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セックスを楽しむときに大切なのが避妊。夫婦間であっても、妊娠を望まないのであれば必要不可欠なことですよね。避妊の方法にもいくつかありますが、他の人の避妊法はなかなか聞けないもの。そこで、参考になるアンケート結果がありますので、ご紹介します。
全国の20歳~69歳までの男女を対象に、セックスをテーマに行った調査があります(第4回【ジェクス】ジャパン・セックス・サーベイ 2020)。それによると、いくつかの避妊法の中で、男女とも同じ方法を選んでいることがわかりました。
主な避妊方法として最も選ばれているのは「コンドーム」でした。男性の6割強、女性の約5割が「コンドーム」と回答しています。次に多かったのは「膣外射精法(外出し)」(男性22.9%、女性16.7%)※。これ以外の避妊法はいずれも3%未満と非常に少数でした。経口避妊薬やピルは避妊効果が高いですが、主な避妊法として選んでいる人は少ないようです。
一方、避妊していない人は全体で3割。これらの中には、結婚し家庭をもつ人が増える30代や40代で子どもを望んでいる場合や、50代以上で妊娠の可能性がなくなった場合などが考えられるでしょう。
————————–※膣外射精法はコンドームよりも妊娠する確率が高いと言われ、避妊法としてはおすすめできません。
多くの人が利用しているコンドーム。では、選ぶ際にはどこをポイントにしているのでしょうか?
コンドーム利用者に尋ねた結果、男性では「薄さ」「価格の安さ」「サイズ」の順に選んだ人が多くなりました。「薄さ」は多くの男性にとって重要なポイントのようです。また、女性と比べてサイズを重視しているのは、コンドームが男性の装着するアイテムであることが関係しているでしょう。
一方の女性は、「薄さ」「日本製」「価格の安さ」で選ぶ人が多いことがわかりました。「薄さ」を重視する点は男性と同じですね。
「日本製」を選びたい女性が多いのは、安全性や高い品質を求めているということかもしれません。避妊に失敗した場合に真っ先に負担がかかるのは女性であるため、品質の良いものを使いたいと考える女性が多いのではないかと思われます。
また、女性が装着するものではないので、違いが分かりずらいサイズ感や使用感は、男性に比べるとあまり重視されないようです。
セックスを楽しむときに、避妊方法として多くの人が選択しているのは、コンドームであることがわかりました。手に入りやすい、装着するだけで使用できる、などの手軽さが選ばれている理由でしょう。妊娠を望まない場合に、不安なくセックスを楽しむためには正しい避妊が欠かせません。一般に避妊法と考えられているものでも、避妊効果が低く注意が必要なこともあります。お互いが気持ちよく行為を営めるように、相手を想って避妊のことも考えていきたいですね。
■第4回【ジェクス】ジャパン・セックス・サーベイ 2020調査地域:全国47都道府県調査対象:20歳~69歳の男女調査時期:2020年2月21日から24日まで有効回答数:5,029サンプル
(マイナビ子育て編集部)
※画像はイメージです
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