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子育て中に人手が欲しいのはどんなとき? ママたちの深刻な人手不足問題

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目次

育児中に「もう無理! 誰か助けて~」と思ったとき、「人手があればもう少し楽になるのに」と思ったママは多いはず。今回は「あと何人の人手があれば楽になるのか」また「どんなシーンでそう思ったか」についてアンケート調査を実施しました。ママたちからのリアルな声をお聞きください。

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(イラスト:mico Ꮚ•ꈊ•Ꮚ @gogo_aokun

子育てをするにあたり、あと何人の人手があれば、もう少し楽になると思いますか?

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男性育休を促進する新制度の施行もあり、令和となった現代では若い世代を中心に「子育ては夫婦でするもの」という意識が高まっています。しかし、今はその過渡期ということもあり、まだまだワンオペから抜け出せないママが多いことも事実です。

そこでママたちに、あと何人の人手があれば子育てが楽になるかを聞いてみたところ、「ひとり」が40%、「2人」が30%、「3人以上」が13%という結果になりました。実に8割以上のママが「少なくともあとひとりは欲しい!」と感じているようです。

そこで、どのようなシーンで「人手が欲しい」と思ったのかについても教えてもらいましたので、抜粋してご紹介します。

こんなときに人手がほしい!

自分や子どもが体調不良のとき

自分の体調が悪いときです。(34歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

自分や親が体調不良のとき。(35歳/医療・福祉/事務系専門職)

自分の仕事が忙しいのに、子どもが体調を崩したとき。(28歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)

今回のアンケートで最も多かったコメントは、(自分・子ども・夫婦・親の)「体調が悪いときに人手がほしくなる」でした。

自分が体調不良で辛くても、代わりに子どもを見ていてくれる人がいない場合は、辛い体に鞭打って育児をこなさなければなりません。また、働いているママは仕事中に保育園から「お迎えコール」が来てしまうことも……。もしそうなったら、お迎えはどうするか、病院には連れて行くかをパパと相談したり、保育園に連絡を入れたりとバタバタに。

さらに、両親や義理の両親の体調がよくなかったり介護をしていると、育児と祖父母のお世話が重なってしまうケースも。そうなると、完全に人手不足でしょう。普段から協力してもらえそうな人を確保しておく必要があります。

家事でバタバタするとき

夕飯の支度をしているのに、子どもにかまわないといけないとき。(37歳/情報・IT/技術職)

ぐずられると家事ができない。(34歳/医療・福祉/専門職)

お風呂や食事の世話をするとき。(40歳以上/小売店/販売職・サービス系)

家事をしている間だけでも、子どもの相手を代わってほしいと思うママは少なくありません。料理や掃除、洗濯を干しているときにぐずられてしまうと、中途半端な状態でストップせざるを得ないんですよね。これが意外とストレスに……。

子どもの人数分の人手がほしい

子どもが3人いるので、子どもひとりに大人ひとりがついてほしいと思うことがある。ご飯のときも大人ひとりが子どもひとりを見ていてほしいし、お風呂はひとりが洗う、ひとりが拭く、ひとりが着替えさせるという感じでやった方が楽。(30歳/自動車関連/事務系専門職)

男女の兄弟なので、体がふたつ必要。ひとり追加だとママの取り合いになるので、別の人ふたりが必要。(40歳以上/情報・IT/技術職)

家事をする人、娘の話を聴く人、息子の話を聴く人の3人(全部自分の分身)がいればいい。(40歳以上/医療・福祉/専門職)

「子どもの人数分の人手がほしい」と答えたママもいました。ママひとりで、子ども複数人を同時に相手するのは大変なこと。子どももそれぞれの思いをママにぶつけてくるので、耳も手も足りませんね。

送迎のとき

送迎のとき。(38歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

平日の子どもの習い事の送り迎え。(37歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)

送り迎えをしながら家事と(食事の)用意をして、さらにお風呂を沸かさなきゃいけないとき。(28歳/機械・精密機器/技術職)

子どもの送迎って、実は結構面倒なこと。習い事の開始時間や、電車やバスの時刻表に合わせて動かなくてはならないのに、時間を気にしない子どもについイライラすることも多いでしょう。まだご飯を作ってないのに……お風呂掃除もしてないのに……送迎と家事を誰かと分担できれば、これほど助かることはないと思ってしまいますよね。

ひとりで出掛けたいとき

ひとりで病院など、用事に行くことができない。(36歳/医療・福祉/事務系専門職)

気兼ねなく美容院やエステなどに行けないとき。(29歳/アパレル・繊維/事務系専門職)

自治会やPTAの会議や美容院など、ちょっと出かけたいとき。(38歳/主婦)

ひとりだとサクサク動けるので短時間で済ませられることでも、子連れだとそれはそれは大変になりますよね。時間は倍以上かかり、手荷物も多くなってしまいがち。「外出の間だけでも、誰か家で子どもの面倒を見ていてほしい……」と思うママも少なくありません。また、「ときにはひとりで気兼ねなく出掛けてみたいから人手がほしい」とコメントしたママも複数人いました。

まとめ

ほんの少しの間だけでも、家事や育児を代わってくれる人がいると、ママの負担が軽くなるはず。「ここであとひとりいたらいいのに」「自分の分身がほしい!」などは多くのママ共通の願望なのでしょう。

家族や地域で子育てをしていた時代とは異なり、核家族化が進んでいる現代では、子育ての負担がすべてママに集中しがちです。とはいえ、ひとりですべてをこなすのはとても大変。まず当事者であるパパにも役割分担を! そのあと、両親や義両親で人員を確保するか、一時保育やファミリーサポートなどの子育て支援の活用を検討してみてくださいね。

マイナビ子育て調べ調査日時:2021年12月3日~2022年1月17日調査人数:123人(22歳~40代までのママ)

(マイナビ子育て編集部)

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この記事のライター

マイナビウーマン子育て

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