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娘・ふーみんが少しでも泣くと、夜中でも必ず起きてしまっていた青鹿さん。夫に「全部任せてゆっくり寝てほしい」と耳栓を勧められ、それでも寝られないかもと横になったら、朝まで爆睡。ちゃんと眠れた理由とは……⁉︎
夫が娘・ふーみんを見ている間に、耳栓をして寝た私。「ちょっとでも泣き声が聞こえたら、きっと起きてしまうし、耳栓なんて意味ない」と思っていたのに、朝までぐっすり眠れました。
久しぶりにすっきりと目覚めてリビングへ行くと、そこには娘の世話で疲れ果てた夫がいました。
「ちょうどギャン泣きしててごめんね。泣き声が気になるよね」と、夫。ふーみんは、顔を真っ赤にして泣いていました。
今までだったら、ひどく泣いている娘を見ると、いてもたってもいられなくなって、どうにか泣き止ませなきゃと焦っていたのですが、その日は全然焦りがわいてこず、そればかりか「あら~、顔を真っ赤にして泣いちゃってるの~?そんな顔もきゃわいい~~」なんて気分に。心なしか視界も明るく、夫も素敵に見えました。
一瞬、なぜだろうと思ったんですが、すぐに気づきました。睡眠がたっぷり足りているからだと。今までは娘の世話があるから寝てなんていられないと思っていたのですが、たっぷり寝てから見る娘のかわいいこと、かわいいこと!さらに頭がとってもシャッキリして、家事もはかどって気分がいい!
休んだり眠ることに少し罪悪感があった私でしたが、眠ったほうが気分も効率もいいことに気づき、「積極的に寝て休もう」と思うようになりました。
その後、耳栓を忘れて眠ってしまった日があり、ぐっすり眠れたので「昨晩は、ふーみんの夜泣きがなかったのか」と思ったら、夫によると普段通りギャン泣きしていたとのこと。なんと耳栓なしでも眠れるようになりました。ふーみんの安全を守れる大人(夫)がいると納得できれば、私はぐっすり眠れたんです。
「産後の母親は、赤ちゃんの泣き声に反応して起きてしまう体になる」と信じていたのですが、私は常に気を張っていただけだったという答えにたどり着きました。よく考えると、夫だって娘の泣き声でサッと起きます。性別うんぬんではなかった……!!
「母親だから休めない」ではないし、母親だってコマ切れ睡眠や睡眠不足はつらくて当たり前だと思った出来事でした。
親になっても、なかなか直せないことってありますか?ぜひ、以下のハッシュタグをつけてツイートしてください!私は親になったら、苦手な「部屋の片付け」を頑張れるようになるかな、と思っていたのですが無理でした……。
#親になっても変われない#ふうふう子育て
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次回更新は、9/25(日)の予定です。どうぞお楽しみに!
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青鹿ユウ
漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。 Twitter:@burubanblog:http://aoshikayu.com/
(編集協力:大西まお)
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