」とあらためて明かしました。
「気持ちがグズついて戸惑う時もあるけれど初めてのことがいっぱいなので初めて出会う自分がいても不思議ではないよなって受け止めています」(土岐田麗子さんInstagramより)
「産後うつ病」は、その名のとおり出産後のママがうつ状態に陥ること。産褥(さんじょく)精神病と呼ばれる産後に発症する精神障害の1つです。症状の現れ方は妊娠・産後に関係なくみられる“うつ病”と同じ。その違いは出産がきっかけで発症することです。
産後数ヶ月以内に発症し、多いのは産後4週以内です。産後うつ病は産褥精神病の中でもっとも発症が多く、日本では産後のママのおよそ10~15%に見られるとのデータがあります[*1]。
なお、産後に涙もろくなるなど情緒不安定になる背景には、産後うつ病以外にもマタニティブルーズがあります。マタニティブルーズは病気ではなく生理的な反応で、国内では出産したママの30~50%程度にみられるとされています。
赤ちゃんのお世話や発育に関する心配、育児に対する不安などは程度の差こそあれ誰しも抱えるものですし、不眠も産後の不調として比較的よく見られる症状といわれます。ただ、育児の不安などに加えて無気力や疲労感、食欲低下、睡眠障害、焦り、赤ちゃんをかわいく思えないなどが2週間以上続くときは、うつ病が疑われるので医療機関で診てもらいましょう。
参考文献
[*1]日本産婦人科医会「妊産婦メンタルヘルスケアマニュアル」
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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