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お餅を食べる機会が増えるお正月は、窒息事故が起こりやすくなります。「東京消防庁」の公式YouTubeで「窒息に対する応急手当」について学んでおきましょう。
(※画像はイメージです/PhotoAC)
「東京消防庁」の公式YouTubeは、災害現場における消防隊の活動状況、検証や注意喚起を目的とした各種実験映像などの映像を通じて、安全安心情報を発信しています。
詰まりやすい食べ物のひとつであるお餅を楽しむ機会が多く、お正月ムードで気が緩みがちなこの時期は、思いもよらない窒息事故が起こってしまいかねません。
万が一の事態に備えて、窒息に対する応急手当「腹部付き上げ法」 を知っておくと安心です。ただしこれは窒息している相手が、呼びかけに反応のある場合に限って行うことができます。覚えておいてください。
具体的な方法としては、まずのどを詰まらせた人の後ろに回って両方の腕を脇から通し、片方の手で握りこぶしを作って、おへそとみぞおちの中間くらいの位置に当てます。
握りこぶしをもう片方の手で握ったら、斜め上に瞬時に引き上げます。のどを詰まらせた人が立った状態で行うときは、相手の両足の間に片膝を入れて立ち、体を密着させるようにしましょう。手が届く場合は、のどを詰まらせた人を座らせた状態で行っても構いません。
ただし、内臓を傷つけるリスクがあるため、のどを詰まらせた人が呼びかけに反応しない場合や、妊娠している可能性がある女性、乳児にはできません。これらに該当する場合や、腹部付き上げ法を行っても窒息が続いている場合は、すぐに119番通報しましょう。
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