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「15歳」で”あるもの”が急増!大人が知らない若者の実態【10代のSNS事情】

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目次

SNSを通じたコミュニケーションが当たり前となった現在。親世代よりも、SNSネイティブである子供の方が抵抗も少ないと思われます。学校に縛られない友人関係が築ける一方、トラブルや事件につながる危険があり、親としては心配もありますよね。実際、子供や若者はネットでのコミュニケーションをどう思っているのでしょうか?

気になる子供・若者のネット上の交流の実態

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内閣府が行った調査の一部で、13歳から29歳までの男女を対象に、ネット上での他者・コミュニティとの関わり(※)を調べたものがあります。その結果、年齢による大きな特徴が見えてきました。特に10代の子供を持つ親は知っておきたい、興味深いデータです。

※ネット上での他者とは、「面識がない、あるいは数回会ったことがあるが、基本的にはネット中心の付き合いの人」を指す

4割の若者はネットでのコミュニケーションを楽しんでいる

インターネット上での他者・コミュニティとの関わり方の「会話やメール等をよくしている」では、「そう思わない(計)」が69.5%になり、「そう思う(計)」を大きく上回りました(※)。

年齢区分別でみると、「そう思う」は「15~19歳」(18.0%)が他の年代と比べ最も高くなっています。一方、「そう思わない(計)」は「13~14歳」(76.6%)が他の年代と比べて最も多く、約8割を占めています。

—————————(※)そう思う(計):「そう思う」と「どちらかといえばそう思う」の合計そう思わない(計):「そう思わない」と「どちらかといえばそう思わない」の合計

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「会話やメール等をよくしている」内閣府「子供・若者の意識に関する調査(令和元年度)」より

「楽しく話せる時がある」かどうかでは、どうでしょうか。この項目でもやはり、「そう思う(計)」は「15~19歳」(48.6%)が他の年齢と比べて多くなっています。また、「どちらかといえばそう思う」よりも「そう思う」の数字に、他との違いが大きく現れているのも注目すべきでしょう。

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「楽しく話せる時がある」内閣府「子供・若者の意識に関する調査(令和元年度)」より

15~19歳はネット上に「強いつながりを感じる」傾向

「何でも悩みを相談できる人がいる」「困ったときは助けてくれる」「他の人には言えない本音を話せることがある」「強いつながりを感じている」という項目では、15~19歳で「そう思う(計)」割合が多く、およそ3割に上りました。

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「何でも悩みを相談できる人がいる」内閣府「子供・若者の意識に関する調査(令和元年度)」より

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「困ったときは助けてくれる」内閣府「子供・若者の意識に関する調査(令和元年度)」より

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「他の人には言えない本音を話せることがある」内閣府「子供・若者の意識に関する調査(令和元年度)」より

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「強いつながりを感じている」内閣府「子供・若者の意識に関する調査(令和元年度)」より

13~14歳と15歳以降で大きな変化が訪れる

今回の調査結果では、「13~14歳」と「15~19歳」で、他の年齢とは異なる特徴が見られました。「13~14歳」では「そう思わない(計)」の割合が多いことが目立ちます。一方、「15~19歳」では、「そう思う」の割合が突出して増えています。

このことから、15~19歳頃の若者は、ネットでのコミュニケーションを行う機会がそれまでよりも増えることが考えられるでしょう。また、ネットを介した交流に対して、ポジティブな意見を持っている人も少なくないことがわかりました。

学校生活よりもネットの方が、趣味や好きなものを通じた「気の合う友達」と出会いやすいのかもしれません。一方で、顔の見えないSNSなどはトラブルも心配になります。学校以外にはどんな友達がいるのかなど、普段から何気なく話題にできるとよいかもしれませんね。

調査概要

■子供・若者の意識に関する調査 (令和元年度)/内閣府調査地域:全国調査対象:13歳から29歳までの男女調査時期:令和元年11月1日から12月2日まで有効回答数:10,982サンプル調査実施機関:オノフ

(マイナビ子育て編集部)

※画像はイメージです

<関連リンク>→思春期の「自己肯定感」の特徴|親が知っておきたい、ある年齢での「危機」とは思春期の子供を持つ親はストレスが多い? 2割が「心理的苦痛を感じている」に該当するという事実若者の2人に1人は社会生活につまずいた経験あり!特に10代後半からの急増が目立つ


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マイナビウーマン子育て

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